Windowsには様々なアカウントの種類があって詳しくないとわけわからないですよね。筆者自身がその辺あいまいな把握のままになっています。
今回はっきりさせたい事は・・
という5つの素朴な疑問です。一度この辺を整理してスッキリ解決してみましょう!目次にはありませんが、「管理者」・「標準ユーザー」については2のローカルアカウントを複数作る内で紹介しています。
▼この記事の目次
「ローカルアカウント」・「Microsoftアカウント」の違い
Windows10にログインして利用するには大きく分けてこの2つのアカウントのうちのいずれかが必要になります。それぞれのアカウントを持っている事によって出来る事・出来ない事がありいくつかの違いがあります。
一体何が違うのか見ていきましょう。
ローカルアカウント
パソコンを利用するユーザーを認識するためのユーザー名とパスワードの組み合わせをローカルアカウントと言います。昔のWindowsから存在するいわばお馴染みとも言えるアカウントで、1台のパソコンを使う時のユーザー1人に対してのアカウントです。1台のパソコンを複数人で使う場合は複数作る事も出来ます。
出来ない事
- Windowsストアでアプリをインストールする事
- 同期する事
Microsoftアカウント
Microsoftアカウント (旧Windows Live ID) は1つのアカウントでMicrosoftが提供している複数のサービスが利用出来るようになるというアカウントです。メールとパスワードの組み合わせとなります。Googleアカウントのようなサービスだと思えばわかりやすいと思います。
Microsoftアカウントによって利用できるサービス
- Windows
- Skype
- OneDrive
- Outlook.com
- Office
- Xbox Live
- Azure
- Stores
- その他
出来る事
- Windowsストアでアプリをインストールする事
- 複数のパソコンでの同期
- ローカルアカウントへの切り替え
「ローカルアカウント」・「Microsoftアカウント」その他の違い
・ローカルアカウント情報はローカルに保管され、Microsoftアカウントはマイクロソフトが管理するクラウド上に保管される
ローカルアカウントを複数作る
ローカルアカウントは複数作る事が出来ます。
▼左下の「Windowsマーク」を左クリック→「設定」→「アカウント」を選択します。
▼「家族とその他のユーザー」を選択します。この操作が出来るのは「管理者」となります。
▼他のユーザーのところ「その他のユーザーをこのPCに追加」を選択します。
なお家族用のアカウントも作成出来ますが、この場合Microsoftアカウントが必要になります。
▼メールや電話番号で作る事は出来ますが、持っていなくても作る事は出来ます。「このユーザーのサインイン情報がありません」を選択します。
▼ここを選択します。
このように平仮名・漢字だと後々ソフトウェアのトラブルの原因になりうる可能性があるようなので、アルファベットで入力します。
確認すると追加されています。今回2つのローカルアカウントを追加で作りました。
この記事のまとめ
筆者の場合は自分のパソコンを1人で使っているだけなのでローカルアカウント一つあれば十分ですが、第三者が同じパソコンを利用する事がある場合はこのようにしてローカルアカウントを追加できるというわけです。
念のため追加したローカルアカウントを確認してみたところ、追加したローカルアカウントからは他のローカルアカウントのパスワードを知らなければログインする事は出来ないようです。
見たところパソコンにインストールされているソフトウェアはローカル間同士で共有されるようですが、ファイルなどの大事なデータ、またOSへの設定はローカル間では共有されないようです。Microsoftアカウントも作る機会があれば作って紹介したいと思います。