普段あまり使う機会はないですが、物の長さを測りたい時にたまに必要なのが定規です。
とはいっても、使う機会が少ないのでどこにしまったのかわからなくなってしまうこともありますし、そもそも定規自体が家に無いという人もいるでしょう。
無ければコンビニやAmazonなどで購入するのもありですが、たまにしか使わないのにわざわざ購入するのも面倒です。
そんなときに導入したいのが、スマホが定規に早変わりするアプリ「定規,Ruler」です。
定規 (Ruler App)
こちらのアプリはiOS・Android両端末対応です。今回Android端末にインストールしたいと思います。
インストール完了後、起動するとこのような画面が立ち上がります。ここで「cm」か「inch」を選択するわけです。

【

inch / インチ】1inch = 2.54cm
先ほどの長さの単位を選択するだけでセットアップは完了です。まずは使ってみましょう。
定規の長さはもちろんスマホ端末の大きさによって違ってくるかと思いますが、今回使用したスマホ(画面サイズ 5.5インチ)では11.7cmまで計測できるようです。

例えば30cm程度の大きさの物を測るのであれば、このアプリを起動して3回合わせれば計測できることになります。ただしその方法だと1~2mm程度のズレが生じてくるかと思われるので1mmのズレも許されないという状況であるのなら本物の定規を用意する方がいいかもしれません。
続いて左側の3つの項目を見てみましょう。

まずは左の「風車マーク」。ここでcmとinchを変更することができます。無料版だと広告が表示されてしまいますが、250円の有料版であれば広告が表示されることなく快適に利用することができるようです。
「全てのテーマ+広告非表示」であれば700円です。こちらは先ほどの広告非表示とテーマ(デザイン)を全種類利用することができるというものです。

続いて真ん中の「刷毛マーク」。こちらは用意された各テーマを購入することができるという項目です。
デフォルトのテーマ以外では「宇宙テーマ」が無料となりますが、それ以外は120円~700円の間で販売されています。

一番右側の項目は真ん中の「タップして計測」で計測した履歴です。各履歴項目には名前を編集して付けることもできます。
「タップして計測」で計測しなくても問題なく長さを測れますが、できるだけ正確に測りたいという場合に利用するといいでしょう。

定規とものさしの違い
ここで余談ですが、定規とものさしの違いを見ていきたいと思います。
定規とものさしの違い、それは「定規 = 線を引くための道具」「ものさし = 長さを測るための道具」です。
そうなると今回紹介したアプリ「定規 (Ruler App)」も正確にいうとものさしということになります。ただし、スマホで直線を引けなくもないですしユーザーから見てわかりやすい方がいいし定規で通じるのでそうしたのでしょう。
結局、定規でもものさしでもユーザーにわかりやすく通じればそれで良しということになります。
まとめ
電卓、ストップウォッチ、懐中電灯とスマホ1台あれば物が必要ない世の中になってきました。今後も便利アプリを発掘していきたいと思います。