「XAMPP」インストール方法!MySQLのrootパスワードをコマンドで設定

mysql-window

どうも、saito_sfcです!WordPressでテスト環境を作りたかったので、XAMPPを使って作ってみる事にしました。

photo by Yuichiro Haga

目次

▼この記事の目次

  1. XAMPP / ザンプ
  2. 「XAMPP」インストール
  3. 「MySQL」rootパスワード設定
  4. この記事のまとめ

XAMPP / ザンプ

少なくともApache、MySQL、PHPなどのプログラミング言語が必要になります。しかしこれらを単独でインストールする作業だけでも非常に大変です。
テスト環境を作るだけならXAMPPを使うのが一般的なようです。無料で
WordPressをカスタマイズしてローカルのパソコンで動作確認ができるようにするというのが今回XAMPPを導入する目的です!
単語の意味は・・

  • 「X」→ クロスプラットフォームで動作
  • 「A」→ Apache
  • 「M」→ MySQL
  • 「P」→ PHP
  • 「P」→ Perl

となります。これらのソフトウェアをパッケージとしてまとめたものがXAMPPなんですね。主にテスト環境や学習用としても使われています。

【Apache / アパッチ】

ApacheはWEBサーバーソフトです。正式名はApache HTTP Serverになります。

Apacheには「オープンソース」「無償」「OSに依存しない」「世界中で最も利用されている」という特徴があります。その上多機能で動作も安定しているため、多くのレンタルサーバー業者がApacheを利用しています。

 

【MySQL / マイエスキューエル】

MySQLはOracleが提供しているRDBMS (リレーショナルデータベース管理システム) 。RDBMSはリレーショナルデータベースを管理するためにあるソフトウェア、SQLがリレーショナルデータベースを操作する為のデータベース言語です。

bitnami24
参考 : 「データベースって何?」 初心者から理解する!RDBMS / MySQLについて

こちらもApache同様、「オープンソース」「世界中で最も利用されている」という特徴があり非商用利用であれば「無償」で利用する事ができます。
Mac専用では、その名もMAMP (マンプ) とあります。そうですMacではXAMPPとMAMPと利用できるようですがやはり専用のMAMPの方が利用者が多いみたいですね。LinuxにはLAMPというソフトウェアもあるみたい。

こういったテスト環境として使用する場合無料で利用できますが、商用利用として利用する目的の場合はMySQLのライセンスの兼ね合いがあるのでその辺は要確認です。

「XAMPP」インストール

インストールする前にXAMPPを調べていたらBitnami (ビットナミー) という名称がやたらと出てきます。「Bitnamiって何ぞや?」と調べていくうちに「BitNami for XAMPP」というソフトがあるのがわかりました。

[BitNami for XAMPP]

「XAMPP」ダウンロード

ただし、この「BitNami for XAMPP」を利用するには先に「XAMPP」をダウンロードする必要があるようです。では、「XAMPP」をダウンロードしてみましょう!
Apache Friendsにアクセスします。

▼「Windows向け XAMPP」を選択
bitnami6

素晴らしい!

という変わった解釈の日本語が表示されていますがこれでダウンロードは完了です。

bitnami7

「XAMPP」インストール

ファイルを実行するとこのようなポップアップが表示されます。これはセキュリティソフトに反応していて表示されるもののようです。”セキュリティソフトの影響でインストールが遅くなる”といいった内容なので特に問題としなければ「Yes」を選択。

bitnami8

またまた警告のようなポップアップで驚いてしまいますが、通常のインストール方法の場合特に問題ないようなので「OK」を選択します。

bitnami9

▼「Next」を選択

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確認して「Next」を選択

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▼そのまま「Next」を選択

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チェックを入れたままで「Next」を選択。すると次の章で解説する「BitNami for XAMPP」のダウンロード画面がブラウザ表示されます。

そしてあとは流れのままで「Finish」で起動します!

bitnami3g

「MySQL」rootパスワード設定

MySQLをインストールしただけの初期状態ではrootパスワードが設定されていません。という事で設定します。

XAMPPのコントロールパネルApacheから「Admin」を選択すると「Welcome to XAMPP for Windows 」というブラウザ画面が表示されます。

セキュリティ設定画面が・・ ない?!

 

bitnami20

Apacheからのセキュリティ設定画面がありません。どうやら2015年に画面がなくなったようです。

なんだか、心が折れてきましたがここまで来たらなんとしても設定したいので、設定画面がないならコマンドプロンプトでrootパスワードを設定する事にしましょう。

  //コマンドプロンプトに入力
mysqladmin -u root password

  //設定するパスーワドを入力
New password

  //もう一度パスワードを入力
Confirm new password

するとrootパスワードが変更されたからかこのような画面となる。「config.inc.php」のホスト、ユーザ名、パスワードと一致させる必要があるようです。

bitnami22

ローカルからこちらを編集します。

  //変更1 config → cookie
['Servers'][$i]['auth_type'] = 'cookie'

  //変更2
['Servers'][$i]['password'] = '設定したパスワード'

▼こちらのどこかで見たことあるような画面が表示されればOKです!

bitnami23
あとは「ユーザ名」(root) 、「パスワード」(rootパスワード) と入力すればログインできます!

この記事のまとめ

今日はこの辺で。XAMPP、Apacheのセキリティ画面が無くなったのを知らずに何が原因なのか、ポートが原因なのかと探し回っていたのでどっと疲れたような気がします。

次回は、「BitNami for XAMPP」を使用してローカルにWordPressのテスト環境を作る所までやってみます!

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この記事を書いた人

ジョン齊藤のアバター ジョン齊藤 ブログ運営者 / 執筆者

ブログ歴8年 / 10万PV達成 / ブロガー・動画編集者 / 使用テーマSWELL

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