WordPressのダッシュボードを見るとWordPressの本体アップデートがあったようで自動アップデートされていました。前バージョン、WordPress4.4″Clifford”からのマイナーアップデートです。
2016年1月6日、前バージョンに脆弱性があるとUS-CERTが伝えました。WordPressはこの脆弱性を修正しWordPress4.4.1が同日リリースされました。
今回はバージョンについてのお話しもまとめてみました。
▼この記事の目次
改善された箇所
WordPress4.4.1で修正された脆弱性の詳細については「WordPress.org | WordPress 4.4.1 Security and Maintenance Release」で公開されています。
- 絵文字のサポートを最新に更新した
- 52個のバグを修正した ..等
WordPressの自動アップデート機能
このWordPress4.4.1へのマイナーアップデートは設定をしていなければ、特に意識する事なく「4.4→4.4.1」に自動でアップデートされます。自動なので面倒な人や、管理画面をたまにしか開かないといった人にとっては管理が楽になる機能なのかもしれません。
photo by alex roberts
自動アップデートとは?
WordPress3.7″Basie”から導入されている機能です。新しいアップデートがあった場合、バックグラウンドで自動更新が実施されるというものです。現在のバージョンでもデフォルトだとこの機能がオンになっています。
ちなみに自動更新の対象は全てではなく、デフォルトでコアファイル (WordPress本体) のマイナーアップデートと翻訳ファイルのみになります。それ以外のコアファイルのメジャーアップデート・プラグイン・テーマのアップデートは従来通り手動更新です。
自動更新対象 / デフォルト設定
- コアファイル(マイナーアップデート) / ON
- コアファイル(メジャーアップデート) / OFF
- プラグイン / OFF
- テーマ / OFF
- 翻訳ファイル / ON
マイナーアップデートの自動更新だけなら今回のように脆弱性を修正して最新の状態を保つという場合もありますし、メジャーアップデートと比べ大きく仕様が変更されるというほどの事はないようなです。なのでデフォルトの更新設定のままでも大きな問題はないでしょう。
ちなみに自動更新の設定を変更したい場合、変更する事も可能という事です。
この記事のまとめ
デフォルト設定のままなら、コアファイルに関してはしばらくマイナーバージョンで自動更新になると思われるので、特に気にする必要はないと思います。
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