今回はニコニコ動画に動画投稿する場合、どのように動画を編集したらいいのかまとめてみましたので紹介したいと思います。
▼目次
photo by hildgrim
最大100MBから最大1.5GBに
ニコニコインフォを見てみましょう。
9/8の14時に新しい動きがあったようです。内容をのぞいてみましょう。
2016年8月18日(木)より開始しております投稿可能ファイルサイズの変更ですが
下記の日程で対象ユーザーを拡大いたします。
▼【適用予定日時】
・2016年9月8日(木)14時頃
※実施日時は変更となる場合がございます
▼【対象者】
・ユーザーIDナンバーが、1~3,500,000までのプレミアム会員ユーザー
(対象ユーザーは順次増加し、最終的に全会員が対象となる予定です)
・対象ユーザーかどうかは動画投稿ページからもご確認いただけます
月額540円のプレミアム会員は、いままで最大100MBまでのファイルサイズだったのがここにきて最大1.5GBになったようです。まだ一部ユーザーしか利用できない状態のようですが9/8でユーザー拡大したようです。
運営側は最終的に全プレミアム会員ユーザーを対象にすると言っているので、また順次拡大していくことになることが予想できます。
とはいえ、プレミアム会員でも最大100MBまでの制限がついているユーザーもいるでしょう。今回はプレミアム会員で最大100MBの制限がついている場合の編集方法を見ていきましょう。
Aviutlで編集
動画編集に使うソフトは定番のAviutlです。こちらは多機能な上に拡張機能が豊富な動画編集ソフトでしかも無料で利用できるという優れものです。
Aviutlで動画をエンコードするために使う拡張機能がx264guiExです。この拡張機能を使うことでMP4で出力することができます。
x264guiExは「rigayaの日記兼メモ帳」というサイトからダウンロードすることができます。サイトにアクセスしたら、右サイドバー内の「x261guiEx 2.xx (ミラー)」をクリックしてダウンロードします。
あとはx264guiExをインストールするわけですが、Aviutlのインストールからx264guiExの導入までの流れは以下のページに詳しく書いてありますので参考にしてみてください。
関連記事 : 【Aviutlの使い方】わかりやすく解説! インストールからMP4での出力方法まで
「x264guiEx」出力方法
撮影した動画の動画編集が終わったとしましょう。終わったらいよいよx264guiExで出力です。
上メニューから「ファイル」→「プラグイン出力」→「拡張 x264 出力 GUI (Ex)」と選択します。
するとこのような画面になるので「ビデオ圧縮」を選択します。
YouTubeの場合
YouTubeで出力する場合は、上の「プロファイル」から「高画質」を選択 →「自動マルチパス」を選択 →「nul出力」にチェックを入れることでHDDの高画質な画像に仕上がります。
他に細かい設定もありますが、一見それほどかわらない程度のクオリティーのようなのでこちらの設定だけでも充分でしょう。
ニコニコ動画の場合
さて、ここで本題のニコニコ動画で出力する場合の設定です。設定項目が多すぎるのでこちらも細かい設定はいじらず大まかな設定のみでできるだけ高画質な出力をしたいと思います。
ニコニコ動画の場合は簡単で、「プロファイル」の設定をいじるのみです。
プルダウンメニューから
- ニコ動 … 「通常会員」
- ニコ動 プレミアム … 「プレミアム会員」
- ニコ動 新方式(2016.08~) … 「プレミアム会員 (最大1.5GB対象ユーザー)」
をそれぞれ選択します。
これだけです。これで「自動マルチパス」など細かな設定は自動的にされるようです。
例えば、プレミアム会員がアニメやゲーム実況の10分動画をエンコードしたいといった場合は「ニコ動 プレミアム」→「長い動画(6分以上)」→「ニコ動 プレミアム 長い アニメ 高画質」といった手順です。
まとめ
この方法でニコニコ動画に動画をアップしてみたところYouTubeにひけをとらないような高画質の映像でアップすることができました。
ただし100MBとサイズが限られているのかわかりませんが、音質が若干劣化しているような気がしましたが上限があるのでそれは仕方がないのかもしれません。
設定によっては音質を上げる方法があるようですが、音質を上げすぎると今度は画質が劣化してしまいます。画質か音質どちらをとるのかというところでしょう。
1つの動画をYouTubeとニコニコ動画にアップしたいという場合はこのように最後のx264guiExの設定をいじることでそれぞれの動画投稿サイトに合った動画を作ることができます。
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