2017年6月12日、他のレンタルサーバーに続きwpXクラウドもPHP7.1に対応しました。以前のバージョンがPHP7.0.18で今回のバージョンがPHP7.1.4です。
PHP7.1はPHPの最新バージョンです。今年に入り提供開始されたわけではなく、PHP7.1のバージョン自体は2016年12月にはすでにリリースされていました。
その後、さくらのレンタルサーバーでは同月にPHP7.1に対応。ロリポップでも2017年2月に対応しています。wpXクラウドは少し間を置き今回の対応となったわけです。
2020年4月現在、後継のレンタルサーバーwpXスピードはPHP7.4.25に対応しています。PHP8.0まで出ていますが、現時点で推奨されているのはPHP7.4.25です。
PHP7.1に切り替え
wpXクラウドは管理パネル操作でPHPのバージョンを切り替えることができます。ログインしたら左サイドメニューから「PHPバージョン切替」を選択。

続いて「変更後のバージョン」のプルダウンから今回変更するPHP7.1を選択します。PHP7.1も推奨となっているのでPHP7.0からのバージョンアップによる不具合の心配はあまりないかと思います。

ただPHP5からPHP7に移行した際にプラグインによる不具合が生じる可能性があったという話ですので、多くのプラグインを入れている場合は念のため一旦プラグインを削除したり停止させたりと気を付ける必要があります。
今回はPHP5からPHP7のように大幅なバージョン変更ではないため、それほど身構えることもなさそうですがやはり完全に安心とは言い切れません。
一度PHP7.1にしてみてプラグインの影響による不具合を感じたらすぐにプラグインを削除するか、PHP7.0に戻せばいいでしょう。
準備ができたら先ほどのPHPバージョン変更画面の「設定変更」を選択します。
これで切替が完了しました。

その後サイトを確認しましたが、問題なく表示されていました。
PHP7.1の変更点
今回はPHP7.0から7.1のバージョンアップでした。何が変わったかというと言語の記述仕様といった技術面の改善が主な内容なのだそう。
以前のPHP5からPHP7へのバージョンアップ時のように速度が2倍以上とまではいかないですが、性能面でも多少は改善されていることを期待してPHP7.1に変更できる環境であればしておいた方がいいかもしれません。
2020年4月の現時点で推奨されているのはPHP7.4.25です。(wpXクラウド後継のwpX Speed 全プラン)
更新まだの場合は早めの対応をおすすめします。
今回は以上です。ありがとうございました。
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