今回は楽天モバイルを契約する手順を紹介したいと思います。契約する方法は2通りあり、1つは店舗で契約する方法。もう1つがネットで契約する方法です。
店舗で契約する方が契約完了までが早く、SIMカードやスマホ本体の当日受け渡しが可能です。手っ取り早いのでできれば店舗で契約をと考えていましたが田舎なので近くに楽天モバイルの店舗がなかったため、今回はネットで契約する手順を紹介したいと思います。
楽天モバイルにアクセス
楽天モバイルはスマホ本体だけ購入することができますし、今回のようにSIMカードだけ契約するということも可能です。また、「スマホ本体+SIMカード」といったセットで契約できるコミコミプランというサービスもキャンペーンなどがあり人気があります。
※コミコミプランの受付は2017年9月をもって終了しました。現在は「楽天でんわ10分かけ放題 by 楽天モバイル」というコミコミのサービスをご利用いただけます。
ちなみに、今回契約するのはSIMカードのみで通話SIM最安のベーシックプランです。SMS機能ももちろんついています。
ベーシックプランの通信速度は200kbpsと低速ですが、モバイルWi-Fiルーターと併用を考えているのであればストレスなく使えるかと思います。
通話SIM | データSIM | |
ベーシックプラン | 1250円 | 525円 |
3.1GBプラン | 1600円 | 900円 |
5GBプラン | 2150円 | 1450円 |
10GBプラン | 2960円 | 2260円 |
20GBプラン | 4750円 | 4050円 |
30GBプラン | 6150円 | 5450円 |
スマホ本体は自分で用意しました。ちなみに用意したのはASUSのZenfone Maxです。Zenfone Maxは楽天モバイルのコミコミプランSでセットで付いてくるスマホ、Zenfone Goとほぼ同スペックですが、カメラやバッテリー容量といった機能がこちらの方が断然高いのでこちらを選びました。
では、早速契約の手続きの方を進めていきましょう。
操作はパソコンのブラウザになります。楽天モバイルのトップページにアクセスして下さい。
「今すぐお申込み」を選択。
契約に必要なもの
画面が切り替わります。楽天モバイルに契約する際何が必要なのか気になるところですよね。この画面で契約手続きに必要なものを確認することができます。

まずは本人確認書類から見てみましょう。
本人確認書類
こういった本人確認書類の場合、顔写真が付いてないものより顔写真付きのものの方がそれ1つでOKという場合が多いのでマイナンバーを持っているのであれば本人確認書類として使いたいという方もいるでしょうが、楽天モバイルでは本人確認書類でマイナンバーを使うことができません。
これはそのうち使えるようになるかもしれませんが、今のところは使えないようなので他の書類を用意するしかないでしょう。また、今回のように通話SIMや050データSIMの場合は本人確認書類が必要ですがデータSIMの場合は必要ありません。
それでは、どんな身分証明書が本人確認書類として使えるのか一覧で見ていきましょう。
本人確認書類一覧
運転免許証 | 有効期限内、氏名・住所・生年月日が申し込み情報と同じ |
運転経歴証明書 | 平成24年4月1日以降の交付、氏名・住所・生年月日が申し込み情報と同じ |
健康保険証+補助書類 ※ | 住所が申し込み情報と同じ、氏名・住所・生年月日が申し込み情報と同じ |
パスポート | 有効期限内、氏名・住所・生年月日が申し込み情報と同じ |
住民基本台帳カード+補助書類 ※ | 有効期限内、氏名・住所・生年月日が申し込み情報と同じ |
外国人登録証明書 | 氏名・住所・生年月日が申し込み情報と同じ |
etc.. |
運転免許証やパスポートはそれ1つでOKということなので、どちらかが手元にある場合はそれでいいかと思います。健康保険証や住民基本台帳カードの場合は、それにプラスして公共料金領収書だったりと補助書類が必要なのでそちらも用意するようにしましょう。
※ 補助書類一覧
公共料金領収書 | 発行から3カ月以内、氏名・住所が申し込み情報と同じ |
住民票 | 発行から3カ月以内、氏名・住所が申し込み情報と同じ |
届出避難場所証明書 | 発行から3カ月以内、氏名・住所が申し込み情報と同じ |
楽天会員のユーザDIとパスワード
続いて必須というわけではありませんが、楽天会員になっている場合は楽天会員のユーザIDとパスワードを入力することで手続きが簡単になり楽天スーパーポイントで基本料金を支払うことができます。
楽天会員は楽天グループが提供するサービスで共通利用できるサービスです。
会員になっている場合はIDを入力して楽天モバイルと連携するといいでしょう。今回の楽天モバイル契約は楽天会員と連携した上で契約を進めていきます。
クレジットカード・デビットカード・キャッシュカード
格安SIMで契約する場合は基本、本人確認書類と支払いに使うためのクレジットカードが必要になってきます。
楽天モバイルではクレジットカードだけでなくデビットカードや口座振替にも対応しているので、クレジットカードを持たないという方からしたら楽天モバイルの低価格な料金設定だけでなくそういった支払い面でもお勧めといえます。
楽天モバイルで契約する時は、クレジットカード、デビットカード、キャッシュカードのうち支払いに使用するカードを用意しておいて下さい。口座振替の場合は毎月の基本料金支払いの度に100円の手数料がかかってきます。
楽天モバイルでネット契約する際に必要になるものは本人確認書類や支払いに使うカードといった以上になります。番号を引き継ぐMNPで契約する場合は、それ以外にMNP予約番号が必要になりますのでMNPを利用するという方は確認してみましょう。
楽天モバイル・通話SIMを契約
一通り必要なものを確認したところで、契約の手順を進めていきます。
先ほどのページの下から「今すぐWebでお申し込み」を選択。

下のエントリーパッケージというのはMVNOに契約するときの3000円といった、事務手数料が無料になるものでAmazonではそれより安く販売されているものです。
ただし楽天モバイルでは一部で販売されていましたが、今では販売されていないようです。一部販売されていたときのコードを持っている場合はここからコードを入力するのでしょう。持っていない場合は特に気にする項目ではありません。
続いて「SIMのみ購入」にチェックを入れます。
そして、今回「通話SIM」を選択です。

続いて、一番下までスクロースして「料金プランの選択へ」を選択します。
画面が切り替わります。今回契約するプランは、最安の「ベーシックプラン」です。通信量の制限がありませんが、低速(200kbps)なのでゲームやYouTube動画といったコンテンツをフルで楽しみたくてベーシックプランを利用するという場合は前述したようにモバイルWi-Fiルーターを併用するといいでしょう。

続いてSIMカードの種類を選択します。これをうっかり間違えて選択してしまうと、違う形状のSIMに変更するのに手数料3000円かかってしまいますので間違えずしっかり選択しましょう。

SIMカードを選択すると、「特典」という項目が現れます。今回契約する現時点の特典は、月額基本料 1カ月無料となるようです。
オプション選択
続いてオプションの選択画面です。通話SIMだと楽天モバイル以外で購入したスマホ本体に保証を付けれるという「つながる端末保証 by 楽天モバイル(月額500円)」にデフォルトでチェックが入っていますが、今回はチェックを外しました。

必要という場合はいざというときのために加入するといいかもしれません。他にもいくつかの有料オプションがありますが、今回は見送りました。
また、「楽天でんわ5分かけ放題」のオプションを今回追加しようと思っていますが、こちらは後の項目で選択することができるので後ほど紹介するとしましょう。
アクセサリー購入
アクセサリー購入の画面です。USBや充電器といったガジェット類を選ぶことができます。ついでに何か欲しいという場合は選ぶといいでしょう。

お客様情報入力
続いてお客様情報入力です。楽天会員になっている場合はここでログインしておきましょう。

楽天会員ではない方は「お客様情報の入力へ」を選択して入力画面に移ります。
楽天会員のIDにログインするとこのように同意が求められるので、「同意する」を選択。
楽天会員IDと楽天モバイルの連携が完了すると、MNPの利用を尋ねられます。今回は新規で070や080の番号を取得するつもりなので「新規の電話番号を取得する」を選択でOKです。
選択したら、次は楽天でんわの選択です。利用規約を読んで同意にチェックを入れたらどれか1つを選択します。今回は「楽天でんわ5分かけ放題」に契約するつもりなのでそちらを選択しました。
これ以降は氏名、住所、電話番号、カード情報といった個人情報の入力になります。楽天会員のIDでログインすれば、おそらくこちらの入力情報を簡略化できるのでしょう。住所は全角なので半角で入力するとエラーになるかと思われます。
契約内容の通知方法の選択を見てみましょう。デフォルトでメンバーズステーションからの確認にチェックが入っております。書面での郵送を選択することもできますが、書類が増えてしまいますし必要ないという場合はこのままでいいでしょう。
これまでの内容で問題なければ、次のお客様情報確認画面へと進みます。ここで、契約時に発生する事務手数料といったプランの料金やプランの内容を確認をすることができます。
今回契約する通話SIMのベーシックプランは月々1250円(1年目)+「楽天でんわ5分かけ放題」の850円で2100円(税抜)が月々の支払いでかかることになります。ここに契約時の初回のみ事務手数料3000円がプラスされるわけです。
全ての内容を確認してみて、間違いがあれば変更して問題なければ次の利用規約確認に進みましょう。利用規約に目を通したら同意にチェックを入れます。
本人確認書類アップロード
これで楽天モバイルへの申し込みが完了しましたが、本人確認書類のアップロード作業が残っています。
まずは本人確認書類に使う身分証明書を手持ちのスマホまたはデジカメで撮りましょう。

このたびは楽天モバイルにお申し込みいただき、誠にありがとうございます。
本人確認書類画像データを受領いたしました。
これより書類確認のお手続きを開始いたします。
本人確認結果のお知らせは、通常1-3日以内にお申し込み時にご登録いただいたメールアドレス宛にお送りいたします。
という内容のメッセージが表示されます。本人確認の結果のお知らせまでしばし待ちましょう。
本人確認手続きの完了
1~3日ほど待つと手続き完了のメールが届きます。このメールが届けばあとはSIMカードが送られてくるのを待つだけです。
本人確認手続きに不備がある場合は、その旨のメールが届きますのでもう1度本人確認手続きを案内にそって進めていきます。
今回は手続き完了メールが届いてその2日後に通話SIMが届きました。調べたときに楽天モバイルをネットで契約すると1週間かかるという情報もあったので、思ったより届くのが早いという印象です。
黒猫ヤマトのメール便です。

この続き「SIMの挿入やAPNの設定方法」は別記事にて、通話SIMをスマホ本体に差し込んでセッティングしていきたいと思います。
