「タブレット端末が欲しい」と思っても、一言にタブレット端末といっても様々な種類がありますから何を選んでいいのかわからなくなってしまいますよね。
購入後に「やっぱり違った」と買い替えるはめになってしまわないためにも、購入前のしっかりしたタブレット選びが肝心です。
購入前に決めておきたいのが「OS選び」・「サイズ選び」・「性能」この3つです。今から順に解説していきますので、この3つのポイントをしっかり押さえておきましょう。
OS選び
スマートフォンのようにタブレット端末にもOSの種類があります。Android、iPad、Windowsです。
iPad
タブレットといえばiPadというイメージで定着していった感じがします。
アップル社の製品なのでその特長はやはり、洗練されたフォルムと高いデザイン性にあります。性能だけでなく、ワンタンク上のお洒落を求めたいのなら迷わずiPadでしょう。
現在はWindowsタブレットに押されてきた感じがありますが、今だ根強い人気があるタブレットです。
Android
AndroidタブレットはスマートフォンのAndroidと同じように多数のメーカーから発売されています。そしてタブレット市場NO.1のシェアで市場を圧倒しているOSでもあります。
出典 : mspoweruser.com
ということから、やはりその豊富なバリエーションと自由度にに注目しておきたいところです。
Windows
Windowsといえば2016年話題になったWindows10のようにパソコンのイメージが大きいですが、Windowsタブレットもあります。
このWindowsタブレットで主流になっているのが「2in1」仕様の端末モデルです。これはタブレット本体とキーボードを一体化している端末ということですが、「2in1」の最大のメリットは使い外して通常のタブレットとして使用したりキーボードを装着して作業を行ったりと用途によって使い分けできるというところです。
デュアルOS
中華圏のタブレットになってしまいますが、デュアルOSという選択肢もあります。これはAndroidとWindowsといった異なる2つのOSを切り替えて使用することができるという端末です。
通常のタブレットではOSの種類が限定されているので、こういった切り替えて使用できるという端末を欲しいというユーザー層にとっては便利なタブレットといえるでしょう。
関連記事 :「タブレット端末」iPad、Android、Windowsの違いを知ろう
このようにOSだけで様々な選択肢があります。端末モデルを選ぶ前にOSを選んでおきましょう。
サイズ選び
OSの種類を選択したら次はサイズ選びです。
例えばネット通販で購入するのであれば購入前にしっかりとサイズを選んでおかないとイメージと違ったという問題になってしまう可能性があるため、最悪の場合買い替えるということになるでしょう。
そうならないためにも、サイズ選びはしっかりとポイントとして押さえておきたいところです。タブレットのサイズは小さなものであれば7インチ。大きなものだと20インチとその幅は大きく異なります。
サイズの主流は7~8インチ、もしくは10インチとなります。用途によってそれに適したサイズを選んでおきたいところですね。
7~8インチ
タブレットの中では最も小さいサイズの端末です。10インチ以上のタブレットに比べると手軽なサイズ感覚で、片手で持てることも可能なサイズになります。
スマホを大きくした感じを想像するとイメージしやすいでしょう。
出典 : android.f-tools.net
4.3インチスマホと7インチタブレットの比較
バックに入れて出先で使用することもできますし、通勤電車の中でニュースサイトを読むにも最適なサイズとなります。
Fireタブレット h4
そして7インチといえば電子書籍を読むのに最適なサイズといえます。Kindle本を読むための端末、Fireタブレットでは「Fire タブレット 8GB、ブラック」という8980円のお得な端末が人気です。
2016年現在、AmazonではAmazon会員限定でこのFireタブレットが4000円オフになるというサービスを実施しています。
大変お得なサービスですし、何よりこちらのFireタブレットが7インチサイズなのです。
8インチだとこれよりやや大きいサイズになります。7インチ・8インチは持ち運んで外・旅行で使いたい、電子書籍を思う存分読みたいというユーザー向けのサイズとなるでしょう。
10インチ
10インチサイズのタブレットは大きめのサイズになります。 このサイズは持ち運べないことはないですが、気軽に持ち運べるという大きさではないため家用として使用したいというユーザー向けのタブレットとなるでしょう。
出典 : securitysoft.asia
YouTubeや動画配信サービスで、動画コンテンツ・映画をじっくり観たいというシーンに最適なサイズといえます。
ネット閲覧や、もちろん電子書籍も快適に見ることができるサイズです。様々なコンテンツを大画面でじっくり楽しみたいというユーザー向けになるかもしれません。
20インチ
20インチのタブレットもあります。これはノートパソコンの画面の大きさをイメージするとわかりやすいです。
「でかい!」という印象を与えるサイズです。
このサイズならノートパソコンのように完全固定されている方が使いやすいのでは..。とも思ってしまいそうですが、複数人で使う場合や法人用での分野で活用されているようです。
パナソニックから「TOUGHPAD 4K」というモデルが発売されていますが、価格は40万円超えと結構なお値段です。
専用のクレードルを使用すれば、立てかけて作業しやすい環境で使用することができます。
性能で選ぶ
外見だけでは判断できないのが性能です。格安で購入できるからといって安易に購入してしまうと、納得ができる性能のタブレットを購入できないということにもなりかねません。
やはり発売年数が比較的新しい端末、価格が高い端末になるほど高性能なタブレットになりますが具体的にどのような点がポイントとなるのでしょうか。
性能が低いタブレットになると動作がカクカクしてしまう可能性があります。これはメインメモリーが低いことによって処理速度が低下してしまうということからです。
できるだけサクサクな動作のタブレットを選ぶためには、メインメモリー選びがポイントになります。
メインメモリー
容量の種類がこちらになります。
- 「1GB」
- 「2GB」
- 「4GB」
- 「8GB」
一番高性能なのはもちろん8GBです。ビジネスの使用用途が多くガンガン作業するというのなら8GBは欲しいところです。
続いて2GBが標準的な容量といえるでしょう。通常の使用用途ならこの大きさで問題ありません。一般とビジネスと併用しているというのならば4GBがおすすめです。
そして容量が低いのが1GBです。これは比較的低価格なタブレット端末に搭載されている可能性がある容量ですが、容量を必要とするコンテンツやアプリを多く利用するというユーザーは1GBではなくできれば2GB以上のタブレットを選ぶといいでしょう。
まとめ
タブレット端末の選び方を紹介しました。タブレット端末選びは「OS」「サイズ」「性能」これら3つのポイントをおさえることが大事です。
購入してから「やっぱり違った」と買い替えることがないようにしたいものです。
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