今回は農業をはじめるなら基本として覚えておきたい、田んぼや畑の面積のお話しです。
ちなみによく言う東京ドーム一個分は、単位で表すと4.7haになります。
よく「坪」「アール」「ヘクタール」と言いますが、どの単位がどのくらいの面積かしっかり把握しておきたいところです。
目次
畳・平米・坪・a・ha
よく利用されるのが畳、平米、坪、ヘクタールです。まずこれらの単位を、しっかりと覚えておきましょう。
- 1畳(じょう) = 182cm x 91cm(地域によって大きさは違う)
- 1平米(へいべい) = 1m x 1m
- 1坪(つぼ) = 2畳、3.3平方m
- 1a(アール) = 10mx10m
- 1ha(ヘクタール) = 100mx100m
ちなみに m (メートル) を日本語にすると米になります。
歩・畝・反・町
普段農業にふれていない人にとってあまり馴染みがありませんが、田んぼや畑の大きさを表すのに昔から使われているのが「歩」、「畝」、「反」、「町」です。
- 歩(ぶ)
- 畝(せ)
- 反(たん)
- 町(ちょう)
どのくらい浸透しているのか世代、地域によって違うのかわかりませんが、おじいちゃん・おばあちゃん世代はまだこの単位を使っている方もいます。
せっかく畳、平米、a、haという単位を覚えたのに、まだ歩、畝、反、町という単位があるの?と思ってしまいますが、この単位は坪やa、haに当てはめるだけなので簡単です。
ちなみに歩という単位はあまり使う機会がないそうです。
- 1歩 = 1坪
- 畝 = 1a (10mx10m、100㎡)
- 反 = 10a(1000㎡)
- 町 = 1ha(100mx100m、10000㎡)
東京ドーム一個分って?

ついでにこちらもはっきりしておきましょう。
テレビなどでよく耳にするあの「東京ドーム○個分」って表現される大きさです。どれほど大きいかというのを表現する時に使われることでご存知の方も多いはず。
あれはグラウンドの大きさではなく、建築面積になります。東京ドームの建築面積を表すと46755㎡。
いまいちピンときませんが1haが10000㎡なので4.7ha (4.7町)です。
まとめ
田んぼと畑の面積の単位についてまとめてみました。良かったら参考にしてみて下さい。