「つまずく」「つまづく」どっちが正しい?

つまずいて転ぶバッファロー

「つまずく」と「つまづく」、どちらが正しいのかわからないということがあります。漢字で書くと「躓く」ですが、実はどちらで試しても同じ漢字に変換されるのです。

  • 「つまずく → 躓く」
  • 「つまづく → 躓く」

つまずくとつまづくどちらが正しいのでしょうか。

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▼目次

  1. どちらが正しい?
  2. 現代仮名遣い
  3. 躓くの語源
  4. まとめ

どちらが正しい?

正解はつまずくです。

つまづくでも不正解というわけではないのですが、容認という形なので正式に使用される方はつまずくになります。

躓くには2つの意味がある

1つ目は、歩いているときに石や段差にぶつかって躓いてしまうという意味です。
もう1つは、勉強しているときやビジネスをしているとき思わぬ障害につきあたって躓いてしまうという物事に挫折してしまうときに使われます。

現代仮名遣い

現代仮名遣い(げんだいかなづかい)は、1946年11月に公布された現代かなづかいを1986年7月1日に改定したものです。

現代仮名遣いの対義語としても使われている言葉で、歴史的仮名遣いがあります。これは江戸時代の言葉を元に用いられたもので明治時代から戦前まで日本で使われていた仮名遣いです。
今でもこの歴史的仮名遣いを支持する人がいるようで、例えば「思う→思ふ」「言う→言ふ」「わかった→わかつた」「まっくら→まつくら」と表記されるのが歴史的仮名遣いです。

たまに見る機会がありますが、私たちにとってあまり馴染みのない「い→ゐ」や「え→ゑ」も歴史的仮名遣いとなります。

「じ」と「ず」

文部科学省が公開している「現代仮名遣い」に関する内閣告示及び内閣訓令についてを見てみましょう。


次のような語については、現代語の意識では一般に二語に分解しにくいもの等として、それぞれ「じ」「ず」を用いて書くことを本則とし、「せかいぢゅう」「いなづま」のように「ぢ」「づ」を用いて書くこともできるものとする。


例 せかいじゅう(世界中)


いなずま(稲妻) かたず(固唾*) きずな(絆*) さかずき(杯) ときわず ほおずき みみずく


うなずく おとずれる(訪) かしずく つまずく ぬかずく


ひざまずく あせみずく くんずほぐれつ さしずめ でずっぱり なかんずく うでずく くろずくめ ひとりずつ


ゆうずう(融通)

この中にはっきり、つまずくとすると書かれています。上記に該当する単語の場合「じ」・「ず」どちらかを用いるのが正解なのです。

なお、「ぢ」・「づ」で書いても良いとされています。つまりこちらは容認と同等の意味です。

躓くの語源

躓くの語源は、爪突くです。爪を突く → 爪が障害物に突きあたって体がよろけるという意味になります。

爪突くという漢字であればつまづくと書くといわれますが、現在は躓くという漢字を書くのが一般的なのでこういった意味でもつまずくと書くのが正しいのでしょう。

まとめ

躓くの読み方についてまとめてみました。

他にも「使いずらい」や「使いづらい」がありますが、この場合は「使いづらい」が正解です。「使う」のが「つらい」のですからそこに濁音をつけて使いづらいと覚えておくとわかりやすくていいと思います。

このように仮名遣いについてわからない場合は、現代仮名遣いを参考にするか漢字の読み方から考えるといいでしょう。

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