「俺」、「僕」、「私」。当然ながら日常では「私」もしくは「僕」に分かれると思いますが、ネット上で使う一人称ってどう使うのが正しいのでしょうか?
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シーンによって使い分ける
やはりどんな時でも「俺」「僕」「私」ではなく、状況によって使い分けるというのがスマートな使い方かもしれません。
「俺」と「僕」
仕事上の会議中や厳粛な場で、俺だと変ですよね。場違いだと思われてしまいます。厳粛な場でも僕で通用しそうですが、この場合、部下という立場ならそれもありだと思います。
しかし、会議のような公の場で上司が僕といったり、部下が自分のことを私というのにその上司が僕というのはなんだかしっくりこないような気がします。
また、友人の前や恋愛などの場では、親しい関係であれば俺でいいのかと。会社の上司の前で俺っていうのはなんだか違うような気がします。
「私」と「僕」と「俺」
「社会人なら私といった方がいい」というのが一般的な意見でしょう。確かに会社などの公の場では私がいいのかもしれません。私には無難で安定した、しっかりとした印象をうけます。
それに対し僕の方は良いイメージがあれば、男らしくない、また草食系といったイメージもあるという意見もあるようです。
自分の事を「俺と呼ぶ男性」、「僕と呼ぶ男性」どちらが好感がもてるかという評価の統計があるようですが、その結果は人によって様々なようです。
このように、呼び方だけで相手の受ける印象が変わるというのがわかります。
他の呼び方
他にも「自分」や「小生」という呼び方があるようです。
自分は真面目で堅実、硬派なイメージですね。小生は普段あまり聞き慣れない呼び方ですが、その評価は必ずしも良いイメージではないようです。
「おいどん」「それがし」「拙者」「わい」なんかもありますが、場所を間違えるとふざけてると思われる可能性も..。 昔風な感じですし、かなり個性的キャラのイメージですね。あまり現実的ではないのでアニメのキャラクターが使うような呼び方になるでしょう。
まとめ
「いい年して僕と呼ぶのはちょっと..」という意見もあるようです。俺だとやはり雑な感じにとらえられてしまう可能性もありますから。
また、同じ僕でも漢字の「僕」、ひらがなの「ぼく」といったように、文章では漢字を文字にするだけでも印象が変わります。
「僕」であれば同じ僕でも大人な印象、「ぼく」は子供っぽい印象になります。「私」ではなく「僕」といっている時点で筆者が女性ではない可能性が高いと予想できるでしょう。
このように呼び方1つで印象がガラリと変わりますから、場面によって使い分けるのが一番いいのかもしれません。