「Java開発環境」 JDKインストール・パスを通してコマンドプロンプトで確認する。

Java Coffee

以前紹介した「Javaの基礎知識」で、Javaの基本はざっくりと理解出来たので今回からいよいよJavaでAndroidアプリを制作するための環境を整えたいと思います。

開発環境にはAndroid Stoudioを使用しますが、それだけでは動作せず環境が作れないので今回はまずJDKをインストールしてその後「PATHを通す」という設定をするまでの手順です。

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photo by Phil Roeder

▼この記事の目次

  1. JDKをインストール
  2. 環境変数PATHを設定する
  3. この記事のまとめ

JDKをインストール

Android Studioを動作させるにはJDK (Java SE Development Kit) が必要です。JDKはJava開発を行うためのKit (訳… 道具、一式) となっているソフトウェアです。

まずORACLE公式からJDKをインストールしましょう。JDKはJavaプログラミングを行う上で必要な機能を提供するソフトウェアのセットです。

▼JDKのところの「DOWNLOAD」をクリックします。このソフトウェアは「Java SE」という事と、下にはJDKにはJREが入っているという事が書いてあります。

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ここで最新版のJDKをインストールしたいところですが、2016年2月29日現時点で「8u73」「8u74」とあります。uというのはおそらくアップデートという意味です。74の方が最新のはずですが下になっているので念のため「Checksum」(データ内容のチェック) から確認してみます。Linuxのファイル名だけが違うようで、Windowsは特に変わらないようです。

▼8u74から一応ライセンスを確認後「Accept License Agreement」(ライセンスに同意) にチェックし、 筆者の環境の場合「Windows x64」を選択してダウンロードします。(x86=32bit、x64=64bit)

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▼ダウンロードしたファイルを実行するとセットアップのためのポップアップが立ち上がるので「次」を選択。

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▼ここはデフォルトでもOKです。「次」を選択します。

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▼ここも「次」のままで「選択」するとローカルにインストールされます。完了したら「閉じる」を選択でJDKのインストールは完了です。

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最後のポップアップの時に「次のステップ」を選択するとJDKの内容がわかります。といっても現時点でほとんどわかりません。JDKの中にJREがあって、またその中にJava仮想マシン、APIが入ってますよって図です。
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環境変数PATHを設定する

まず環境変数 (environment variables) というのは、OSの設定をカスタマイズするための変数です。WindowsだけではなくMacやLinuxにも環境変数はあります。パスなどの文字列を変数として設定・保管しておきます。

PATH (パス) は英語だと通り道という意味です。この作業は「パスを通す」と言います。コンピュータに実行ファイルの場所を教えてあげるという作業になります。

PATHとはファイル場所までの道のりつまり住所の事で、通すとはコンピュータを目的ファイル場所へとたどり着けるように目的ファイル場所を登録して住所先まで案内するという事です。

「JDK」パスを通す

JDKの場合の「パスを通す」という事の目的は、実行ファイルであるJava.exe、Javac.exeファイルが置かれているディレクトリまで毎回行くのは手間なのでどこのディレクトリ階層にいてもjavacなどのJavaの実行ファイルが実行できるように「絶対パス」を通すという作業になります。環境はWindows10です。

「絶対パス」はCドライブ真下のルートディレクトリ (最上層) から目的地までの全ての経路を記述するパスの種類の事です。フルパスとも呼びます。

コンパイルなどの大事な役割を持つJava、Javacの実行ファイルはJDKの下層に位置する「bin」フォルダに入っています。「bin」とはBinary File (バイナリ・ファイル) の略でソフトウェアなどを入れておくフォルダの事です。
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【Javacとは?】

JavacはJDKなどに付属しているツールでJavaのソースコードを中間言語であるバイトコードに翻訳するコンパイルするという機能を持っているという、いわゆるコンパイラです。

なのでJava+C (Compiler/コンパイラ) = Javaコンパイラという意味です。

▼右下のWindowsマークを右クリック→「システム」を選択→「システムの詳細設定」を選択します。
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▼「環境変数」を選択します。

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▼下のシステム環境変数のところで「新規」を選択します。

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「ユーザー環境変数」と「システム環境変数」

ここで「ユーザー環境変数」と「システム環境変数」と二つの項目が出てくるのでそれについて少し解説します。

・「ユーザー環境変数」… コンピュータを利用するユーザー別に設定し、Windowsにログインしているユーザーのみに反映されるという設定。

・「システム環境変数」… コンピュータを利用する全てのユーザーに対して反映されるという設定。

というのがそれぞれの環境変数の違いです。どちらか片方だけ設定する事は勿論の事、両方設定する事も出来て、その場合は「ユーザー環境変数」の設定が上書きされ反映されます。ただしパスの場合は違う話になってくるようで、JavaのJDKの設定の場合は「システム環境変数」で設定するのが無難です。

▼「変数名」・「変数値」にこのように入力し「OK」を選択します。
※「変数値」はJDKのバージョンに合わせて下さい。

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JAVA_HOME

システム環境の変数名として用いるこのJAVA_HOMEって何だろうって感じですよね?これはJavaを利用する時に設定する環境変数のうちの一つです。

Javaで実行される時にここが参照されます。設定しなくても問題なく使える事もあるが念のため設定した方が良いとの事です。

しっかり設定出来たか確認してみよう

それではJAVA_HOMEが設定されているのか確認してみましょう。コマンドプロンプトを起動して下さい。Windows10なら左下の検索枠に「cmd」と入力・検索すればコマンドプロンプトが出てきます。

まずは変数名JAVA_HOMEの確認です。「set JAVA_HOME」と入力して下さい。
値が返ってくればしっかり設定されています。
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javacも確認します。認識していれば「javac」・「javac -help」・「javac -version」のいずれかのコマンドで通るはずです。「java -version」コマンドでJavaのバージョン確認も出来ます。

しかし、確認するも失敗・・

「’javac’ は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。」

と表示されてしまいました。おそらく設定が足りないのでしょう。色々と試してみます・・
しばらく試したら出来ました!この設定で大丈夫でしょう。

▼システム環境変数のところの「Path」を選択し「編集」を選択します。
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次の画面で「新規」を選択し一番下にこのように追加します

C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_74\bin

コマンドプロンプトで確認してみます。設定を反映させるためには一度閉じて再度コマンドプロンプトを起動します。

このようになれば設定は完了です。

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この記事のまとめ

慣れればそれほどの作業ではないという感じですが、今回の作業はパスを知らない私にとっては「パスを通す」という作業が一番のネックでした。

WEBサイトを作ったり、プログラミングを覚えるにはパスはなくてはならない基礎知識なのでしっかり覚えながら前回の「基礎知識 – ディレクトリ・絶対パス・相対パス」から2度にわたりお送りしてきました。

次回はいよいよAndroid Studioをインストールして、アプリ制作のためにJavaを使えるまでの設定をしてみたいと思います。

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