家庭用のプリンタを使う機会が多いと気になるのが、プリンタのインク代です。プリンタメーカー純正のインクはそこそこの値段なので、できることならインク代を抑えたいところ。
インクは純正だけでなく、非純正のものもあります。インク選びを見直すことでプリンタのインク代を節約することができます。
どのようなインク選びをすればいいのでしょうか?見ていきましょう。
▼目次
インク選び
プリンタのインクには純正インクと互換インクがあります。
純正インクは、プリンタのメーカーが製造している純正のインクでメーカー補償がついているのが一般的です。
それに対し互換インクは、プリンタのメーカー以外が製造している非純正のインクです。非純正なのでもちろんメーカー補償がついていません。
両者を比較すると純正インクの価格は高く互換インクは安いという特徴がありますが、それ以外にも何か違いはあるのでしょうか?
これについては、ひと昔前と比べ最近の純正インクと相互インクの品質には大きな差はないといわれています。互換インクでも品質を気にすることなく問題なく使用できます。
純正インクの価格はメーカーによって多少誤差があるようですが、EPSONだと一本1000円以上。これが互換インクだと最安では1円~約200、300円位とかなりお得に購入できるわけです。
また、リサイクルインクという種類のエコインクも存在します。
関連記事 : 「純正インク」「相互インク」「リサイクルインク」プリンターインクはどれがいいの?
1円の互換インク
ネット通販サイトで「互換インク」で最安検索すると1円の格安インクが出てくることがあります。非純正といえどインクを作るためにはそれなりのコストがかかっていますので、正直いってありえない価格設定です。
ただし、この場合はいくつかの条件がついている模様。
この条件の内容というのはショップによってまちまちですが、以下のようになります。
- レビューを必ず書く必要がある
- 商品は1円だが送料がかかる
- 一回の購入で3つまで
ちなみに1円のインクは「相互インク」の中でも最安のかなり格安部類になりますから、もしかしたら一般的な相互インクより品質が落ちてしまうかもしれません。プリンタ故障の原因になってしまう可能性がゼロとは言い切れませんので、そういった点は考慮した方がいいかと思います。
プリンタの使い方・設定で節約する
プリンタの使い方や設定で節約する方法もあります。
- できるだけまとめて印刷する
- できるだけモノクロコピーに
- プリンタの設定を変える … プリンタのプロパティから「印刷品質」を変えるだけでだいぶ節約することができます。
インク節約ソフト
インク節約ソフトを使用するという方法もあります。「InkSaver 5」が有名ですが、こちらは有料(15日間無料期間)になりますので、個人の利用範囲内であればフリーソフトで十分だと私は思います。
今回は、シルバースタージャパンという会社の「なんでもエコ印刷 Windows7対応 フリー版」を試しに使用してみることにしました。
ちなみに当サイトの現在のOS環境がWindows8.1になるわけですが、InkSaver5にはWindows8/ 8.1 対応と書かれていません。
Windows7対応とだけ書かれていますが、調べてみた感じおそらく大丈夫でしょう。使用してみて問題があればソフトをアンインストールすればいいだけかと。
ダウンロードからインストール
まずはダウンロードからインストールまでの流れです。
製品名横の「なんでもエコ印刷 Windows7対応 フリー版」を選択してダウンロードします。
すると「NdmEcoFree.zip」というZIPファイルがダウンロードされますので、これを解凍しましょう。解凍したら実行ファイル「NdmEcoFree.exe」をダブルクリックして起動します。
「次へ」を選択。
「同意します」を選び、「次へ」を選択。
インストール先の指定です。そのままで問題ないので「次へ」を選択しましょう。
追加のインストールの催促画面です。任意のインストールになりますので、特に必要なければチェックを外して「次へ」を選択します。
続いて「インストール」を選択。
しばらく待つとインストールが完了します。以下の画面で「はい、今すぐコンピュータを再起動します。」→「完了」を選択。
これでパソコン本体へのインストールが完了しました。
設定
パソコンの再起動が終わったら、起動してみましょう。デスクトップアイコンに表示されないようなので、OS内の検索で「なんでもエコ印刷」と検索すると、「なんでもエコ印刷 Windows7対応 フリー版の印刷設定」と出てきます。
起動したら、上メニューから「基本設定」を選択して下さい。初期値では「インクの節約率」は25%ですが、これを50%に変更して「OK」を選択。
これで設定完了です。パソコンでコピーするとインク節約モードがONと表示されます。
他にも設定項目がありますので、その辺はお好みで設定してみるといいでしょう。
まとめ
たかがインク、いやされどインク。少しの積み重ねがいつか大きな差となります。
プリンタを使う機会が多い方はプリンタのインクの節約を心がけてみるといいかもしれません。
[ad2]
[ad3]
コメント