「パソコンの作業画面をGIFで撮影して解説用に使いたい」
ブログを運営していると、そんな時あるかと思います。
そこで紹介したいのが「Screen To Gif」。「Screen To Gif」を使えばパソコンの作業画面を録画してGIFアニメとして利用することができます。
それでは見ていきましょう。
GIFファイル
Graphics Interchange Foma (グラフィックスインターチェンジフォーマット) 、略してGIF (ジフ) ファイルとは「.gif」という拡張子の画像ファイルフォーマットです。8bit・256色以下の色合いを表現する事ができます。
その為色の数が多い写真などには向いてませんが、
またGIFはPNGのように可逆圧縮のファイルになります。可逆圧縮とは圧縮から戻す時に品質も元に戻す事ができるという方式です。この対義語になるのは不可逆圧縮、または非可逆圧縮になります。
GIFアニメーション
GIFアニメーションはGIFファイルの拡張機能という位置付けになっています。よくバナーなどでも使用されているようです。
複数枚の画像を並べて疑似動画として表現されます。
GIFの生みの親
GIFファイルをを開発した人物はスティーブ・ウィルハイト氏 (以下ウィルハイト氏) です。ウィルハイト氏はGIFを開発したという功績が称えられウェビー賞を受賞しました。
この時のインタビューでウィルハイト氏はこのような事を話しました。「GIFは正しくはジフと読みます」この発言は世界中のユーザーに衝撃を与えました。
なぜかというとこのGIFの読み方に関しては長年「ジフと読む派」・「ギフと読む派」がいて意見が真っ二つに分かれていたのです。その意見に終止符を打つような形とも取れる発言だったからです。
GIFの開発者であるウィルハイト氏の発言後もジフが正解だという事に納得できないユーザーもいるとかいないとか。ただここではっきりしたのはジフという読み方が正解で正式に認められたという事です。
Screen To Gif
Screen To GIfはパソコンの画面のキャプチャ動画を撮影し、その動画からGIFアニメーションを作成する事ができるというソフトです。Windwosのみ対応しています。
▼まずは「Screen To Gif」からダウンロード
ダウンロードしたファイルを解凍して実行します。
▼撮影するには「Recorder」を選択します。
そして撮影

枠が表示されるのでこの中に撮影したい部分をいれて「Record」を押すと撮影がはじまります。止めたい時は「Pause」を押して下さい。
Windows、GUIのウィンドウのようにウィンドウサイズは自由に変える事が出来ます。またこの部分に注目して下さい。
▼今回は10という数値でGIFアニメを作ります。これは1秒間に10枚の画像でGIFアニメを表現するという事です。もちろんもっと多い枚数の方がより自然な動きになるでしょうが多すぎると今度は重くなってしまう可能性があるそうです。

また、「Stop」を押すと違う動画の確認・保存などができる画面に切り替わります。
撮影が終わるとこのような画面になります。そしてこのデータをGIFファイルとして出力するわけですが・・
▼上メニューにありました「Save as gif」(GIFとして保存) ですね。こちらから保存して下さい。
デフォルトで「Animation.gif」となってますが、「.gif」より手前だけ変更しておきました。

▼完了!
そしてこちらが「Screen To Gif」を使用して作成したGIFアニメになります。地味ですがこのような文字だけのものでもGIFアニメです。
まとめ
ちなみに今回特にコマ数以外は特に設定していません。細かい設定も出来るようですが、このように特にいじらなくても気軽にパッと使える所がいいですね。
ソフトやアプリの紹介では画像を多く使いますし直観的にわかりやすい方がいいので今度からはこの「Screen To Gif」を使いGIFアニメも画像と組み合わせて使おうと思います。
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