「無線LANの基礎知識」 SSIDとは?ステルス機能はセキュリティ面で効果なし?!

SSID

めちゃログです。この記事は無線LANの基礎知識です。今回はSSIDについて根掘り葉掘り色々と調査してみました。

photo by Darin McClure

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▼この記事の目次

SSIDとは?

SSIDはアクセスポイントを識別するための名称になります。Service Set IDentifierを略した名称です。「wx01-1○○○○○」「atem-c○○○○○」「4CE○○○○○」などの数字が一覧で並ぶアレです。

街中・電車の中・カフェ・集合住宅などの場合はおそらく周辺にいる人が使用しているであろうSSIDがズラーっと一覧表示されます。このようにアクセスポイントが複数ある時に自分のアクセスポイントが (あるいはどのアクセスポイントにするか) 識別できるためにあります。またSSIDとはIEEE 802.11に準拠したアクセスポイントの識別名です。

【IEEE 802.11という無線LANの規格】

IEEE 802.11 (アイトリプルイーハチマルニーテンイチイチ) とは無線LANの規格になります。このIEEE (Institute of Electrical and Electronic Engineers) というのは米国電気電子学会の事で、1963年に設立された世界160カ国以上に会員を持つ団体です。
この規格にはいくつか種類がありかつてはIEEE 801.11b/gが良く使われていたようです。

新しい規格IEEE 802.11acとIEEE 802.11ad

IEEE 802.11acは2014年1月に規格化された新しい規格で、IEEE 802.11nの改良版となります。5GHz帯の電波を使い433Mbps~理論上は6.93Gbpsという高速化を実現できるという通信規格です。また60GHz帯を使ったIEEE802.11ad (WiGig) という規格もあります。

ちなみに私が持っているルーター「Speed Wi-Fi NEXT WX01」を確認してみるとIEEE 802.11a/b/g/n/ac対応となっていてこれらの規格にほぼ対応しているようです。

・「IEEE 802.11a」… 最大速度54Mbps
・「IEEE 802.11b」… 最大速度11Mbps
・「IEEE 802.11g」… 最大速度54Mbps
・「IEEE 802.11n」… 最大速度600Mbps
・「IEEE 802.11ac」… 最大速度6.93Gbps
・「IEEE 802.11ad (WiGig)」… 最大速度7Gbps

SSIDとESSID

無線LAN関連の情報にはよくESSIDという言葉も使われます。ESSIDというのは元々はSSIDを複数のアクセスポイントを設置した所でも使えるように拡張したものですが、現在ではESSIDとSSIDは同じ意味で使われる事が多いそうです。

後述する「ESS-IDステルス機能」にもESSIDという単語が使われています。無線LANのネットワークをESS (Extended Service Set / 拡張サービスセット) と言い、そのIDという事でESS-IDという意味になるそうです。

SSIDは変更できます

このSSIDは、任意の英数字の32文字までの文字列に変更する事もできます。またこのSSIDは出来ない場合もあるそうですが、日本語の平仮名や漢字で面白いSSIDにもする事も出来ます。海外ではご近所にメッセージを送ったケースもあるみたいです。

災害時に使える「00000JAPAN」というアクセスポイント

また大規模災害時に無料で開放する公衆無線LANのSSIDが「00000JAPAN (ファイブゼロジャパン)」になります。そのような場合でもインフラを確保するためのサービスで、発生時から72時間以内には開放されキャリアを問わず利用する事が出来るようです。

数字のゼロが並ぶのはアクセルポイント一覧で一番上に表示されやすいため見つけやすいからという理由らしいです。

ステルス機能はセキュリティ面で効果なし?!

Key
photo by Daniel Lee

このSSIDを隠してくれるための機能が「ESS-IDステルス機能」になります。ステルス (Stealth) とは忍び・こっそりする事という意味です。スマホ・PCから無線LANアクセスポイントを探した時にSSIDが見えなくする事が出来るという機能です。

アクセスポイントを発信するビーコンにSSIDの情報を含めないようにします。

【ビーコンとは?】

ビーコン (Beacon) とは日本語翻訳してみると、のろし・遠くから見える目印・発信機・標識・無線標識という意味です。このような意味から存在・位置を知らせるために信号を送る装置の事を言います。

世の中には様々な分野でこのビーコンが用いられています。AppleがiPhoneのiOS7からiBeaconを搭載した事から話題になったようです。

無線LANで端末には親機 (おやき) と子機 (こき) と2種類存在します。親機である無線LANアクセスポイントが定期的にビーコン信号と呼ばれるものを発信していて、この信号の中にSSIDやMACアドレスも含まれるのです。子機であるパソコンやスマホはこのビーコン信号をひろいます。

SSIDというのは根本的にパスワードではなくネットワークを識別するための名前です。ステルスをONにするとこの名前を非表示にするというだけでSSIDの情報が無くなったわけではないので「ESS-IDステルス機能」でSSIDを非表示にしたところでセキュリティが向上するという事ではないようです。

ステルス機能を使っても見つける事は出来る

ステルス機能で隠されたSSIDでもWEBツールを利用するだけで、見つけようと思えば簡単に判別し見つける事が出来るようです。

この記事のまとめ

ルーターの「クイック設定Web」の記事を書くために設定をしていたらわからない事が多かったのでまずは基本のSSIDから記事にしてみました。ステルス機能に関しては私自身が設定をしようとしていましたが、かなり入念に調べた結果やっぱり設定しない方がいいという結論になりました。

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