普段は気にもとめていなかったのですが、デスクトップからGmail画面を覗くと
「現在、他の1か所で使用されています」
と表示されていました。
現在複数のGoogleアカウントを所有しています。全てのアカウントは必ず2段階認証を通してログインしているので安心なのですが、「他の1か所」という文面が気になったので確認してみることにしました。
アカウントアクティビティの詳細
この機能はGoogleアカウントへのログイン履歴をチェックするためのツールです。
過去のログイン履歴と現在のログイン状況をお知らせしてくれるので、不正アクセスがあった場合は一目瞭然でわかります。
こんな感じで表示されます。
一台のパソコンを使っているのにもかかわらず複数のIPアドレスが表示されることがあります。これはWifiといった接続ツールの再接続の度に変わることもあるのでさほど気にする必要はないでしょう。
一番下に
「このパソコンは、IPアドレス○○.△△.××を使用しています。(日本)」
と書いてあるかと思いますが、そのIPアドレスと現在ログインしているIPアドレスが一致していれば問題ありません。日本国内にいるにもかかわらず海外からのアクセスと表示されるのならおかしいかもしれません。
不正アクセスの疑いがある場合
その場合は「他のすべてのWebセッションからログアウト」を選択します。これを選択することで全てのアクセスからログアウトして遮断することができます。

仮にこれが不正アクセスだとしたら、IDとパスワードが漏洩していることとなります。その場合はすぐさまパスワードを変更してより強固なパスワードを設定してセキュリティを強化しておきましょう。
数字やアルファベットで組み合わせるのはもちろんですが、アルファベットの小・大を使い分けたり記号も組み合わせるとなお良いでしょう。
さらに2度と不正ログインされないための対策として、2段階認証を使ったワンタイムパスワードも設定するとさらにセキュリティが強化されます。
関連記事:「ワンタイムパスワードの仕組み」 ワンタイムパスワードは本当に安全なのか?
関連記事:「Googleアカウント乗っ取り対策!」 Google2段階認証プロセスの設定方法
Atomフィードって何?
ここからが本題です。
ブラウザのアクセスと平行してアクセスしている「Atomフィード」というのが気になります。これは一体何なのでしょうか?

AtomフィードというとRSSの仕組みだというのがわかりますが、RSSであるのならもしかしたらGmailの内容がそっくりそのまま読み取られているのでは..。
と、このような妄想を一瞬考えてしまいましたがさほど気にするものではないようです。
これは外部からGmailの新着情報を読み取っているツールです。僕の場合はChrome拡張の「Checker Plus for Gmail」というツールを使っているのでそれがGmail情報を読み取っているのでしょう。
これはブラウザ上でGmailの新着メールをプッシュ通知してリアルタイムでお知らせしてくれるという大変便利でツールです。
関連記事:Chrome拡張機能の「Checker Plus for Gmail」が便利すぎる
その証拠に「Atomフィード」のアクセスしたIPアドレスを見ると、自分のブラウザからのIPアドレスと一致しています。
一瞬不正アクセスなのかと疑ってしまいましたがこのように問題ないようですし、自分が入れたツールだということがわかりとりあえずほっとしました。