今回の記事は【保存版】の大容量バッテリースマホということで、ZenFone Max(ZC550KL)を実機レビューしていきます。
2022年現在、ZenFone Max最新の価格相場は5000円~15000円(中古)ほどです。
数年前に比べるとかなり相場が下がりました。ある意味今がチャンスとも言えます。
今回はASUS ZenFone Max(ZC550KL)の魅力を余すことなくお伝えできればいいと思っているので、どうぞご覧ください。
ASUS ZenFone Max
ZenFone Max(センフォン・マックス)は、2016年3月26日(土)に発売されたSIMフリースマホです。
定価は30024円ですが、発売から1年ほど経過しているためAmazonで22000円~25000円ほどというSIFフリースマホの中では比較的安い価格で購入することができます。
ASUSとは
ASUSは台湾の台北市に本社を置くパソコンやスマホ・周辺機器を製造する大手メ ーカーです。ASUSの読み方は、そのままエイサスと呼んでしまいそうですがエイスースで統一されているようです。
ZenFoneシリーズはその安さと性能の安定面から格安スマホの中で1位のシェアを誇っているものです。格安スマホといったらZenFoneシリーズといったように、台湾だけでなく日本国内でもとても人気があります。
ZenFoneシリーズ一覧
ZenFone5 | 2014年11月8日発売 |
ZenFone2 | 2015年5月16日発売 |
ZenFone2 Laser | 2015年8月8日発売 |
ZenFone Selfie | 2015年9月18日発売 |
ZenFone2 Laser6 | 2015年11月13日発売 |
ZenFone Zoom | 2016年2月5日発売 |
ZenFone Max | 2016年3月18日発売 |
ZenFone Go | 2016年4月2日発売 |
また、ASUS ZenPadというタブレット端末もあります。ZenFoneシリーズではないですがZenFoneとZenPad、なんだか名前が似ているような気がしますね。
こちらはタブレットなのにSIMフリーで音声通話に対応しているというモデルです。
スペック
以前はAndroid5.0でしたが、Android6.0にアップデートされたようです。工場出荷前状態だと5.0になっていると思いますので手動で6.0にバージョンアップする必要があります。
また、カメラ機能は1300万画素となっていますが、前面のカメラの方は500万画素なので画素数を気にするというユーザーは1300万画素の背面カメラを使用するといいでしょう。
デュアルSIMに対応しているので、海外旅行をする機会が多いというユーザーからしたら利用用途枠が広がるかもしれません。
メーカー | ASUS |
カラー | ブラック /ホワイト |
サイズ | 156mm(高) x 77.5mm(幅) x 10.55mm(厚) |
重量 | 202g |
OS | Android6.0 |
画面 | 5.5インチ /HD(解像度・1280×720) |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
CPU | 64-bit Qualcomm S410 |
GPU | 450MHz Adreno 306 |
カメラ | 1300万画素 /背面(500万画素 /前面) |
バッテリー | 5000mAh |
SIMスロット | micro SIM x2 /デュアルSIM |
ガラス | ゴリラガラス4 |
5000mAhの大容量バッテリー
そしてこのZenFon Maxの最大の売りは、5000mAhという大容量のバッテリーが搭載されているということです。ZenFone Maxは大画面の5.5インチですが、同じ大きさのモデルは3000mAhが一般的なのに対し、その約1.7倍の5000mAhになります。
普段私が使っている「ANKER PowerCore 10000」というモバイルバッテリーの容量はその名の通り10000mAhですが、10000mAhという数値はモバイルバッテリーの中でも大容量の位置づけとなります。
ZenFone Maxはその半分の5000mAhですが、モバイルバッテリーでも5000mAhの容量があれば外出時の持ち運びでも便利で快適に使える範囲内です。何が言いたいかといいますと、つまりZenFone Maxにはモバイルバッテリーが内蔵されているようなものなのです。
どの程度もつものなのか、数値を見た方がわかりやすいと思います。ASUSが公開している数値を見てみましょう。
連続待ち受け時間 | 38日間(画面・無線装置OFF状態) |
連続通話時間 | 最大37.6時間(3G) |
Wi-Fi環境ブラウジング | 最長32.5時間 |
動画の連続再生 | 最長22.6時間 |
連続待ち受け時間38日間には驚きです。画面がOFF状態という条件がありますし、どれも最長という条件がありますがZenFone Maxは他のスマホ端末よりもバッテリーが長持ちするというのが伝わってきます。
非常に微々たるものでせこいようですがバッテリーが長持ちするということは電気代の節約につながりますし、なにより外出時間が長いようなユーザーにとって強い味方となってくれる1台といえるでしょう。
ZenFone Max実機レビュー

では、購入したZenFone Maxを見てみましょう。カラーはブラックとホワイトと2種類ありますが、今回購入したのはブラックです。

箱を開けると本体以外にこのように付属品として充電器とイヤフォンと説明書、そしてUSBホストケーブル(USB OTG)が入っています。

USBホストケーブル
USBホストケーブルは、USB機器同士をつなぐためのものでこれを使えばスマホ側の「Micro B」と比べると大きな形をした「A Type」同士をつなげることができます。

USBホストケーブルは全てのスマホ端末で対応しているわけではないですが、ZenFone Maxには付属品として付いているものなので当然対応しています。
例えばこのようにZenFone Max側に「Micro B」を挿入し、「A Type」をUSBメモリに挿入すればスマホのデータをUSBメモリに保存することができます。

ASUSのファイルマネージャーを開くとUSBストレージとして認識されているのが確認できます。

USBホストケーブルでスマホから画像を保存する際は、USBストレージではなく画像ディレクトリに保存されるようになってますが画像からUSBストレージにデータを移動することでUSBメモリに保存することができます。
移動の手間だけかかすが、まとめてデータを移動することができますし外出先の合間でちょっと作業をしたい場合に重宝するでしょう。
また、スマホを2台持ちしているのであれば片方のスマホが充電器れしてしまった場合にZenFon Maxが活躍してくれます。
USBホストケーブルでスマホ同士をつなげることでZenFon Maxがモバイルバッテリー代わりになるのです。モバイルWi-Fiルーターも充電できます。
こうした使い方は5000mAhという大容量バッテリーが備わってるZenFon Maxならではといえます。
「5.5インチ」迫力の大画面
4インチサイズのスマホは持ち運びに便利ですが、コンテンツをしっかり楽しみたいならやはり5.5インチスマホでしょう。ゲームやYouTubeなどのコンテンツも快適に見ることができます。
同じ台湾のパソコンメーカー、AserのLiguid z200(4インチ)と比較してみましょう。4インチというとスマホではコンパクトサイズの部類になるかと思われますが、比較すると5.5インチのスマホの存在感が際立ちます。

5.5インチは持ち運ぶのが手間だから4インチ程度のスマホサイズにしているというユーザーが多いと思いますが、5.5インチであればズボンのポケットに入るサイズなのでそれほど気になるサイズ感というわけではありません。
高級感ある落ち着いたデザイン
毎日使うスマホですから、できればデザインにもこだわりたいところ。ZenFone Maxはまさにシンプル・イズ・ベストという言葉がしっくりくるような落ち着いたデザインが印象的です。
背面がレザー仕様になっていてそれが高級感をしっかり演出しています。

ZenFone Maxのカラー2色、ブラックとホワイトというカラーチョイスからしてやはりシンプルなデザインを意識したのでしょう。表面下にさりげなくスピン加工が施してあるところも好印象。

気分を上げてくれるデザインです。ただZenFoneシリーズはただ安いだけじゃないというところも人気の理由なのでしょう。
上から見た画像。イヤフォンジャックが左側にあります。

そして横から。電源ボタンや音量調節ボタンです。

ちなみにスマホ画像をキャプチャする時は電源ボタン+音量調節のマイナスボタンで撮ることができます。
まとめ
ZenFone Maxを購入してだいぶ経ちましたが、とても使いやすく気に入っています。SIMフリースマホを購入するのは今回が初めてということもありZenFoneシリーズというのを知らなかったのですが、今後もしSIMフリースマホを購入する機会があるのならこのシリーズにするかもしれません。
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