今やWEBサイトはもちろんですがYouTubeなどの動画も活用して情報発信していく時代です。
ということで今回はYouTubeについてのお話しですが、アノテーションという機能をご存じでしょうか?
アノテーション
アノテーション機能はYouTubeの動画上に表示されるクリック可能な画像やテキストリンクです。
通常お気に入りの投稿者というわけではない限りYouTube動画を見たらそのアクションだけで終了してしまうということも多いかと思います。投稿者はこの機能を使うことで訪問ユーザーに対して次のアクションを促すことができます。
動画の最後で「チャンネル登録お願いします」だとか関連動画を表示させるのによく使われていますね。
カード機能が追加された
そしてアノテーションに続き、2015年の3月からカードという機能が新たに追加されました。カードはYouTube動画内から関連動画や外部リンクをすることができる機能です。
この機能を知ったばかりの時は別にアノテーョンと変わらないのでは?と思いましたが実はカード機能はアノテーションとは異なる機能を持っているのです。
アノテーションはパソコンのブラウザでは表示されますが、スマホのアプリでは対応していないようで表示されないのです。それに対しカードはパソコン、スマホ両端末に対応しているというわけなんですね。
今ではパソコンユーザーよりスマホユーザーの方が増えているというのでこうなるのは必然でしょう。カードはアノテーションに代わる機能とも言われています。
カード
「クリエイター ツール」→「ダッシュボード」、「機能」左側のプルダウンメニューから「カード」を選択。
するとこのような画面に切り替わります。下が投稿した動画のタイムラインになっていますのでカードを表示させたい場所にカーソルを合わせ、右上の「カードを追加」を選択。
その中から作成したいカードを選択するわけですが、今回WEBサイトへのリンクを設定してみたいので「リンク / 作成」を選択します。
自分のサイトのURLがYouTubeアカウントから関連付けられていないと設定できないようなので、「チャンネル」→「詳細設定」から関連付けされているウェブサイトを「追加」します。
次にリンクのURLの入力欄にリンクさせたいURLを入力します。
「カードのタイトル」「行動を促すフレーズ」「ティーザーのテキスト」の項目にそれぞれ入力します。画像も変更しておきましょう。
表示確認
先ほどの設定項目がそれぞれどの場所に表示されるのか確認してみましょう。まず一番最初に現れる表示が「ティーザーのテキスト」になります。
ここでユーザーが右上の「ティーザーのテキスト」をクリックするとこのように表示されます。やや大きめな感じがしますが、こちらの画像は編集画面から見ているカードなので実際はやや小さく程よい大きさになります。
アイコン画像の下が「カードのタイトル」、その下が「行動を促すフレーズ」です。今回URLにしておきましたが、これは例えば「こちらをクリック」や「ブラウザ表示に切り替わります」などのテキストでもかまいません。
カードは1つの動画内で5つまで設定することができるようですが、タイムラインを詰めすぎると見づらくなってしまいがちなので詰めるとしても30秒間隔が推奨されているようです。
まとめ
カードはいずれはアノテーションに代わる機能と言われています。確かにスマホに対応しているというのは、スマホユーザーにもアクションを促すことができるのでそれだけ効果も見込めるのでしょう。
ただし、カードは右上にちょこんと表示されるのでパソコンユーザーからしたら気が付きにくいというのと表示場所が固定されているというのがあります。
その点アノテーションは表示場所を自由に選べるというのがありますし、やはりパソコンユーザーのことも考えると現時点ではカードとアノテーションを併用するというのが効果的な使い方なのかもしれませんね。
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