今は使っていないWordPressを削除(アンインストール)したいという事ってあると思います。
複数のWordPressを一つのデータベースにインストールしている環境で、使っていないWordPressだけを削除したいという場合もあります。
通常のホームページはFTPを使いサーバーのデータを削除すれば大丈夫ですが、
WordPressはバックアップの仕組みでもわかるように、「データベース」「サーバー」の2か所に分かれてデータが保管されています。
なので実際にこの2か所のデータを削除するので2つの作業が必要をする必要があります。
photo by Ervins Strauhmanis
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▼この記事の目次
データベースのデータを削除する方法
データベースを削除するには「phpMyAdmin」というものを操作する必要があります。
なんだか難しそうですがデータを削除するだけならとっても簡単です。
phpMyAdminとは?
ピーエイチピーマイアドミンと読みます。
ブラウザ上でMySQL(データベース)を比較的簡単に設定するための管理ツールです。
MySQLと聞くとやや難しいイメージですがWordPressのデータベース=MySQL なのでWordPressのデータベースを指すのがこのMySQLです。
自分でインストールする方法もありますが「エックスサーバー」「ロリポップ」「さくらのレンタルサーバ」
を使っているならそこから接続できます。
ちなみに「ロリポップ」「さくらのレンタルサーバ」からは「phpMyAdmin」接続はできますが、基本問い合わせなどのサポートはしていないようです。
「phpMyAdmin」を使う前に削除するWordPressの接頭辞を確認します。
WordPressの接頭辞を確認する
データーベース上のWordPressのURLではなく接頭辞という「wp_」という表記名になっています。
デフォルトではこの「wp_」が数字になっていて各WordPressが管理されています。
(ちなみにデフォルトの数字のままだとセキュリティ面で良ろしくないそうです)
1つのデータベースに複数のWordPressをインストールしている場合この数字を見ただけでは何処を消したらいいのかわからないのでWordPressの接頭辞を確認しておきます。
FTPで削除したいWordPressのフォルダまで行き→「wp-config.php」をクリックします。
$table_prefix = ○○の部分が接頭辞です。「Ctrl」+「F」で「table」を検索すれば簡単に出てきます。
phpMyAdminを使いデータベースを削除する
「エックスサーバー」「ロリポップ」「さくらのレンタルサーバ」の各管理画面から「phpMyAdmin」に入ります。
出典 : レンサバネット | phpMyAdminにログイン
「phpMyAdmin」管理画面に入ったら上の「データベース」→「データベース名」を選択して下さい。
先ほど確認した接頭辞「wp_」と同じ項目部分を全て選択し削除します。
例えば「wp1_」だったら「wp1_」を全て選択しプルダウンメニューから「削除」を選び「実行する」をクリックで完了です。
サーバーのデータを削除する方法
データベース上のファイルを削除した後、次はFTPを使いサーバーのデータを削除します。
削除するWordPressがインストールしてあるフォルダを選択し「削除」を選択すればOKです。
なお一度「データベース」「サーバー」の両データとも一度削除すると復旧できないみたいなので。少しでも復旧する可能性があるデータはバックアップしておきましょう。