【はじめてのデジタルイラスト】第3回 / GIMP2.8で描くための準備と設定方法

【はじめてのデジタルイラスト】第3回 / GIMP2.8で描くための準備と設定方法

GIMP2.8でデジタルイラストを描くための設定などを紹介したいと思います。

photo by Christian Stein

目次

GIMP2を使う

使用するのは画像編集のフリーソフトGIMP2です。
高機能なツールなので、使いこなすことで有料画像編集ツールに劣らない編集をすることができます。

まずはGIMP公式のダウンロードページにログイン。
右側の「Download GIMP directly」を選択してダウンロードしましょう。

GIMP2を公式ページからダウンロード






インストールが終わりましたら、GIMP2を起動ですぐ使うことができます。

キャンバスサイズと解像度

まずはキャンバスサイズと解像度です。
これについてはイラストの種類や使用するソフトによってまちまちかもしれません。

実際に人によって設定に違いがあります。この辺は慣れていくことでしっくりする設定が見つかるかと思うので大丈夫でしょう。

それではキャンバスを作ります。
上メニューから「ファイル」→「新しい画像」の順に選択。

キヤンバスサイズについてですが、仕上げたいサイズの2~3倍が画像を綺麗に仕上げるコツとなります。
1200×800にとりあえず設定し作った後に600×400に縮小する設定を例にしてみましょう。
gimp2-digital1a
次に「詳細設定」をクリックして下さい。

するとプルダウンが開くのでそこで解像度の設定が出来ます。

「水平解像度」「垂直解像度」とありますがここの数字が解像度です。デフォルトでは72dpiになっているのでとりあえず144dpiに試しにしてみました。

決まったら「OK」をクリックして下さい。

gimp2-digital2a

鉛筆かインク

あとは絵描くツールの選択ですがGIMP2.8には「鉛筆」「ブラシ」「エアブラシ」「インク」とあります。

それ程情報が多くなかったので迷いましたが手書きの質感を出したいなら「鉛筆」、綺麗に仕上げたいなら「インク」がいいのかなと思います。

とりあえず「インク」を選択しました。

手ブレ補正

ペンタブレットを使いGIMP2.8でデジタル絵を描くためにはデフォルトのままだと手ブレが目立つため設定をする必要があります。
「インクで描画」を選択し下のツールオプションから「手ブレ補正」にチェックを付けます。

  • 「品質」… 筆圧に関係がある設定です。ペンタブレットによっては筆圧に対応していないものもあります。お好みで決めるといいでしょう。
  • 「ウエイト」… 数値が大き過ぎると書きづらくなる可能性があるため、ほどほどの数値設定がおすすめです。

gimp2-digital4a
手ブレ補正機能を使っていない線と使った線の違いをご覧ください。
しっかり手ブレが補正されて描けているので、綺麗な絵を描くためにはやはりこの機能は有効にした方がいいと言えます。

gimp2-digital3

この手ブレ補正をかけた線画の下絵を修正していき絵を仕上げていくという流れです。
もちろん初心者はアタリから描くのが基本ですが

ただ漠然とデジタルイラストを描くといっても何か目標がないとあまりイメージがはっきりとしてこないので
次回はLINEスタンプに挑戦してみる事にします。自分のプロフィール画像を作ろうとも思いましたが最初からはちょっと難しいだろうなと思いましたので。

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