ブログにAmazonや楽天のアフィリエイト商品リンクを貼りたい!
デザイン性が良くて、クリック率が上がりそうなツールがいいな

要望通りの便利ツールがあります。お任せください!
今回の記事は「WordPressにAmazonや楽天の商品リンクを貼るならこれ」というプラグイン「Rinker(リンカー)」です。初心者でもわかりやすく、丁寧に解説していきます。
この記事を最後まで見れば「Rinkerを選ぶ理由」「必要な全てのアカウント」「Rinkerの設定方法や使い方」まで、しっかりと理解することができます。
それでは、さっそく始めていきましょう。
アクセスが多い記事の取りこぼしを防ぐ
例えば1日1記事だけで100PV以上集客ができている記事、アドセンスだけではもったいないかもしれません。いわゆる収益の取りこぼしです。
「広告別」ユーザーの獲得方法 – マーケティング


アフィリエイト広告は、記事にマッチした広告を貼らないと収益どころかクリックにすらつながりません。
ですが、アドセンスであればアクセスさえあればほぼ確実にクリック=収益につながります。
【アドセンスはなぜ、安定したクリック率を誇るのでしょうか】
アドセンスは記事内容やユーザーの閲覧履歴に合わせて自動広告で表示しているため、まだ自分の悩みにすら気付いていない「非認知層(ひにんちそう)」や「潜在層(せんざいそう)」の獲得につながるためです。
「非認知層」や「潜在層」というのはマーケティング用語です。
人が商品を買ったり契約する時は、この何らかの悩みを解決するために購入(ここでは広告のクリック)するという行動を起こします。
非認知層は商品について無関心で知識がなく、自分が持つ悩みにすら気付いていないという層です。「商品購入=広告クリックなど」からは一番遠いところにいます。
潜在層は何らかの悩みには気付いているものの、具体的な欲しい商品に気付いていない状態です。
この非認知や潜在層は獲得が難しいとされています。
反対に自分の悩みに気付いていて、商品を購入するために比較検討している層を「顕在層(けんざいそう)」と言います。
物販系アフィリエイトはこの顕在層や準顕在層にアプローチするのが一般的です。
Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイトでは、商品が欲しい顕在層の獲得。
そしてGoogleアドセンスでは拾いきれなかった非認知や潜在層の取りこぼしを防ぐために設置します。
アクセスがあればどんな記事にも貼れる
Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイトはアクセスさえあればどんな記事でも貼ることができます。確かにガジェットブログ系などが商品リンクが成約しやすいというのがありますが、どんなジャンルでも問題ありません。
例えばWordPressを紹介しているブログであれば、WordPress情報を扱う本や電子書籍を商品リンクにできます。
また、食べ歩きやラーメンを扱うブログジャンルなら、冷凍ラーメンの商品や本や電子書籍の商品リンクを貼るというという使い方があるわけです。



レビュー系の記事と相性が良さそうな気がするけど、
記事に合った商品がなければ本や電子書籍を貼ればいいね。



本や電子書籍まで視野を広げれば、ほとんどのジャンルに対応できると思うよ、ワンワン!
Rinkerを選ぶ理由
Rinkerは在宅フリーランスのプログラマ、やよいさん(@oyayoi19)が開発した物販系商品リンク作成用のWordPressプラグインです。
物販系の商品リンクを作るためのツールは数多くありますが、その中からRinkerを選ぶ理由が4つあります。
- 導入が簡単
- デザインが綺麗
- ショートコードで簡単管理
- 3つのリンクを一括で作成(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト・Yahoo!ショッピングアフィリエイト)
まず、Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイトなどの公式を使うと広告リンクを一緒にすることができません。また、いざ使って見るとレイアウトが味気なくクリックにつながる気がしないというのが正直な感想です。
そこで物販系アフィリエイトの商品リンクを作る時はツールを使う必要があるわけですが、使いやすさやレイアウトなど「これだ」というツールがなかなかないのが現実です。
カエレバの登場
そこで登場したのがカエレバやヨメレバです。
Amazonアソシエイトと楽天アフィリエイト。さらにその他商品リンクを一緒にすることができ
「綺麗なレイアウトで売り上げアップが見込める」「商品リンク作成の手間が省ける」ということで多くのブロガーが利用しました。



数年前はRinkerがなかったので、カエレバの一強だったね!
ただし、カエレバにはデメリットがありました。
「カエレバのクレジット表記が付く」「Amazonの商品検索ができない」この2つです。
まず1つ目にクレジット表記がついてしまうということ。



カエレバを使用している時は仕方ないと思っていましたが、このクレジット表記があることで多少の機会損失につながっている可能性があります。



カエレバのクレジット表記は原則禁止されていますが、Rinkerはクレジット表記の削除ができるワン!
functions.phpもいじる必要があるので、クレジット表記削除を考えている方はよく考えて実行しましょう。
そして2つ目にAmazonの商品検索ができないということです。
楽天市場の検索はできるので楽天市場にあってAmazonにある商品は設置することができます。しかし、Amazonにしかない商品は商品リンクが作ることができないという大きなデメリットができてしまうわけです。
Rinkerの登場
そこで登場したのがRinkerです。
カエレバのデメリットを克服して、綺麗なデザインで「Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト・Yahoo!ショッピングアフィリエイト」の3つの商品広告が作れるということで、ブロガーの間で爆発的に広まりました。



僕は元々カエレバを使っていましたが、現在はRinkerを使っています!
WordPressで物販系商品リンク作成用ツールを使うならRinker一択です。
使う前に用意するアカウント
Rinkerを使う前にいくつかのアカウントを用意する必要があります。
- Pixiv ID
- Amazonアソシエイト
- 楽天アフィリエイト
- バリューコマースorもしもアフィリエイト(Yahoo!ショッピング)
まずはpixiv ID。これはRinkerをBOOTHからダウンロードするために必要なアカウントです。
そしてAmazonアソシエイトや楽天アフィリエイト、バリューコマースorもしもアフィリエイトといったASPのアカウント。必須ではないですが、販売系の広告は窓口が広いほど取りこぼしする可能性が低くなるので事前に準備しておきます。
まずはPixiv IDから、そしてそれぞれのASPアカウントについて詳細を解説していきます。
Pixiv IDを用意
RinkerダウンロードページはBOOTHというサイト内にあります。
BOOTHとはクリエイターがオリジナルグッズやツールを販売するためのクリエイターマーケットです。
ピクシブ株式会社が運営元。イラストコミュニケーションサービスの運営も行っています。
また、BOOTHを利用するにはpixiv IDが必要です。持っていない方はメールアドレスやGoogleアカウント連携だけで作れるので、まずはIDを作っておきましょう。
BOOTHログインページ
https://booth.pm/users/sign_in


Amazonアソシエイト
まずはAmazonアソシエイトです。
- 報酬率 2%~10%
- 発生条件 広告クリックしたユーザーが24時間以内に商品を購入する
- 審査あり(厳しめ)
- 最低支払い 500円(Amazonギフト券)
- メモ…利用ユーザーが多いので比較的稼ぎやすい



経験上、Amazonアソシエイトが一番売り上げが上がります。審査がありますがAmazonは必ず作っておきましょう!
報酬率
報酬率はユーザーが購入した商品価格の2%~最大10%がブログ運営者に支払われます。
公式が公開している情報を一覧で見てみましょう。


画像出典 : アソシエイト・プログラム紹介料率表 別紙 | Amazonアソシエイト



kindle本やAndroidアプリ、食品&飲料が8%だね!報酬率は高いに越したことないから、できるだけ高い報酬率を狙っていこうワン!
報酬の発生条件
Amazonアソシエイトの発生条件は、ユーザーが商品リンクをクリックしてから24時間以内にカートに追加された商品を購入した時です。
正確なタイミングとしては、ユーザーが商品購入して代金を支払って発送完了された時点の報酬発生となります。
ただし、商品リンクをクリックしてから商品購入する前に、他サイトの商品リンクをクリックしてしまった場合は無効になります。
ユーザーが24時間以内にショッピングカートに商品を入れたまま注文を確定していない状態は、90日間有効です。
審査が厳しめ
審査が厳しめかつ、受かったとしても数日~最長2週間ほどかかるので、登録まだの方はできるだけ早めに審査登録を済ませておきましょう。
まずAmazonアソシエイトにアクセスし、登録を選択。
Amazonアソシエイトページ
https://affiliate.amazon.co.jp/home
いくつかのアンケートやブログ情報といった必要事項を記入して審査を待ちます。



登録後180日以内に3件の成約がないと通らないよ!



数年前に比べ審査が厳しくなっているんだね。
報酬の最低支払い
Amazonアソシエイトで得た報酬の最低支払額は500円からです。
ただしAmazonギフト券での支払いになります。
銀行振込も選択できますが、最低支払額が5000円からです。
ここまで一通りAmazonアソシエイトの特徴について解説しました。
Amazonアソシエイトは利用ユーザーが多いので、商品販売リンクのアフィリエイトをするなら必須と言えるでしょう。
楽天アフィリエイト
続いて、こちらも登録しておきたいのが楽天アフィリエイトです。
- 報酬率 1%~最大5%
- 発生条件 広告クリックしたユーザーが24時間以内に商品を購入する
- 審査 なし
- 最低支払い 1円から
- メモ 「楽天トラベル」「教習所ナビ」「楽天カード」楽天グループ全体のアフィリエイトができるのがメリット



正直Amazonアソシエイトに比べて報酬発生しづらい印象ですが、楽天アフィリエイトから購入してくれる一定数のユーザーもいます!楽天アフィリエイトも必ず登録しておきましょう。
楽天アフィリエイトは楽天市場だけでなく、楽天グループ内のサービスの範囲でアフィリエイトできるのが魅力です。
例えば、楽天トラベル宿泊ホテルのアフィリエイトだったり、Amazonにはない商品リンクをブログに貼ることができます。
報酬率
楽天アフィリエイトの報酬率を見てみましょう。
楽天市場が2%~4%の間が相場です。


画像出典 : ジャンル別料率一覧 | Rakutenアフィリエイト



4%の単価であれば悪くない。できる限り4%の単価を狙っていこう!
楽天グループ内でアフィリエイトができますから、他にも多くのサービスがアフィリエイトに対応しています。
旅行系の情報サイトで使えそうな楽天トラベルは1%~2%といったところでしょうか。


また、1つの商品につき発生報酬の上限が1000円になります。
例えば価格が25000円で4%単価の広告リンクから報酬が発生したら運営者に入るのが1000円です。
価格が50000円で4%単価の広告リンクから報酬が発生しても、上限いっぱいの同じ1000円なのでこれだけ気をつけておきましょう。
また、1人のユーザーにつきブログ運営者が得られる発生報酬は3000円が上限です。
報酬について
- 1商品につき1000円まで
- 1ユーザーにつき月3000円まで
報酬の発生条件
続いて報酬の発生条件についてです。
こちらもAmazonアソシエイトと同じく、ユーザーが商品リンクをクリックしてから24時間以内に買い物かごにいれて購入したら報酬発生という流れになります。
クリック後24時間以内に買い物かごに入れた状態であれば、89日間有効です。そのユーザーが89日以内に買い物かご内の商品を購入すれば報酬発生となります。
また、楽天トラベルや楽天カードといった楽天市場以外のサービスは、商品リンククリック後30日間有効です。
楽天アフィリエイトは楽天トラベルや楽天カードといった物販以外のサービスも使えるのがメリットなので、活用しましょう。
バリューコマースorもしもアフィリエイト
RinkerはYahoo!ショッピングの広告リンクも作ることができます。
Yahoo!ショッピングのアフィリエイトはPayPayモールからの購入も対象のためこちらも登録しておきましょう。
Yahoo!ショッピング公式でASPに対応していないので、Yahoo!ショッピングでアフィリエイトするには「バリューコマース」か「もしもアフィリエイト」に登録する必要があります。
どちらのASPで広告リンクを作るのが稼ぎやすいのでしょうか。結論を先に言うとバリューコマース一択です。その理由を解説しましょう。
まずは一覧表示で比較をしてみます。
報酬率は0.77%のもしもアフィリエイトの方が低いですが、W報酬という通常の報酬にプラスで付与される12%の報酬があるため同じような感じです。
報酬率 | 報酬特典 | 審査 | 最低支払い | |
---|---|---|---|---|
もしもアフィリエイト | 一律0.77%(税込) | +12%のW報酬 | あり(通りやすい) | 1円(基本1000円) |
バリューコマース | 基本1.02%(税込) | 1%~50%(税込)で変動 | あり(厳しめ) | 1000円(振り込み) |
バリューコマースにはクロスデバイストラッキング機能がある
Yahoo!ショッピングのアフィリエイトにおいてバリューコマースを選ぶ理由はそれだけじゃありません。
クロスデバイストラッキング機能です。
クロスデバイストラッキングは、ユーザーがクリックした端末やブラウザなど、異なるパターンで購入してもそれを報酬として見なすというもの。


画像出典 : アフィリエイト広告経由の注文がグングン上昇 | バリューコマース アフィリエイト
PC→スマホ | 異なるデバイスでOK |
ブラウザA→ブラウザB | 異なるブラウザでOK |
PC・スマホ→アプリ | アプリ経由でもOK |
これにより大幅な収益UPが見込めますし、バリューコマースが公式で発表しています。
もしもアフィリエイトはこれに対応していないとのことなので、Yahoo!ショッピングのアフィリエイトをするなら現時点ではバリューコマース一択になります。
バリューコマースの登録がまだの方は、今すぐ登録をしておきましょう。
バリューコマース公式サイト
https://www.valuecommerce.ne.jp/
これでRinkerでアフィリエイトを作るための4つのアカウントが作成できたと思います。
- pixiv ID(Rinkerをダウンロードするためのアカウント)
- Amazonアソシエイト
- 楽天アフィリエイト
- バリューコマース(Yahoo!ショッピング・アフィリエイト)



これで準備OKだね!それじゃRinkerのインストールや使い方に進もう、ワンワン!
Rinkerのインストール・設定方法
それではさっそく、RinkerをインストールしてWordPressに入れてみましょう。
- pixiv IDが必要
- 無料で利用できる
- WordPress専用ツール(プラグイン)
- 動作環境… WordPressバージョン4.9.0以上(推奨)、PHP5.6以上
まずはRinkerダウンロードページにアクセス。
https://rinker.booth.pm/items/891465
「無料ダウンロード」を選択して、Rinkerをダウンロードします。


すると「yyi-rinker-「バージョン」.zip」というZIPファイルがダウンロードされます。
このZIPファイルを解凍せず、そのままWordPressにアップロードします。
WordPress管理画面左メニューから「プラグイン」→「新規追加」を選択。


続いて「プラグインのアップロード」→「ファイルを選択」→「今すぐインストール」の流れです。


「プラグインを有効化」を選択でWordPressへのアップロード&有効化が完了。





これでOKだね。続いて設定にいってみよう!
Rinkerの設定方法
Rinkerを使う前にまずは設定をする必要があります。1つずつ見ていきましょう。
WordPress管理画面左メニューから「設定」→「Rinker設定」を選択。
設定と高度な設定がありますが、まずは設定からです。
商品情報の再取得
まずは商品情報の設定です。
ここはデフォルトのまま「再取得をする」でいいでしょう。
「価格を非表示にする」のレ点もなしです。


ですが、Amazonアソシエイトの商品が30日以内に購入されないと、PA-APIが停止になってしまいます。
その時に「再取得をする」にしていると、ページの読み込みが重くなってしまうのでその場合は「再取得をしない」と「価格を表示しない」にします。
このPA-APIとは、Amazonの商品情報「画像や価格」を表示させるためのAPIです。
そもそもAPIって何?



難しい技術的な説明は省きます!
APIはApplication Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)の略称です。
技術的な根本から説明すると話が難しくなってしまいますが、簡単にまとめるとプログラム同士を連携させて使いやすくするための機能になります。
初心者でもわかりやすく、簡単にまとめると【プログラムの共有を補助するもの】【非常に便利な機能】それがAPIです。
話を元に戻します。
「再所得をする」を選択していて、商品が売れずPA-APIが停止になると停止になっているにもかかわらず再取得して情報を読み込むのでページが重くなってしまうわけです。
ちなみに30日経過したとしても、Amazonアソシエイトの商品が売れればその時点でPA-APIがまた動作します。
画像の複数表示
Amazonなどの商品の画像を複数枚表示できます。
画像が複数枚あることで、ユーザービリティが向上し購入率が上がる可能性があります。
ですが、画像が多くなるほどJavaScriptファイルの読み込みが増えるので、ページ読み込み速度が下がってしまう原因になります。ページの読み込み速度が気になる方は、チェックを外しておきましょう。
Amazon
次にAmazonの設定です。


アクセスキーIDとシークレットキー
アクセスキーIDとシークレットキーはAmazonアソシエイトでPA-APIを利用するために使うキーです。
ちなみにアカンウントを作ったばかりで、まだ売り上げ成果を上げれていない状態ではこれらのキーを発行することができません。
まずは他のツールを使って売り上げを上げるか、アクセスキーIDとシークレットキーは無しでトラッキングIDだけ利用してRinkerを利用してください。
話をキーの発行に戻します。
発行方法は簡単です。
まずは予め作っておいたAmazonアソシエイトアカウントにログイン。
Amazon Product Advertising API(商品情報API)ページにアクセス
https://affiliate.amazon.co.jp/assoc_credentials/home
「利用をはじめる」または「認証情報を追加する」を選択。


- 「利用をはじめる(キー発行初回)」
- 「認証情報を追加する(2回目以降)」
するとアクセスキーとシークレットキーが発行されます。


これらのキーは画面を閉じてしまうと見れなくなってしまうので、そのままRinkerの設定にコピペ。
または「認証情報を追加する」を選択するとCSVファイルがダウンロードされるので、保管しておきましょう。
トラッキングID


続いてトラッキングIDです。
これはAmazonアソシエイトアカウントを作った時点で割り触られる固有のIDです。
「○○-22」といったように、末尾に必ず「-22」が付きます。
これは日本のAmazonアソシエイトIDであるということを示しています。
参考 : なぜトラッキングIDの末尾に「-22」が付加されるのですか? | Amazonアソシエイト
Amazonアソシエイトをパソコンで見ると右上に表示されているので、こちらをRinker設定にコピペしてください。
リンク先
これはユーザーが商品リンクをクリックした時に移動するページ先です。
- リンク先を検索画面にする 検索結果が表示される
- リンク先を商品の詳細画面にする 個別の商品ページが表示される



リンク先を検索画面にすると、収益が正しく反映されない可能性もあるワン!
個別の商品ページに飛ばした方がユーザービリティも高いので、よほどのことでない限りは「リンク先を商品の詳細画面にする」でいいでしょう。
共通設定
共通設定は、商品の購入ボタンの上にキャッチコピーなどの文字を表示させるための設定です。


画像出典 : 共通設定-Amazon用フリーHTML | おやこそだて
例【Amazonタイムセール祭り開催中!】など
キャッチコピーをつけて推したい商品であれば、使える機能です。
ここはお好みで、設定して下さい。



これでAmazonの全設定が完了だね!
楽天
続いて楽天の設定です。
楽天アフィリエイトで必要なIDは「アフィリエイトID」と「アプリID/デベロッパーID」の2つ。


それらのIDと、楽天の他の設定項目も見ていきましょう。
アフィリエイトID
楽天会員1人に1つのアフィリエイトIDが発行されます。
アフィリエイトIDを商品リンクに埋め込むことで、成果報酬を獲得することが可能になるというID。
参考 : アフィリエイトIDとは何ですか? | Rakuten Developers
楽天のアフィリエイトID取得はページにアクセスするだけなので簡単です。
こちらのアフィリエイトIDの確認ページにポチッとアクセスするだけで、簡単に取得できます。
アフィリエイトIDの確認ページ
https://webservice.rakuten.co.jp/account_affiliate_id


アプリID/デベロッパーID
続いて「アプリID/デベロッパーID」の取得です。
まずはこちらのRakuten Developersにアクセスして「+New App」を選択します。


申請書作成フォームから「アプリケーション名(ブログ名)」「お申込みURL(ブログURL)」に記入しましょう。


- アプリケーション名… ブログ名
- お申込みURL… ブログURL(httpから)
- アンケート(楽天Webサービスや楽天APIをどこで知りましたか?)…該当項目に記入※任意
楽天アフィリエイトに使うブログ名やブログURLを書いたら「利用規約に同意して新しいプログラムを作成する」と選択。
次の画面に切り替わり、ここで「アプリID/デベロッパーID」が取得できます。



アフィリエイトIDも同時に取得できるワン!
リンク先
ここはAmazon設定と同じです。
お好きな方をお選びください。
- リンク先を検索画面にする 検索結果が表示される
- リンク先を商品の詳細画面にする 個別の商品ページが表示される



おすすめは「リンク先を商品の詳細画面にする」です!



検索結果画面を表示させたいこともあるだろうから、状況で選んでね!
共通設定
こちらの設定もAmazonの共通設定と同じ。
キャッチコピーなどの文字を表示させるための設定です。
文字を入れるか入れないか、お好みで選びましょう。
Yahoo!ショッピング(バリューコマース)設定
続いてはyahooショッピングのRinker設定です。
「LinkSwitch」と「sidとpid」2つあり両方でもいいですが、どちらか1つの設定で動作します。ここではLinkSwitchの方法を解説しましょう。
LinkSwitch
まずは、予め作っておいたバリューコマースアカウントにアクセス&ログインしておきます。
上メニューバーの中から「ツール」→「LinkSwitch」→「LinkSwitch設定」を選択します。


画面が切り替わりLinkSwitchタグが表示されます。
左側の通常「LinkSwitchタグ」と右側の「AMP対応LinkSwitchタグ」とありますが、左側のタグをRinker設定Yahooショッピング、LinkSwitchにコピペします。


AMPはモバイルページの高速化をはかるための技術です。
数年前の導入当時はAMPページが検索結果において優遇されてきましたが、2021年6月にその優遇が終了しました。
それにより大手メディアサイトや多くのブログが実装をやめ、今では見かける機会が少なくなりました。
そのため今では必要ないと言えるでしょう。
sidとpidのID発行について
アフィリエイトID(sidとpid)のIDを使う場合は、こちらの開発者が公開している情報を参考にしてください。
参考 : Yahooショッピング用 pidとsidの取得方法 | おやこそだて
Google Analytics トラッキング
「商品リンクのクリックをトラッキング」にチェックを入れることで、RinkerとGoogleアナリティクスと連携させて商品リンクのクリック数を測定することができます。
チェックは任意ですがどの商品リンクがクリックされているか一目瞭然なので、チェックを入れておきましょう。
デザイン設定
Rinkerの商品リンクのデザインを3種から選べることができます。
- デザインなし
- ノーマル
- スタイルアップ
デフォルトの「スタイルアップ」が一番リッチなスタイルなので、デフォルトのままスタイルアップを選択しましょう。
通常の設定は以上で完了です。
一番下の「変更を保存」を選択して、今までの設定を保存しておきましょう。
relの設定
続いて「高度な設定」です。
rel属性と言って、リンク先と自分のブログとの関係をGoogleなどの検索エンジンに伝えるための記述になります。
従来アフィリエイトリンクには「rel=nofollow」を付けるのが一般的でした。
ですが、2021年Googleがアフィリエイトリンクに関するアップデートを公開。
アフィリエイトリンクには「rel=sponsored」を付けるのを推奨しました。
まだ、比較的新しい情報なので、すでに貼ってあるASP広告や商品リンクには「nofollow」のままで問題ありません。
これから貼るアフィリエイトリンクに関しては「sponsored」を付ける方が好ましいと言えるでしょう。
タグの種類 | タグの役割 |
---|---|
nofollow | ページ評価の受け渡し無効化を示すタグ |
sponsored | アフィリエイトリンクなどの有料広告を示すタグ |
ちなみに設定する場合は、このように「sponsored」と書くだけでrelタグに反映されるようになっています。


この「nofollow」と「sponsored」について徹底解説した記事があります。気になる方は、そちらの関連記事も合わせてご覧ください。
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キャッシュ削除
CSSなどを使い、Rinkerをカスタマイズした後にキャッシュ削除すると変更がすぐに反映されます。
Rinkerは商品リンク情報を24時間キャッシュとして保存するため、すぐに反映させたい場合は「商品情報キャッシュを全て削除する」を選択しましょう。


「簡単1分」Rinkerの使い方
Rinkerは各アカウントを用意したり、使えるまでの手間が多少かかりますが使い方はシンプルでいたって簡単です。
まずはWordPressの投稿編集画面を開いてください。「+」を押してブロックエディタを使います。


ブロックエディタの中から「Rinker」を選択。


「商品リンク追加」を選択。


検索枠に商品リンクに追加したい商品名を入れて「検索」を押します。


すると商品が一覧表示されるので、商品リンクに追加したい商品を選び「商品リンクを追加」を選択します。


するとこのようにショートコードが自動生成され、商品リンクが追加されます。


まとめ
まとめです。
今回は「Rinkerとは」「必要なアカウント」「Rinkerの設定方法」「Rinkerの使い方」などを解説しました。網羅的に解説しましたので、Rinkerについて知りたいことがほぼわかったかと思います。
Rinkerの機能は、同じ物販系商品リンクのカエレバの上位互換です。物販系アフィリエイトブログをやっているのであれば必須のツールと言えるでしょう。
今回の記事は以上になります。最後までありがとうございました。