Windows10からとっても便利な機能が追加されているのをご存知でしょうか。
その名も「ゲームDVR (Game DVR)」。ゲーム動画をキャプチャするための機能です。
ゲーム実況をしたいと思った時に最初に立ちはだかる問題。それが「どこの動画キャプチャソフトを使えばいいのか」問題です。
動画キャプチャソフトは種類が多いうえにある程度の知識が必要なソフトもあるのでよくわからないという方も多いかと思います。
photo by Ian Dick
Game DVR / ゲームDVR
「ゲームDVR」なら簡単操作でゲーム動画を撮ることができちゃうんです。僕も試してみましたがめちゃくちゃ簡単ですぐに操作に慣れました。
「ゲームDVR」の特徴
- デスクトップ画面全体、一部だけ指定してキャプチャはできない
- ゲームだけでなくブラウザやソフトウェアの録画もできる
- 1回の録画 (1ファイル) で最大2時間
- 簡単なカット編集ができる
- 30fpsまでしか録画できない
1ファイルで2時間までというのはそれで充分だと思います。ただ、YouTubeに投稿してぬるぬるっとした高画質を目指したいというのなら30fpsまでしか対応していようなのでその辺が少し気になるくらいでしょうか。
ゲームだけでなくブラウザを動画キャプチャすることもできるので、動画でパソコン操作を説明したいという場合にも使えそうですね。
使い方を見ていきましょう
録画したいゲーム画面やウィンドウを開いた状態で、「Windowsキー」+「G」を押します。
「ゲームバーを開きますか?」と、その下に「はい、これをゲームとして記憶します。」と表示されるのでチェックをすればそのウィンドウがそれ以後「ゲームDVR」に記憶されます。
もう一度「Windowsキー」+「G」を押すとこのように表示されるので、赤色の丸いボタンを押せば録画がはじまります。

一番右の「歯車マーク」が設定です。とくにいじらなくても使うことができますが、「ゲームをバックグラウンドで録画」を有効にしておくとゲームを録画していなくても直前にプレイした内容を録画として保存してくれるという機能もあります。マイク録画もできるみたいです。
プレイ中は右上に録画時間が表示されます。

録画を停止させたい時はもう一度「Windowsキー」+「G」を押して赤色ボタンを押します。すると同時に録画したファイルがビデオフォルダ内に「MP4形式」で作成されます。
動画をカット編集
カット編集する機能はXboxというマイクロソフト提供のソフト内にあります。左メニューから「ゲーム録画」を選択。

カット編集したいファイルを選択 → 「カット」を選択。
続いてカットしたい部分を調整して選びます。緑色の部分がカットした後残る動画です。
「オリジナルをカット」にしたら元のファイルが上書きされてカットされてしまいました。元のファイルと別にカットしたファイルを作りたい場合は「コピーを保存」にしましょう。
今回作った動画がこちら。AviUtlなどの複雑な動画編集ソフトを使わなくても「ゲームDVR」でカットすればプレイしてその場でSNSやYouTubeにあげることもできちゃいます。