チャットGPTの機能を強化するCrome拡張を探している
チャットGPTの弱点を補えるツールがあったらいいな
チャットGPTと検索結果を連携させたい

今回の記事はそんなお悩みをすっきり解決します!
文章生成AIと言えばChatGPT(チャットジーピーティー)。
文章生成AIとは人口知能を使い、まるで人間が書いたかのような自然な文章を生成するチャットボットです。
チャットGPTは2022年11月のリリースから破竹の勢いでユーザー数を伸ばし、わずか2ヵ月後には月間アクティブユーザー数が1億人を超えたという驚異的なチャットボットツールになります。



いわゆるChatGPTブームで、あらゆるジャンルに応用できるとしてかなり話題になったね!



すでにブログの記事作成やYouTubeの台本作りに活用している人もいるかもしれません!
そんな「チャットGPTをさらに便利に使うための方法はないだろうか?」
という疑問や悩みを解決するために活用したいのがChrome拡張機能。
Chrome拡張とは、普段検索するときに使うGoogle Chromeブラウザの機能をさらに便利に使うためのツールです。
【チャットGPTの機能を強化する】ためのChrome拡張機能はいくつかありますが、その中でも特におすすめしたいのが「WebChatGPT」です。
WebChatGPTは、一言で言うと「チャットGPT+検索エンジン」を組み合わせた機能を提供するツールです。
チャットGPTの弱点と言えるのが、情報が最新ではない(2021年9月までの情報)ということ。
これがチャットボットの回答がたまに正確ではない原因にもなっているわけですが、チャットGPTの回答に上位の検索結果を組み合わせることでその弱点を克服できるというわけです。
今回はそんなWebChatGPTの使い方をしっかり丁寧に解説していきたいと思います。
チャットGPTの機能を補強したい方必読の内容です。
それでは、始めていきましょう。
Chrome拡張機能とは?



まずは「Chrome拡張とは何ぞや」
ということで簡単な解説をしていきたいと思います!
結論、Chrome拡張とはGoogle Chromeブラウザを機能拡張してさらに便利にするためのツールです。
WordPressで言うところのプラグインだと思ってもらえればわかりやすいでしょう。
具体的には入れるだけでブラウザを高速化できたり一括で別々のURLを開くことができたりと、活用することで効率化をはかることができる拡張ツールです。^
Chrome拡張3つの特徴
だいたいChrome拡張機能のことがわかったところで、その特徴を見ていきましょう。
Chrome拡張の特徴が以下3つです。
- ほとんどのツールが無料で使える
- ツールの種類が豊富
- 簡単にインストールできる
まず1つ目の特徴は、ほとんどのツールが無料で使えるということ。一部アプリ内課金のような有料もありますが、基本は無料で使えるのがChrome拡張です。
次に種類が豊富ということ。
Chrome拡張のプラットフォーム、Chromeウェブストアには数え切れないほど多くのツールがあります。
逆に、ジャンルによっては種類が多すぎて選ぶのに調べたりして手間がかかるかもしれません。
そして何よりChrome拡張をおすすめしたい理由としては、簡単にインストールできて設定も手間も必要としないということです。



Chrome拡張を使いこなしてChromeブラウザをより快適に利用しましょう!
「文章生成AI」チャットGPTとは?
チャットGPT(ChatGPT)は、OpenAI(オープンエーアイ)が開発した大規模言語モデルです。
2022年11月のリリースから破竹の勢いで利用者を増やし、公開からわずか2ヵ月で利用者数が1億人を超えました。



2023年はチャットGPTブームだったね!
AIが記事を書くというWebサービスは以前からありました。botが予めプログラムされた定型文を返すというのが従来のAIの印象です。
ところが、このチャットGPTはまるで中に人が入っているかのように会話を返したりアイデアを提案します。
例えば「さっきの話の」「彼が」といった前の文脈を理解していないと、返答できないような文章も返してくれます。しかもほんの数秒から10秒程度で返答がくるというクォリティーです。
GPTのバージョン
チャットGPTのGPTはGenerative Pre-trained Transformer(ジェネレーティブ・プリ・トレーニド・トランスフォーマー)の略で、これはOpenAIが開発した言語処理モデルです。
チャットGPT3やチャットGPT4という位ですから、もちろんGPT1のシリーズからあります。
ちなみに以下の「パラメーター数」というのは人間の脳で言うところのシナプスに相当するものと思ってもらえればいいでしょう。
GPTシリーズを一覧で見てみましょう。
モデル名 | 公開 | パラメーター数 | 文字数制限 | メモ |
---|---|---|---|---|
GPT-1 | 2018年6月 | 1.17億 | ||
GPT-2 | 2019年2月 | 15億 | ||
GPT-3 | 2020年5月 | 1750億 | ||
GPT-3.5 | 2022年11月 | 3550億 | 2048文字 | 2021年9月までの情報 |
GPT-4 | 2023年3月※有料版ユーザのみ | 100兆 | 2万5000文字 | 2021年9月までの情報 |
「パラメーター数ではなく質が大事」という方向性に舵をきったGoogleの対話型AI「Googleバード」の例があるように「パラメーター数=性能」とは一概には言い切れません。
ですが、現在のチャットGPTは「パラメーター数は多ければ多いほど良い」というスタイルのように思えます。
有料版のチャットGPT4は無料版と比べて見違えるような性能を誇るので気になる方は
「チャットGPT4の登録方法」について簡単に解説した記事もご覧ください。


WebChatGPT / ウェブチャットジーピーティー
ChatGPTをビジネスに活用するなら絶対導入したいChrome拡張機能が「WebChatGPT」です。
一言で言うと「チャットGPT+検索エンジン」を組み合わせた機能を提供するツールとなります。
簡単に説明すると文章生成AIのチャットGPTの仕組みは、膨大なインターネット上の情報を読み込むことによりまるで中に人間が入っているような自然な文章を作成できること。
しかし、この仕組みにはデメリットがあり2021年9月までの情報しか読み込んでいません。
つまり「最新の情報が仕込まれていない」ということです。
これがたまにチャットGPTの情報が正確ではないという原因にもなっています。
今回紹介するWebChatGPTを導入することでネット上の最新の情報を読み込むことができるので、そんなチャットGPTの弱点を克服できるというわけです。
物は試し、こちらの拡張機能ツールも使ってみたいと思います。



従来の「ChatGPT機能」の弱点を補う「検索機能」。
これはかなり使えるChrome拡張機能かもしれないワン!
WebChatGPTのインストール方法
まずはChromeウェブストアからWebChatGPTをインストール。
以下のURLからアクセスしてください。
アクセスしたら「Chromeに追加」→「拡張機能を追加」をクリックしてブラウザにインストールします。


するとOpenAIのチャットGPTアカウント画面が開きます。
アカウント画面の一番下に新しい項目が追加されているはずです。


WebChatGPTの使い方・設定方法
Chromeブラウザへのインストールが済んだところで、さっそく使い方を見ていきましょう。
こんな質問を投げてみます
「美味しいカレーの作り方を教えてください。」
すると普段のAnswerに加えて「Quick Search」に検索結果のURL+タイトルが一覧表示されます。


文字数は70文字程度に抜粋されていますが、検索結果上位の記事も一覧表示されます。





各検索結果への外部リンクもあるので、記事の内容が気になる方はそこからチェックするといいかもしれません!
One-click prompts
続いての設定方法を見ていきましょう。
One-click promptsは、WebChatGPTの新機能です。



情報が少ないので、おそらく2023年8月のアップロードあたりから実装の新しい機能だと思われます!
その名もOne-click prompts(ワンクリック・プロンプトス)。
つまり、ワンクリックで簡単にプロンプトを使うことができるという機能になります。
AIで言うところのプロンプトは、ChatGPTに指示を出すための命令文です。
例えば単に「ブログの文章を書いて」だけだと文章生成AIの性能の半分も発揮できていません。
そこで
「ブログの文章を書いて ・ あなたはSEOの専門家です ・ 3000文字程度で ・ 5つ見出しを作って ・ 検索意図は○○です ・ 7つの共起語を入れて」
といった明確な指示を出すことで、本来持っているChatGTPの力を引き出すことができます。
2023年のChatGTPブームで注目されているのがこのプロンプトで「プロンプトエンジニアリング」という新しい職業までできて、にわかに注目を集めているのです。
まずはChatGPTアカウント画面左下の「One-click prompts」にチェックを入れましょう。
例えばこのようにSEOやライティングの専門家になりきった文章を書いてくれるというわけです。





つまりAIへの明確な指示(プロンプト)を設定だけで自動的に行ってくれる機能なんだワン!
Web access
続いての設定を見ていきましょう。
以下3か所の設定です。
- results / 検索結果を何記事分入れるか
- Yahoo Seach・Google Seach / どの検索エンジンを使うか
- Advanced / 難しい設定
resultsはデフォルトで6記事となっています。
SeachはデフォルトでYahoo!検索です。Advancedでその他設定の微調整を行うといいでしょう。



この設定を変えるには「MaxAI.me」という別のChrome拡張機能を使う必要があるみたいだワン!
WebChatGPTをより便利に使うには「MaxAI.me」という別プラグインをインストールするのもいいかもしれません。
まとめ
まとめです。
今回は【チャットGPTの機能を強化する】ためのChrome拡張機能「WebChatGPT」を紹介しました。
WebChatGPTは「チャットGPT+検索機能」を組み合わせた機能を提供するツールです。
チャットGPTの弱点である、最新の情報ではない部分を補うことができるチャットGPTの機能を強化するツールと言えます。
文章生成AIチャットGPTに関連する記事がいくつかあります。少しでも気になった方はそちらの記事も今すぐご確認を。
今回の記事が参考になれば幸いです。最後までありがとうございました。
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