WordPress定番のプラグイン、BackWPupを日本語化する手順です!
その前にBackWPupの事を少し紹介したいと思います。
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▼この記事の目次
BackWPupとは
BackWPupとはWordPressをバックアップしてくれる機能を持つプラグインです。WordPressにトラブルが起きてしまった場合に復元するためのバックアップになります。
コツコツ積み重ねて書いてきたWordPressのデータが、ある日突然消えてしまった。また、管理画面にログイン出来なくなってしまったら困りますよね?
ネット上で実際にそうなってしまったという記事を以前見たことがあったので、私はそれからもしもの場合のためにバックアップは必ず取るようにしています。サーバー・そしてプラグインの不具合が起きる可能性があるかもしれません。自分で誤って消してしまった、もしそんな事になったら洒落にならないですよね。
ちなみにバックアップは手動でする事も出来ますが、WordPressにはバックアップするためのプラグインがあります。そのバックアップ用プラグインの中でも高機能で定番とも言えるのがBackWPupです。
BackWPupで出来る事
BackWPupで出来る事をまとめてみました。
- 「スケジュールを設定し自動でバックアップが取れる」
BackWPupは毎月・毎週・毎日・毎時と自分の設定したいタイミングでバックアップ予約をする事が出来ます。週一回のバックアップで、なるべく負荷のかからない時間帯 (深夜~朝方など) の設定でいいと思います。
- 「2か所のバックアップが取れる」
WordPressの全データは1箇所にあるわけではなく、サーバーにあるデータ・データベースにあるデータと分かれているので、それぞれ2か所バックアップを取る必要があります。各データ場所の内容はこのようになります
【データベース… 記事、カテゴリ、コメント、WP管理画面での設定】
【サーバー… アップロードした画像、プラグイン、テーマ】
- 「データベースの自動最適化」
バックアップ機能だけではなくデータベースの最適化機能も付いてます。
データベース最適化とは、WordPressを長く使っているとデータベース内に不要なゴミがたまっていきます。そのまま放置しているとブログの速度が低下する原因にもなってしまうのです。
そこでデータベースを定期的に最適化しお掃除する事で、速度低下を防ぐ事が出来ます。
その他にDropboxにバックアップファイルを保存していく方法もあるみたいです。
BackWPupを日本語化する手順
そんなBackWPupですが3.2.0以降では全ての言語が英語になっています。ちなみに現バージョンは3.2.2です。
このままでもわからない時はブラウザの翻訳機能を使ったり… と、使えない事はないですが、やはり元から日本語の方が使いやすいですよね。
このように英語表記です。う~ん、これは見づらい。
という事でBackWPupの最新バージョンを日本語化してみようと思います。FTPソフトを使い「 /wp-content/plugins/backwpup/languages 」まで行ってlanguagesファイルの中身を確認してみました。
どうやら日本語ファイルがないようです。
BackWPupの日本語化ファイルは開発者により「GitHub」上で公開されています。
▼「backwpup-ja-lang-3.0.13」をクリックします。
画面が切り替わるので「wp-content/plugins/backwpup/languages/backwpup-ja.mo」の右側「View」をクリックします。するとまた画面が切り替わります。次は「View Raw」をクリックして下さい。
すると「backwpup-ja.mo」がダウンロードされます。
▼早速、ダウンロードした「backwpup-ja.mo」ファイルをFTPで先ほどの「 /wp-content/plugins/backwpup/languages 」にアップロードして下さい。
WordPressの管理画面を更新すると…
このように日本語化が完了しました!
この記事のまとめ
いやー、英語って難しいですね。日本語化するだけでなんだか使いやすくなったような気がします。
ちなみに余談ですが、江戸時代後期には日本初の和英辞典が出ています。日本人は英語苦手とよく言いますが、時は経っても覚えないもんなんですね。
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