「おすすめのフリー素材サイトないかな」
「とにかく色々なジャンルの画像を揃えているところがいい」
そんな方におすすめのフリー素材サイト、それが写真AC/イラストACです。
今回はそんなフリー素材サイトや写真/イラストACについてまとめてみました。
フリー素材サイトの選び方から、数あるフリー素材サイトの中でなぜ写真AC/イラストACがおすすめなのか解説していきます。
- クレジット表記なしでもOKかどうか
- 改変可能かどうか
- 商用利用可能かどうか
写真AC/イラストACがおすすめな理由として結論を言ってしまうと、シンプルに「素材が豊富」ということです。素材が豊富な理由も後ほど解説します。
この記事を見れば、もうフリー素材サイト探しで迷うことはないでしょう。
それでは、さっそく始めていきましょう。
フリー素材サイトを使う3つのポイント
フリー素材サイトとは、その名の通り「フリー/FREE=無料」で使える素材サイトです。
一言にフリーの素材サイトといっても様々な種類があり「フリー画像素材」「フリー動画素材」「フリーフォント」「フリーBGM・効果音」などがあります。
ブログや動画制作などのコンテンツ制作をする人にとっては必須のサービスと言えるでしょう。
これらのサービスは全てを無料で使うことができません。
中には有料のものだったり、無料で使うかわりに「著作権者のクレジット表記を貼り付けてください」という条件がつくものもあります。
このフリー素材サイトには、確認すべき3つのポイントがあります。
- クレジット表記の確認
- 改変の可能・不可能の確認
- 商用利用の確認
必ず利用規約をチェックする
この記事にたどり着いた方は「あくまでも素材は無料で使いたい」「素材に1円もお金をかけたくない」という方だと思います。
前述したとおり、一言にフリー素材サイトといってもクレジット表記が必要だったり条件がある場合もありますから、後々トラブルを起こさないために必ず利用規約はチェックすべきです。
フリーで素材を使う場合の条件例は、そのサイトによっていろいろです。
いくつか例にしてみましょう。
- クレジット表記を貼る
- 個人利用のみ無料(商用利用の場合有料)
- ロゴとして使う場合のみ有料(フリーフォントの場合)
- 1つのコンテンツにつき20点まで無料(いらすとやの場合)
このように一言にフリー素材サイトといっても、条件がある場合もありますので気を付ける必要があります。
クレジット表記の確認
フリー素材サイトを使う上で気を付けなければならないのが条件です。

ブログ歴8年ですが、経験上気を付けたいのがリンク切れです。
クレジット表記が必要なフリー素材は、数年たつとリンク切れになってしまうことがあります。
例えばクレジット表記が必要な場合、リンクが必要ですから個人のクリエイターが素材をあげているflickrでは度々リンク切れが起きてしまうのです。リンク切れは放置すると、Googleの評価的によろしくないので再度ほかの画像に貼りかえる手間がかかってしまいます。



実際にクレジット表記のフリー素材をアイキャッチ画像に使っている時期がありましたが、何十記事とリンク切れを起こしていたという経験があります。



リンク切れのまま放っておくと、ページやブログ評価が下がる原因になってしまう可能性も気を付けよう!
そのことからもブログのように長期的に運営するのが前提のコンテンツでは、要クレジット表記の素材はあまりおすすめしません。
改変可能かの確認
そして素材サイトで確認すべき2つ目のポイント、改変は可能かの確認です。
例えばブログのアイキャッチ画像として使う場合、素材そのままではなく「少し改変してから使いたいな」という時があります。フリーの素材サイトをうたっていてもこの改変がNGな場合もたまにあるのです。
そうなったらそこの素材サイトの運営元に従うしかないので、改変はできません。
そうならないためにも、フリー素材サイトを使う場合は必ず事前に改変は可能かどうか確認しておきましょう。
商用利用の確認
フリー素材サイトを使うときの3つ目の確認ポイントは商用利用が可能かどうかの確認です。
例えばブログやYouTube制作に使うのであれば、その時点で商用利用と見なされるでしょう。
そうなると個人利用ではないので、商用利用可能なフリー素材を選ぶ必要があります。



「クレジット表記なし」で「商用利用可能」なフリー素材を選べばいいんだね!
おすすめのフリー素材サイト7選


素材サイトに1円たりともかけたくない、という人は「クレジット表記なし」で「商用利用可能」のフリー素材サイトを選ぶ必要があります。
その条件に合致しているのが、以下6の素材サイトです。
- Pexels
- 動画AC
- O-DAN(オーダン)
- ぱくたそ
- いらすとや
- 写真AC
- イラストAC
Pexels


クレジット表記 | なしでOK |
改変 | OK |
商用利用 | OK |
主にフリーの動画素材を提供しているサイトです。
例えば動画制作用の背景動画を使いたい場合、かなり使えるサイトだと思います。
画像もわりとありますが、欧米テイストが強く動画中心の素材サイトです。
動画AC
続いてはフリーの動画素材サイト動画ACです。
こちらも動画のみの提供なので、YouTubeなどの動画制作をしたい時におすすめとなります。
写真ACやイラストACと同じ運営元なので、日本人向けのデザインが多く動画の背景素材を探している方におすすめです。
クレジット表記 | なしでOK |
改変 | OK |
商用利用 | OK |



YouTubeチャンネルも運営していますが、この動画ACはわりと使えるのでおすすめです!



使えるとは言えまだベータ版。
フリー素材大手のACグループが運営元だし、今後さらに動画素材のバリエーションが増えそうだワン!
O-DAN(オーダン)


クレジット表記不要&商用利用可のフリー素材サイトです。40サイトを横断して素材を探すことができます。
元々日本向けに作ってオーダン=横断という意味合いで作られたサービスなのかは謎ですが、こちらもPexelsと同じく欧米テイストのデザインが多い印象です。
主にPixabayとUnsplashというフリー素材サイトから画像を引っ張ってきますが、これらのサイトはそれぞれ商用利用可で改変も可能なので安心です。
お洒落で完全無料のフリー素材を探しているという方におすすめの素材サイトと言えるでしょう。
クレジット表記 | なしでOK |
改変 | OK |
商用利用 | OK |
ぱくたそ


こちらもクレジット表記不要&商用利用可能なフリー素材サイトです。扱っている素材は写真になります。
日本の運営元なので日本人向けのデザインが豊富です。
使いやすく、専属の素材モデルさんも多数在籍しているのでさまざまなシーンに利用することができる素材と言えます。
また、ダウンロードするダウンロードサイズは「S(800px)」「M(1600px)」「L(4000~8000px)」から選ぶことができ「L」サイズはなんと4000~8000pxほどの大容量画像を利用することができます。



わりと使っているブログ運営者も多いのでは



ぱくたその素材はたまに見かけるね!
クレジット表記 | なしでOK |
改変 | OK |
商用利用 | OK |
1つ注意したいのが、Lサイズ(4000~8000px)の巨大サイズのままアップすると相当重いという問題です。画像の大きさは重さに直結します。
4000pxの巨大サイズだとその重さは3MB超え。その画像を1枚アップするだけで、ページ速度がウサギからカメになってしまいます。



だいたい1つの画像につき50~150KBが軽い画像の目安です!
画像を軽くするコツは大きくても約1280px(横)以下に画像をリサイズ。その画像をさらに次世代の画像ファイル「WebP」に変換します!
フリー素材の画像は、以下の画像編集ツール・ソフトでリサイズすることができます。
- Canva
- GIMP2
- PhotoShop



ちなみに「Canva」「GIMP2」「PhotoShop」の画像編集ツールを用途によって使い分けています。
… 細かな編集&YouTubeで使う画像
3つの画像編集ツール・ソフトの中でも、ブログ運営に欠かせないおすすめツールがCanva「キャンバ」。
全ての機能をフルに使うには有料ですが、無料でも充分に使うことができます。
このCanvaについて、誰でもわかりやすく解説した記事があります。お時間ある方&少しでも興味がある方は是非そちらの記事もご覧ください。
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いらすとや


いらすとやは、クレジット表記なし&商用利用可能のフリー素材サイト。
ブログ界隈より、YouTube動画制作用の素材サイトとして有名です。かわいらしい癒し系キャラのイラストが特徴。



某掲示板サイト系やゆっくり解説でよく見るあの素材だね!
元々無料で使える素材サイトでしたが、2022年利用規約が変更され話題になりました。
1つのコンテンツ(ブログなら1記事、動画制作なら1動画の中で)で20個を超える素材を利用した場合有料になってしまったのです。
とはいえ、1つのコンテンツで20個の素材というのはかなりの量ですから普通に利用する分には無料のままで問題はないと言えます。
クレジット表記 | なしでOK |
改変 | 基本OK ※ただし素材の印象を著しく損なうような改変はNG |
商用利用 | OK ※1つのコンテンツで20個まで無料。1度使った素材は何度も再利用OK! |
写真AC / イラストAC




こちらもクレジット表記なし&商用利用可能なフリー素材サイトです。
動画ACと同じ運営元で、その名の通り写真素材なら写真AC、イラスト素材ならイラストACそれぞれで無料利用することができます。
同じACの運営元が運営する無料ファイル転送サービス「ACデータ」を解説した関連記事があります。
「ファイル転送について詳しく知りたいよ」という方は、そちらも合わせご覧ください。




ここまでの情報だとO-DANやぱくたそと同等条件でその中から写真ACやイラストACを選ぶ理由はないですが、実は選ぶ理由が1つあります。
クレジット表記 | なしでOK |
改変 | OK |
商用利用 | OK |



写真ACとイラストACの公式サイトをそれぞれ貼っておくよ!
写真AC/イラストACを使う理由


さっきも言ったように、クレジット表記なし&商用利用可能の素材サイトは他にもいくつかありますから、わざわざここを選ぶ理由がありません。
そして唯一のデメリットと言えるのが、数年前に有料化になったということです。
写真AC/イラストACのデメリット
写真AC/イラストACで唯一デメリットと言えるのが有料化です。
有料化により制限がついて「サイト内検索機能」「ダウンロード回数」などに制限がつきました。
制限がかかると、その日は検索機能が使えなかったりサイズが小さい画像のみ(640pxなど)しかダウンロードができなくなります。さらに15秒ほどの動画広告を見てからしかダウンロードできないという時もあります。



ACの素材はジョン齊藤君がブログ始めた当初から使っているけど、
最初は使い放題だった。この変更はかなりのデメリットと言えるね、ワンワン!
でも、それ以上にACの素材を使いたい理由があるんだよ。
「結論」素材が豊富
「素材が豊富」
その一言になってしまいますが、写真AC/イラストACの素材を使う理由がシンプルにこれです。
これにはしっかりとした理由や根拠があります。
それは運営元が全て用意した画像ではなく、多くの個人のクリエイターが作った膨大な画像から選ぶことができるからです。
運営元が用意した画像だけだと、シチュエーションやバリエーションに限界があるでしょう。
ACは個人のクリエイターに素材がダウンロードされたら収益バックといったインセンティブをつけて、膨大なフリー素材を提供できるというのを実現しました。素材クリエイターが毎日頑張って素材をつくっているのです。
多少の制限がついても写真AC/イラストACを使いたい理由がここにあります。



「○○+フリー素材」でググると写真AC/イラストACがわりと出てきます。



かなりのバリエーションがあるので有料会員になるという選択肢もありかも!
まとめ
今回はフリー素材についての知識から、おすすめのフリー素材サイトまで紹介しました。
「素材に1円もかけたくない」という場合、以下2つのポイント要チェックです。
- クレジット表記不要
- 商用利用可能
また、さまざまなジャンルのフリー素材を扱う「写真AC、イラスト」は、無料会員だとダウンロード回数などの制限がありますが、素材のバリエーションが豊富なので是非普段使いしたい素材サイトです。
探している素材があれば、写真ACかイラストACを使えばほぼ探すことができるので解決します。
この記事に関連した記事のリンクを貼っておきました。少しでも「気になるよ」という方は気が変わる前に今すぐ読んで、情報をゲットしてください。



今回の記事は以上になります。最後までありがとうございました。





