最近イラストの記事ばかりを書いていたので、Unityの制作が止まっていました。
今回の記事はアクションゲーム用のキャラクターの作り方として、翼竜(よくりゅう)を制作したいと思います。
翼竜とは白亜紀後期に生息していたとされる生物です。恐竜の仲間というかその一種だと思っていましたが、恐竜とは別に分類されるようですね。
photo by Photocapy
スマホで下書きをスキャン
ドット絵を一度だけですが作ってみた感覚でペンタブを使って下書きからと一から描くというのはしんどそうだったので、今回はアナログで下書きしてからそれをスキャン→取り込むという手順をとりたいと思います。
\ 関連記事を読む /
「ドット絵の基礎・作り方」 動物 (ペンギン) を描いてみた!
今回使用する全ての道具・ソフトウェアをまとめてみました。
- 紙、シャープペン、鉛筆
- CamScanner (Androidアプリ)
- ドット絵エディター EDGE
こんな感じでしょうか。ちなみにCamScannerはスマホカメラで撮影した対象物をその場でスキャンしてPDFに変換するというお役立ちアプリです。
このアプリを選んだ決めてはAndroidのスキャナアプリと検索したらほとんどこちらが紹介されていたというポイント。さらに世界中で何千万ダウンロードされているという点と、Google Playのレビューを見て好評だったのでとりあえず無難だろうという安易な考えの元です。

CamScannerでスキャン
まず下書きとして描いた対象物をCamScannerで撮影します。撮った画像は切り出したり明るさ、向きを変えたりとその場でカスタマイズできるようです。
撮影しただけではPDFファイルにならないので「設定」→「ドキュメントエクスポート」を選択してPDFファイルを生成します。以上でCamScannerの操作は完了です。簡単ですね。
「PDF」→「PNG」
PDFファイルのままだとEDGEで取り込む事ができません。そのため、PNGファイルに変換する必要があります。
ソフトウェアかWEBサービスで「PDF PNG 変換」で検索すれば沢山出てきます。
「ドット絵」EDGE
ドット絵エディタのEDGEを使用します。まずはEDGEを起動します。
画像をEDGEに取り込む
▼このような手順で画像を取り込む事ができます。メニューから「ファイル」→「開く」

出力したままのサイズだと1000pxを超えるサイズで大きすぎるのでドット絵になるようにかなり縮小します。一応倍率指定を64pxに合わせておきます。
「イメージ」→「拡大縮小」

すると、こんな感じになっちゃいました・・。ドット絵を下書きをするなら太めの線が色を付けてで描いた方がいいかもしれません。

やり直した
64pxだと自分が想像していたドットより荒い気がしたので今度は80px位にしておきます。とりあえず色は後で作りこむとしてキャラの外枠だけ作ってしまいます。
翼竜の特徴は細長い顔と大きい翼です。まずはシルエットを完成させました。
次に外枠を黒で塗り、最初は大まかな色をアバウトでいいので塗って、次第に細部の色を整えていきます。ポイントとしては作業しやすくするためと間違えても修正できるので色ごとにレイヤー分けします。
とりあえず一体目のキャラ完成です!

80pxでも思っていたよりドット絵感がありもっと大きくしようかとも思いましたが、そのまま仕上げました。アンチエイリアスを多めに入れてできるだけ滑らかに見えるようにしました。
色違いのキャラを作る
一つのキャラの形ができたら色を変えれば違うキャラにする事が出来ます。よくアクションゲームやRPGとかでありますよね色によって強さのレベルが違うキャラ。
▼とりあえず青、赤の翼竜キャラを追加で作ってみました。

一応今回はこのような形のキャラが完成しました。色を変えるだけで3体のキャラが出来ましたね。この調子でもっとキャラ数を増やしていこうと思います。
まとめ
最初に作った緑色のキャラ以外はモンスターにしてはカラフル過ぎたので後で変更するかもしれません。実際はこれに羽の動いている動きを付けたドット絵も用意した方がいいかと思いますが、今日はこの辺で。またの機会に紹介したいと思います。