
WordPressで記事内に画像をアップロード時に下記のようにいくつかの設定項目があります。
「タイトル」「キャプション」「代替テキスト」「説明」
当ブログでも今までは画像だけアップロードしたらこちらの項目はスルーしてあげていました。
見直したら適切な記入をすることが思いのほか大事、ということだったのでご紹介したいと思います。それでは見ていきましょう。
photo by Linus Bohman
▼この記事の目次
画像の意味を正しく理解してもらうために
当たり前のことですが、「犬」の画像を見て人間は「犬」だとすぐにわかりますよね。
「公園にいる犬」の画像をみたら人間の目で見れば直観的に画像の内容を理解できます。
しかし検索エンジンのクローラーは記事内の画像を見ただけでは画像の意味を直観的に理解できません。
そこで必要になってくる作業がクローラーに正確な画像の情報を伝えるという事です。
実際にGoogleサーチコンソールのヘルプでも画像検索において検索結果に影響があるというニュアンスの発表をしています。
一番SEO効果があると思われるのは代替テキスト(alt属性)ですが今では以前に比べると効果が少なくなったとの声もあるようです。
ただやはり設定しないよりする方が画像検索の面で効果はあると思われます。
タイトル
こちらに記入した内容がhtmlの<img>タグのTITLE属性として設定されます。
アップロードした後の画像にカーソルを合わせると「タイトル」に記入した内容がツールチップとして表示されます。
ツールチップとはカーソルを画像上に置いた時に表示されるテキスト文字の事です。
SEO効果の方は?
気になるSEOの効果の方ですがさほどないとされています。
ただ「タイトル」の内容がGoogle検索の結果に表示されるというので犬の画像であれば
「P445962.jpg」などではなく「鹿」と変更しておくといいでしょう。
ユーザビリティの面を考えたらないよりもあった方がいいかもしれません。それがリンク画像であればなおさらです。
キャプション
こちらに入力した内容がアップロードした画像の下にテキストとして反映されます。
画像について下にコメントなど簡単なテキストを表示させたい場合は使用します。
キャプションの表示例

空白にしておくと表示はされないですが空白にしておいても特に問題はありません。
代替テキスト
こちらは<img>タグのalt属性として設定されます。
接続速度が遅いなどの環境により画像が表示されなかった場合に変わりに表示されるテキスト文字になります。
また目が見えないユーザーが音声読み上げソフトを使いサイトを閲覧する場合に「代替えテキスト」を読み上げるというものです。
「代替テキスト」はGoogleが推奨しているので実際にSEOの効果がありこのようにできるだけ多くのユーザーにわかりやすく伝えるためのものなので画像をアップする際は是非とも設定しておきたい項目になります。
クローラーが画像の意味を正しく認識してインデックスするための情報なので正しい設定をすると効果的です。
もし代替テキスト(alt属性)を設定していない場合はクローラーはalt属性がなくても周辺の文章の中の情報から画像内容をある程度予測してインデックスするようです。
使い方の例
設定するのは簡単ですが適切な設定方法を知らずに設定してしまうと、
よかれと思ってしたことが結果ブログの評価を下げる要因にもなりかねません。
画像を例にして解説します。
例えばこのような画像をアップする時の代替えテキスト例です
- △なパターン
『 画像 』 - ○なパターン
『 猿 』 - ◎なパターン
『 木登りしている猿 』 - ×なパターン
『 猿 木 木登り ニホンザル 動物 川 観光地 写真 』
そしてこちらの「×なパターン」のようにキーワードの乱用はNGです。
適切な設定をしないと検索エンジンからブログ全体がスパムと認定されてしまう可能性があります。
このように「代替テキスト」の役割はしっかりとわかりやすく完結な説明文を書くという事です。
キーワードの乱用にだけはなってしまわないように注意をしましょう。
説明
こちらはユーザーに見てもらうための説明ではなく自分が見てわかりやすくするために使うものです。
ブログ上には一切表示されないため自分のためのメモやコメントアウトのように使うといいと思います。
通常それほど必要ではないかもしれません。
まとめ
今回は画像についてのお話でした。
記事内に画像をアップする時は「代替テキスト」と「タイトル」を設定した方がいいという結果になりました。
画像を正しく認識してもらうために最低限「代替テキスト」は設定しておきたいところです。
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