Schema.orgというものをご存じでしょうか?
「All in One SEO Pack」の中に「Use Schema.org Markup」という設定項目がありますがこの設定がSchema.orgでクロールにより細かい情報を認識してもらいやすくなるというものです。
このSchema.orgがどういうものなのか気になったのでこれについて今回少し掘り下げていこうと思います。
photo by Toshihiro Gamo
Schema.orgとは?
HTMLの構造化データ(メタデータ)を定義している2011年に作られた団体名です。
Shema.orgの中にはGoogleをはじめとしてYahoo、Bingの検索エンジンが共同で
参加しているので影響力があります。
Shema.orgが作られる前はGoogleが「リッチスニペット」Yahooが「Yahoo!検索プラグイン」と統一性がなかったためこのSchema.orgが登場し、それにより検索エンジン同士での統一というか互換性ができたみたいです。
構造化データとは検索エンジンにより詳しくブログのコンテンツ内容を伝えるための技術です。
またブログの検索結果の情報をより詳しく表示することができるためユーザーの方もより探したい情報を見つけやすくなるという面もあります。
このSchema.orgを導入することで検索結果に「リッチスニペット」を表示させることができます。
リッチスニペットとは
このように検索結果にブログ・サイトのレビューや詳細な情報・画像などが表示できるようになるためユーザーの興味を惹きやすくなるので結果としてアクセスアップにつながる可能性が高いです。
構造化について
構造化データについてもう少し書いてみます。
例えばHTMLで「山田太郎」書かれた内容があるとします。人間の目で見れば日本人ならこれをみただけで「人の名前」「漢字」「男性」「日本人」「山田が姓で太郎が下の名前だな」と様々な情報がわかると思います。
しかし検索エンジンのクローラーは「山田太郎」と書いてあるだけだとこの様々な情報までわかりません。
このクローラーでもわかる具体的な情報を示すためのものです。
構造化データによって現在はそれほど検索結果にはそれほど影響を与えることがないようですが、「リッチスニペット」が表示されるなら設定しないよりはした方がよさそうです。
この構造化がエラーになると検索結果に影響はないとGoogleは発表しているようですがもしエラーが発生している場合は直した方がいいです。
Schema.orgをブログに設定する方法
Googleサーチコンソール(旧ウェブマスターツール)の機能で「構造化データマークアップツール」というものがあります。
Google Search Console | 構造化データマークアップツール
この機能を使うとブログにSchema.orgの構造化データを設定できることができるようです。
この機能を今後試してみたいと思います。
この構造化データにエラーが出ていないかチェックする機能もあるのでそれも含めてまた紹介します。
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