前回までの記事でSIMフリースマホの購入から楽天モバイルの通話SIMをネットで契約する流れを紹介してきました。今回は届いたSIMをスマホに挿入して、実際に電話として使えるまでの設定を行っていきたいと思います。

それでは見ていきましょう。
SIMカードをスマホに挿入する
こちらが届いたSIMカード入りの台紙です。
まずは説明書を見てみます。初心者でも一目でわかりやすいようになっています。今回は通話SIMで新しい電話番号を取得するという流れです。
念のため楽天モバイル公式サイトで公開されている「APNの設定方法」もご確認ください。
【APN設定方法(Android OS 端末)】https://mobile.rakuten.co.jp/support/otherandroid/
先ほどの台紙を開けるとこのようにカードタイプになっていて、そこからSIMカードをくりぬくようになっています。今回契約したのはmicro SIMです。

SIMカードをくり抜くにはできれば工具類があったほうがいいですが、ない場合は手でも問題はないような感じです。SIMカードを傷つけてしまわないように丁寧に扱います。
そしてこちらがくり抜いたSIMカードと用意したSIMフリースマホ「ZenFone Max」。

SIMカードのサイズと用意するスマホが合っていないと別途費用が発生するようなので契約申し込みの前にしっかりと確認しておきたいところです。
ZenFone Maxの裏面のフタを開けるとこのようにデュアルSIM仕様になっています。SIM挿入口が1、2とありますが1に挿入しました。

端末によってはSIM下駄をSIMカードに装着してからスマホ本体に挿入するという場合もありますが、今回の端末はSIM下駄を使わずそのまま挿入できるタイプのようです。
APN(ネットワーク)の設定
これは端末によるものかもしれませんが、SIMカードを挿入後このように表示されました。おそらく現在のWi-Fi接続をモバイルのネットワークに切り替える設定でしょう。ここで切り替えても問題なさそうですが、APN設定がまだなのでとりあえずまだWi-Fi接続のままにしておきます。

ZenFone MaxはAndroidです。iPhoneと設定方法の違いはあるかもしれませんが、同じAndroid同士ならそれほどこれから紹介する手順は変わらないかと思います。
Androidのホーム画面から「設定」を選択。
無線とネットワークから「もっと見る」を選択。端末によっては「その他」になっていることもあります。

続いて「モバイルネットワーク」を選択します。

「アクセスポイント名」を選択です。

APNの一覧画面を見ると楽天モバイルには「vdm.jp」と「rmobile.jp」がありますがこれらのAPNは旧APNなので新APNの「rmobile.co」に接続する設定をする必要があります。
まずは上の「+ボタン」を選択しましょう。

ここで新APN「rmobile.co」の情報を入力していきます。

入力内容は届いたときにSIMカードが挟まれていた台紙で確認できます。

▼入力内容
APN | rmobile.co |
ユーザ名 | rm |
パスワード | 0000 |
認証方法 | PAPまたはCHAP |
台紙には書いてありませんでしたが一番上の「名前」には「rmobile」と入力して下さい。
一通り入力できたら右上メニューから「保存」を選択して変更内容を更新します。

1つ前の画面に戻り「データ通信を有効にする」を有効化すれば楽天モバイルにおける全ての設定が完了です。通話SIMの場合は通話ができる状態になります。
「機内モード」が有効になっている状態だと、モバイルネットワークを有効にすることができないようなので有効になっている場合は「機内モード」を無効化します。
まとめ
楽天モバイルのSIMカードを挿入してAPN設定するまでの流れを紹介しました。
今回契約したのは通話SIM最安のベーシックプラン(月額1250円)です。キャリア携帯に比べると破格ともいえる価格になりますが、データ容量が最大200kbpsという低速と限られているのでスマホゲームやYouTubeといったコンテンツを楽しむにはやや心細いかと思います。
私は家でも外出時でも関係なくモバイルWi-Fiを携帯しているので、データ通信はWi-Fiというように併用することでこの問題は解決できるかと。
楽天モバイルを利用すると月額の支払い100円につき1ポイント(1円)が貯まります。普段から楽天スーパーポイントを貯めているというユーザーにとってスマホの支払いでポイントが貯まるといのは、ちょっとしたことですが得した気分になりますね。
楽天モバイルの関連記事が他にもあります。少しでも気になるよという方はそちらも必見なので、是非1記事読んでいってください。

最後までありがとうございました、ワン!

