キャリアを解約してきました。そうです今日は1日なので解約するためにショップまで行ったのです。
なぜ1日に解約の手続きをしたかというとauキャリアには「1日解約ルール」というものがあり (ソフトバンクはわからないがドコモもそうらしい) 、2日に基本料が加算されるので1日に解約をしてしまえば解約月の基本料がかからないというものです。
photo by miniyo73
▼この記事の目次
2016年1月1日から変更
以前「「auの誰でも割について」 2016年から料金プランが変更されたようです。」でも紹介しましたが、以前は例えば半ばの15日に解約したら基本料金の半分の金額がかかっていました。
これが今年の1月から2日に解約しても、15日に解約してもかかってくる金額は同じで基本料金全額加算されるというものです。一応窓口で確認したらかかるのは誰でも割の契約解除料だけで基本料金はかからないという事でした。
まぁ、月半ばや月末の時ですぐに解除したければその時点で解除すればかかる料金は多分同じなので1日まで待つ必要はないと思います。あくまでも2日や5日とかに解約をするなら1日付けで解約をしてしまえばお得になりますよという話です。
契約解除料
いざキャリアを解約しようという時に一番気になるのが契約解除料でこれが俗にいう「キャリアの2年縛り」と言われているものです。
2年縛りとは
大手各3大キャリアが導入している仕組みで、基本料金が安くなるという事が約束される代わりに長期の契約を交わし2年以内に解約をしたら9500円 (税別) の契約解除料が発生してしまうというものです。契約解除料を発生させる事なく解約できるのが契約から24か月経過した25か月目の1か月間のみで、その1か月間を過ぎると自動的にさらに2年間契約が更新となります。
なぜ各携帯キャリアがこのような仕組みのシステムを合わせたようにとるようになったかというと、老若男女問わず日本中に携帯電話が普及した事によるそうです。携帯電話の黎明期~普及するまでの時期を過ぎ日本の人口を超えるまで普及すると各キャリアとも今度は既存のユーザーの抱え込みをする時期を迎えます。
そこで各キャリアがとった策とも言えるのがこの2年縛りなのです。基本料金を半額程に安くする代わりに2年間は契約をする必要があるので、その期間はユーザーを抱え込む事が出来るし2年以内に解約をするとしても契約解除料が発生するのでユーザー側から見てメリットがありそうなシステムですが実はキャリア側からもかなりのメリットを生む仕組みのようです。
2015年は総務省がキャリアのSIMロック、2年縛りなどを問題視し改善するように要請しました。2015年5月には「SIMロック解除が義務化」という方向になり2年縛りについてはさすがに全廃にはならないにしろキャリア側から1年縛りに変更するか、契約2年以降は契約解除料がかからずに自由に解約が出来るなどの案が出ていたそうです。
2016年1月末の各最新ニュースによると
ドコモが2015年3月頃から2年縛りの契約解除料がかからない期間を1か月間から2か月間にすると発表したそうです。KDDI (au) 、ソフトバンクもこの流れに続くそうです。
私の場合はこの2年縛りがまだ1年近く残っているので違約金はかかってしまうそうです。まぁ、しょうがないでしょう。ただ2月1日に解約した事により基本料金全額がかからないので、2日以降に解約をするよりもその分はお得に解約できるという事になります。
ポイントが使えない?!
今回解約にあたって特に気にもしてませんでしたが、ショップで解約をしてから気になった事がありました。2年以内に解約した事による契約解除料9500円の支払いはその場の窓口ではなく従来通りに月末の支払いになるそうですがこんなやり取りがありました。
ショップ店員「ポイントが1000ポイント程ありますが、どうしますか?」
自分「契約解除料に充てて下さい」
ショップ店員「ポイントは契約解除料に充てる事は出来ません。店頭の充電器などグッズと交換する事は出来ますが、1000ポイントじゃ替えるものはないですよね・・」
事前に使っていれば良かったのか、ショップごとに違うものなのかさておきポイントは契約解除料に充てる事は出来なく、消滅してしまうそうです。
1000ポイント程では充電器とかと替える事も出来ないようです。そもそも解約するので充電器とかは必要ないと思われますが、まぁしょうがないです。
それよりも少しだけ気になるのは、じぶん銀行の「プレミアムバンク for au」がもう使えなくなるという事です。
「プレミアムバンク for au」とは?
じぶん銀行はKDDIと東京三菱UFL銀行が提携している銀行です。一般の方でも十分使える銀行ですが、auキャリアを契約している全てのユーザーにはじぶん銀行の「プレミアムバンク for au」というサービスが付与されます。
ATMの手数料は回数問わず0円。じぶん銀行あての振込なら回数問わず0円、他行あての振り込みだって月5回まで0円なんです。(2015年10月以前は他行あても回数問わず0円でした)
ネットオークション、ネットショップなどをやっていてATMを利用する機会が多い人はいいかもしれません。
解約前に確認する事
解約前に確認する事を紹介したいと思います。
・電話番号はどうするか?
解約するとすぐにキャリア番号、キャリアメールは使えなくなります。事前にどのキャリアにするか、MVNOにするかなど決めておきましょう。
・2段階認証などに使われるコード受け取りをSMS・キャリアメールに設定している場合はアプリ受け取りなどに変更する
ちなみに私はしばらくは「050IP電話」を使い完全Wi-Fi運用をしようと思っています。キャリア番号が使えなくなるという事はSMSも使えなくなるという事なので、SMS認証・キャリアメール認証の受け取りを設定しているサービスは事前に以前紹介した「Google認証システム」を使い変更しておきました。
▼変更したサービス
- Googleアカウント
- Dropbox
- ネットバンク …など
事前にSMS認証、キャリアメール認証からアプリ認証などに変更しておかないと解約したキャリアSMS・メールに確認コードが内部的に届いてしまって、確認書類を郵送してもらうなどの手続きをする事になってしまいます。
この記事のまとめ
Wi-Fi完全運用とはモバイルツーターを使い普段使っているパソコンの通信と合わせてしまう事です。私は以前紹介した「050IP電話アプリ – SMARTalk」を使っているのでスマホの使用料金は通話を使用しなければ月額0円となるわけです。ちなみにSMARTalkならかなり電話を使用しても国内電話/国際電話 1分間 16円 (税抜/非課税) なので驚く程格安です。
私の場合は電話を仕事で使っているわけではないので050で十分だと思います。使ってみて不便であったりMVNOで使ってみたいサービスがあれば後々変更するかもしれません。今の所電話・アプリは使えるし、万が一アプリやWEBサービスでSMS認証しなければならない場合も「Nextplus – 電話番号を持っていない場合でもSMS認証する方法」SMS認証をする事は出来ます。
ただ、Wi-Fiがなければスマホはもう使用できなくなったので、モバイルルーターは普段から電源を入れて携帯と一緒に持ち歩く必要があります。ちなみになんらかの場合でモバイルルーターの電源が落ちている時に050番号に電話があった場合は、メールで着信通知を教えてくれる機能もあります。
コメント