当ブログmechalogが利用するレンタルサーバーはwpXです。ブログ開設数か月でサーバー移転しました。
wpXの管理画面を見るとPHPのバージョンの最新がPHP7なのだそう。デフォルトではPHP5だったので今回変更してみることにしました。
photo by Markus Tacker
PHP5とPHP7
PHP7はPHPの最新バージョンです。2015年12月に正式リリースされました。
細かな違いはありますが、一言でいうと5系よりバージョン7の方が高性能でWEBページの高速化が期待できるとのこと。なんと、2倍以上の性能差があるようです。
PHPは普及率が高いプログラミング言語なのでセキュリティ面から見ても最新バージョンにした方がいいといわれています。
バージョンの違い
- 「PHP5.4.45」… PHP5系の旧バージョン
- 「PHP5.6.18」… PHP5系のメジャーバージョン
- 「PHP7.0.3」… PHPの最新バージョン
プラグインに対応しているか確認する必要がある
こういったバージョン切り替えときに気を付けるべき所は、やはりプラグインの兼ね合いでしょう。以前より改善されたとはいえ、元々wpXとプラグインとの相性は良くないみたいですから。
特にキャッシュ系のプラグインを多く使っているのであれば、一時無効化・または削除しておいた方がいいかもしれません。
当サイトは現在使用しているプラグインそのままで、今回PHP7へアップデートしました。
▼現在インストールしているプラグイン
- Category Order
- Crayon Syntax Highlighter
- EWWW Image Optimizer
- Google Authenticator
- Google XML Sitemaps
- Jetpack by WordPress.com
- PuSHPress
- WordPress Popular Posts
PHP7に切り替える
それでは、PHP5からPHP7へと切り替えてみましょう。管理画面左の「PHPバージョン切替」内のプルダウンからPHP7を選び →「設定変更(確定)」を選択します。
するとPHPのバージョンが切り替わります。これ以外の設定は特にする必要ありません。
反映されるまで時間がかかるかと思いますが、すぐに確認してその後ももう1度確認してみましたが特に変化がなかったので問題なくPHP7に移行されたのでしょう。
「スピード比較」PHP5系からPHP7
一見なにも変化がなさそうだったので、事前に図っておいたPHP5のWEBページ・スピードと変更後のPHP7のスピードを比較してみることにしました。
スピードを測定するWEBサービスは色々ありますが、やはり有名どころのGoogle「PageSpeed Insights」と「GTmetrix」でしょうか。
PageSpeed Insights
PageSpeed Insightsにアクセス、計測するサイトのURLを入力します。
▼PHP5
▼PHP7 (直後)
GTmetrix
こちらはGTmetrixです。
▼PHP5
▼PHP7 (直後)
PHP7にアップしたすぐの測定でもうこの違いです。現時点でデフォルトではPHP5の設定になっているので、PHP7にアップデートすることをおすすめします。
まとめ
すぐに速度が上がったようなので、結果的にPHP7にして正解というカタチになりました。セキュリティ面でも更新した方がいいとの事ですからね。
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