取得している独自ドメインで独自ドメインのメールアドレスをなんとか取得できないものかと考えてみました。例えば当サイトであるなら「info@mechalog.com」といったメールアドレスです。
無料で取得できるサービスに「Zoho Mail」というサービスがあるようなので使ってみることに。
Zoho Mail / ゾーホーメール
Zoho Mailはインド発祥のメールサービスです。
無料アカウント・有料アカウントとありますが、無料アカウントで5GBまでの容量を使用することができて独自ドメインのメールアドレスを取得することができます。
「Zoho Mail」ライトプランへの登録
無料アカウントで設定できる独自ドメインは1つまでとなっているようですが、物は試しです。とりあえず設定してみましょう。
Zoho Mail公式サイト(https://www.zoho.jp/)にアクセス。
「まずは使ってみて下さい」をクリックします。
アカウントを作成します。
独自ドメイン登録のためのページはコチラからのようです。アクセスするとアカウント作成時に設定したメールアドレスでの認証が求められるので認証作業を済ませます。
このように有料を含めた4つのコースがあるようですが、今回は無料のFREEコースを選択します。「GET STARTED」をクリック。
独自ドメインを既に取得しているのなら「所有しているドメインでサインインする」を選択したままで取得している独自ドメインを入力します。
まだ取得していないのならムームードメインやXドメインといったドメイン取得サービスで取得、または「新しいドメインを購入する」から取得することもできるようです。
これでライトプランへの登録が完了しました。ライトプランでは1つの独自ドメインしか登録することができませんが25個のメールアドレスを取得することができるようです。
「ドメインの認証を続ける」を選択します。
ドメインの認証・設定
DNSプロバイダーの選択画面です。僕はXドメインを利用していますが項目内に名前がないようなので「その他」を選択しました。
するとCNAMEレコードの作成を促されます。
これからドメインの管理画面にアクセスをして設定してみましょう。ドメイン会社によってもちろん管理操作画面が違いますがCNAMEレコード設定の流れは大きな違いはないかと思います。
Xドメインの場合
この認証設定はXドメインの操作について解説していきたいと思います。
Xドメイン管理画面にログイン。「契約ドメイン一覧」→「ドメイン管理」「DNSレコードの編集」を選択。
「新規レコードを追加する」を選択。
Zoho Mailの操作画面を確認して「zb1○○○○○○○」をホスト名にコピペ。タイプを「CNAME(別名)」にする→「zmverify.zoho.com」をコンテンツにコピペ→「レコード追加」を選択します。
Zoho Mail画面から
Zoho Mail画面に切り替えます。CNAMEレコードは環境によってはすぐに反映されない可能性もありますが僕の環境ではすぐに反映できたようです。
画面一番下の「CNAME Lookup」→「認証する」と選択します。
すると「ドメインの所有者を確認しました。」と表示されました。とりあえず所有権が確認できたようです。
ここでは作成するアドレスを入力するのでしょう。アドレスとして使用する任意の文字列を入力します。
ユーザーの追加
ユーザーを追加するというニュアンスがよくわかりませんが、他アカウントを作成、もしくはメールアドレスを追加するということなのかもしれません。
今は特に必要なければ「スキップ」、追加するのなら「ユーザーの追加に進む」を選択。
グループの作成
グループ
組織内でメールを共有したい場合、グループのメールアドレス(メーリングリスト)を利用できます。例えば、顧客サポートの担当者で共有するために、support@makotosaito.jpというメールアドレスをグループのメールアドレスとして作成できます。
同様に、部署、組織、チーム等の単位でグループのメールアドレスを利用できます。
ここも特に必要なければ「スキップ」します。
MXレコードの変更
名前からしてなにやら難しそうな感じがしますが、MXレコードとは何でしょうか。MXレコードはメールアドレスの配送先となるメールサーバーを指定する際に使用するものです。
今回のパターンだとZoho Mailの指定するメールサーバーに受信するように設定するということになります。
今回の場合は先ほどと同じ流れでXドメインにてこの設定を行います。
「DNSレコードの編集」→「新規レコードを追加する」、Zohoの設定例通りにこのように各項目欄に入力します。タイプは忘れずに「MX(メール)」を選択しておきましょう。
追加が完了したら「続けて追加する」を選択。MXレコードをもう1つ追加します。
Zoho Mailの管理画面に切り替えて「MX Lookup」を選択してみました。まだ反映されていない?かもしれません。
続きは次回へ
こんな感じで作業を進めてきましたが、思っていたより長くなりそうなので続きは次回紹介していきたいと思います。
簡単にパッパッと作成できるものかと思っていましたが結構手間がかかるもんですね。それではまた次回。