「SIMフリースマホ」と「白ロム」の違い&選びのポイント

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最近何かと話題のMVNO。最近では、老若男女問わず50代・60代ユーザー層の移行も始まっているというのですから驚きです。

そして、今から格安SIMを検討しているユーザーが最初戸惑うのが「SIMフリースマホ」と「白ロム」の違い。両者は似ているようで違うので把握していないと何が違うのかよくわからないですよね。

今回その違いをまとめてみましたのでご覧ください。

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▼目次

  1. 「SIMフリースマホ」と「SIMロック」
  2. 「白ロム」
  3. まとめ

「SIMフリースマホ」と「SIMロック」

nano SIM、micro SIM、標準SIM

SIMカードには3種類の大きさがあります。現在主に使われているのは標準SIMではなく、nano SIMかmicro SIMです。

スマホ端末にSIMカードを差し込むことで電話番号やメールアドレスなどの所有者の情報を読み込むことができます。

▼端末の裏側のフタを開けると確認できます。

SIMカード挿入口

ちなみに、このSIMカードの差し込み口が2つあるデュアルSIMという機能を持った端末も存在します。海外に行かれる機会が多い方や仕事用、プライベート用を使い分けたい場合はデュアルSIMも選択肢に入れるというのもいいでしょう。

SIMフリースマホを理解するには、SIMロックを理解する必要があります。SIMロックはSIMフリースマホの対義語です。

ドコモ・au・ソフトバンクなどの大手キャリアで端末を契約するとSIMがセットで付いてきます。SIMロックとは他社のキャリアに移行できないよう端末にかけてある制限機能です。

キャリア、格安SIM SIMカード

海外では以前からSIMフリーを使用するのが一般的でしたが、日本では「SIMロック+2年縛り」によって制限されているような状態が長い間続きました。これがいわゆる2年縛り問題といわれているものです。

SIMフリースマホはこのような制限がなくロックがかかっていない端末のことです。2015年より総務省の提示で「SIMロック解除義務化」が始まり、SIMフリースマホが徐々に広がりをみせています。

格安SIMは安くて自由というメリットはありますが、ある程度SIMへの知識がないとわかりづらいくなかなか移行するまで至らないというユーザーも多いかと思います。今までは各キャリアで契約をすれば良かったのが、格安SIMの場合は、端末・SIMカード・そしてプランを自分で選択する必要があるのですから。

ざっとあげるだけでも選択肢がこれだけあります。

  • 端末 → SIMフリースマホ、海外版のSIMフリースマホ、白ロム
  • SIM → データ通信SIM、データ通信SIM(SMS付き)、音声通話SIM
  • データ量 → 毎月何GBまで使用できるか
  • MVNO → docomo系、au系
  • ルーター → モバイルルーターを併用

キャリアであれば店頭販売の端末を選択して購入すればSIMはセットで付いてきて、プランのわからない所があれば店員のサポートを受けたりと、ユーザーにとってはある意味親切で簡単な契約であったのでスマホにあまり詳しくない人が格安SIMを購入する場合、戸惑ってしまうのも無理はないでしょう。

ただし、キャリアで購入・契約するより格安SIMで契約した方が断然安いので、知っている人は格安SIMで契約した方がお得だということになります。

技適マークがないとダメ

SIMフリースマホはSIMカードを入れ替えるだけでまるでテンプレートのように端末を変えることができます。一見便利のように思えますが、気を付けなければならないこともあります。

日本国内で使用する端末には「技術基準適合認定」された技適マーク (ぎてきマーク) が付いているものでないと電波法違法の対象となってしまうからです。

技適マークは端末の電池パックの裏、または端末の設定から確認することができるので気になる方は確認してみましょう。郵便マークに似ているようなマークが技適マークです。

▼技適マーク

技適マーク
キャリアはもちろんのこと、国内で販売されている端末であればほぼこの技適マークがついています。しかし、海外版のSIMフリースマホを購入して使用される場合は注意が必要です。

海外版SIMフリースマホにはこの技適マークがついていないものもあるからです。また、国内で販売されているモデルと同モデルの海外版だかといって安心することはできません。国内同モデルでも海外版にはこの技適マークが付いていない場合もあるといいます。

訪日外国人観光客の場合

これだと今増えているという訪日外国人観光客の場合はどうなるの?と、なりますよね。海外の携帯端末には技適マークが付いていない可能性がありますから。

訪日外国人の場合は、2016年5月より日本へ持ち込んだ技適マークの付いていない海外端末は条件付きですがOKとなったようです。

ただし訪日外国人に適応される規定なので国内に住んでいる場合はやはり電波法違反の対象となってしまいます。場合によっては罰金もあるようですから、海外版の端末を購入する場合は十分な注意が必要です。

「白ロム」

docomo店舗

白ロムのロムとは何のことでしょうか?

ロムというのは、携帯端末の契約において電話番号やアドレスなどの契約者情報を書き込むための情報です。ロムの情報はSIMカード内に入っています。

白ロムは端末からSIMカードを抜き取った状態の端末です。ロムが抜かれて真っ白の状態なので白ロムです。

ということは、SIMフリースマホもSIMカードを抜き・差して使用しているし白ロムとSIMフリースマホも同じなんじゃ・・

と思ってしまいますが、白ロムとSIMフリースマホは全く別ものです。白ロムは「キャリアで販売される端末でそのSIMカードを抜き取ったもの」なので白ロムの場合は必ず中古品となります。

SIMフリースマホはキャリア関係なく新品で買うこともできるスマホ端末のことです。

photo by Kārlis Dambrāns

「白ロム」の取り扱いについて

前述したように白ロム=中古品となるので、端末価格が安いのが魅力です。

白ロムは元キャリア端末でもあるので、auの白ロムの場合は気を付けるべきポイントがあります。MVNOが提供している通信回線はそのほとんどがドコモから借りて提供されている回線だからです。

「mineo」「UQ mobile」がauから借りている回線を提供しているMVNOなので、auの場合はこちらになるようですね。ちなみに安いと話題の「楽天mobile」や「DMM mobile」はドコモの回線です。

古い端末

中には1万円という価格をきるものまであります。ただし、安いからといってすぐに飛び込むのではなくワンクッションを置くことをお勧めします。

なぜかと言うと、例えばAndroid端末だとして古すぎるモデルだとOSのバージョンも古くなってしまうわけです。

2016年6月現在のAndroidバージョンがAndroid5.0~6.01です。試しに格安の中古の白ロム端末を見てみると、Android2のバージョンも売られていることがわかります。Android2のようにバージョンが古すぎると動作しないアプリが結構ありますし、セキュリティ面でも安全とはいえないので安すぎる白ロムにはそれなりの理由があるといえます。

ただし、アプリをそれほど利用しなく通話機能を使うのが主というのであればAndroidのバージョンはそれほど気にする必要はないのかもしれません。

赤ロム

赤ロムというものもあります。この赤ロムには特に注意する必要があります。

赤ロムは携帯代料金が未払いでキャリアによって利用停止されているにもかかわらず中古品として市場に出回ってしまっている端末です。

▼各キャリアの確認方法はこちらからできるようです。

ドコモ

au

ソフトバンク

間違えて赤ロムを購入してしまわないように、ネット通販で白ロムを購入する場合は返品や保証といった消費者の立場を守っているショップから購入することをお勧めします。利用する前にショップの利用規約をよく読むといいでしょう。

まとめ

今回は、「SIMフリースマホ」と「白ロム」の違いをまとめてみました。

ポイントとしては「SIMフリースマホ」は技適マークが入っている端末であるということ、「白ロム」は間違えて赤ロムを購入しないということです。

格安SIMへの移行を考えている場合は参考にしてみてください。



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