今回はFTPについてのお話しです。私はこのブログ以外でサイトを一から作ってみようと思っているのですが、サイトを作って公開するとなるとFTPを使う必要があるのでその備忘録です!
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FTPとは
FTPとは = ファイル転送プロトコルの事。
あたり前ですが、サイトはTerapad(わかりやすく言うと高機能のメモ帳) などのエディタで各ファイルを作成するだけではネット上に公開される事はありませんよね。
FTPはこのサイトを作るために記述したHTML、CSS、PHPのファイルをサーバにアップロードして公開できるようにするためのものです。サーバはレンタルサーバで十分だと思います。
ネット上にサイトを公開するための仕組みはわかりましたがFTPはどのようにして使う事ができるのかっていう事です。FTPを使うにはFTPソフトがあります。
FFFTPをインストール
リサーチした結果どうやら「FFFTP」というソフトがFTPを使うのに定番のソフトのようです。ソフトの選定はこのソフトで決まりです。
フリーソフトで公開されているようなので早速ダウンロードして使ってみる事にしましょう。
ちなみにこの「FFFTP」は2010年で開発がストップしているようです。しかし有志の方が開発を続けてくれているようで
・OSDN
https://osdn.jp/projects/ffftp/
こちらで各バージョンが公開されているようです!
ページにアクセスしたら「テスト版」やら「臨時版」やら色々とバージョンがありますが何をダウンロードしたらいいのやら。
またリサーチしたら古いバージョンは脆弱性が発見されているようです。「臨時版」なら脆弱性に対応しているようなのでここは迷わず「臨時版 1.98g2」をダウンロードしました。
「ffftp-1.98g2.exe」をクリックし開くとインストールするためのダイアログが開くので全て「次へ」を選択でインストール完了です。
起動して「新規ホスト」を選択
ホストの設定
私の環境のレンタルサーバはロリポップなのでその環境での説明です。ロリポップにログイン→アカウント情報
このアカウント情報に書かれている情報でホストの設定をします。
上から項目をうめていきます。「ローカルの初期フォルダ」はサイトにアップロードする為に作ったファイルがある場所を指定します。
ローカルというのはネット接続していない状態でも操作ができるパソコンの場所の事を言います。ハードディスクなどの場所ですね!
「ホストの初期フォルダ」は空白にして「OK」をクリック。
アップロードしたいホストを選択し「接続」をクリック。読み込みが始まり、「暗号化の状態の保存」というダイアログが出ますがコチラは「はい」を選択して下さい。
これでFTPを使用する為の環境が整いましたので試しにアップロードしてみましょう!
FTPを使ってみる
それではアップロードしてサイトを表示させてみます。
左側がPCのローカルの中身、右側がサーバのデータになります。右側のアップロードしたいフォルダ名を選択してください。使い方は簡単あとはドラッグ&ドロップするだけです。
サイトが表示されているか確認してみましょう。独自ドメインを取得している場合はお使いの各レンタルサーバの管理画面からの設定になります。
表示されない場合は「index.html」なのか確認して下さい。これがトップページになります。サーバ側で「index.html」を読み込む仕組みになっているようです。
それと今度PHPを覚えるつもりなのでPHPのファイルも試しに「test.php」として作りました。簡単な時計を表示させてみましょう。
<?php $time = date("n月j日 Ah:i"); print($time); ?>
これを「FFFTP」を使いサーバにアップロードします。
表示されました! いつも間にかもう朝ですね・・・
PHPはサーバ側の動作で動的な出力をさせる事が可能みたいです。「メールフォーム」や「掲示板」や「RSSリーダー」、WEBアプリなど作れるようです。
記事まとめ
FTPソフトのFFFTPを使いサーバにアップロードする方法をご紹介しました。FTPを聞くとなんだか難しそうなイメージでしたが使ってみると以外と簡単でした。今回設定は特にいじらなかったのですが必要な設定あれば追記します。次回以降はPHPの方覚えていきます。
あとFFFTPを利用するならセキュリティ面を考えて「マスターパスワード」は忘れずに設定しておきたいところです。