最近、Windowsにはステレオミキサーという機能があるのを知りました。「PC音+マイク音」を録画するための機能です。
ステレオミキサーと聞くとデバイス機器のような印象ですが、仮想のミキサーになります。通称ステミキ。
用途はスカイプ、ニコニコ動画、ツイキャス、ゲーム実況、ネットラジオだったりと多岐にわたります。パソコン上から流すBGMとマイク音をミックスさせて録音するという方法です。
▼目次
サウンドカードを利用した機能です。パソコン自作していたり旧式のパソコンだと意識する必要がありそうですが、最近のパソコンにはサウンドカードは標準搭載されているので特に意識する必要はないでしょう。
家庭用ゲーム機のテレビ画面を動画キャプチャすることができるアマレコTVにはShadowPlayという機能が備わっているのでステミキは不要みたいです。
ステミキの設定
Windowsを使ったステミキの設定です。僕の環境はWindows10ですが、Windows7以降のOSなら対応しているようです。
まず「サウンド設定」を立ち上げる必要がありますが、10の場合はこのように立ち上げます。
他にも「コントロールパネル」「Cortanaに聞く」「タスクバーのスピーカーを右クリック」で開くことができますよ。つまりだいたいどこからでも開くことができます。
この画面が立ち上がるので、上メニューの「録音」を選択します。
右クリック「無効なデバイスの表示」、右クリック「有効」でステミキを表示・有効化します。
マイクのミュートを解除
ステミキは有効化しただけでは「PC音」を録音することしかできません。ステミキの機能を完全に使うためにマイクのミュートを解除する必要があります。
上メニューから「再生」を選択。
この「スピーカー / ヘッドフォン」のプロパティを編集するわけですが、これは右クリック「プロパティ」またはダブルクリックで開くこともできます。
環境にもよりますが、このようにデフォルトだと音量が少なくマイクがミュート状態になっているのです。
音量を大きくしました。これも環境によりますがそれに合わせて調整すればいいでしょう。
まとめ
今ではBandicamやアマレコTVを筆頭にステミキがなくても動画キャプチャソフトに機能やサブソフトがついている場合もあるようです。今では新しい機能ではないのか情報が少なかった気がします。
ステミキという単語の意味がわからなかったので今回覚えるついでに紹介してみました。以上、のすけ (@nosuke_sns) がお送りしました。