「電波」 携帯やインターネットがつながる仕組み! -800MKzのプラチナバンド-

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モバイル通信には様々な規格があります。3G、4G、LTE (3.9G) とWi-Fi、WiMAX、WiMAX2+などいっぱいあってよくわかりませんよね。

ちなみに3G、4G、LTE (3.9G)は携帯電話の通信方式、Wi-Fi、WiMAX、WiMAX2+はタブレット端末やパソコンが利用する通信方式になります。携帯の通信方式は元々は通話するための通信方式で、Wi-Fiなどは元々室内の有線LANを無線LANにする技術でした。

そして、元をたどればこれらの通信技術は電波なのです。今回は電波についてお話しします!

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▼この記事の目次

電波についてのお話し

ライフ

電波というのは空間を伝わる電気エネルギーの事です。例えば電子レンジ、テレビ、ラジオ、Wi-Fi、携帯電話、インターネット、無線通信、GPSと、電波と全く関わらない生活は考えられない位に浸透しています。

電波の性質

普段から電波を使っていると言われても、普段使っている電波は私達の目に見えないので特別意識しないと思います。

電波とは電磁波の一種で、光と同じ速さなので1秒間に地球を7周半出来ます。性質も光と似ているようで、その動きは基本直進するようです。ただ全てが直進するわけではなく、建物・障害物の所で跳ね返ったり建物・障害物のまわりを回り込んで後ろにいったり (回折)、建物内にも入って通話をカバーしています。

建物の壁を通り抜ける事は出来ますがそれを繰り返すうちに電波が弱くなったり、金属の所では反射する動きになるようです。

また、2GHzなどの高周波な電波になるほど直進的な動きになり低周波になるほど障害物の所にまわり込む動きになるので、後述する800MHz (プラチナバンド) などの低周波の方が色々な場所において電波が届きやすく、電波が物質に吸収されにくくなります。

電波の単位

  • 「KHz/ キロヘルツ」… 1KHz=1000Hz
  • 「MHz/ メガヘルツ」… 1MHz=1000KHz
  • 「GHz/ ギガヘルツ」… 1GHz=1000MHz

このように単位には1000の単位ずつ変わっていくという法則があるので覚えやすいです。

800MHzのプラチナバンド

プラチナバンドという言葉があります。これは700~900MHz帯の電波の事です。

プラチナバンドは1GHzを超える電波と比べ建物を通過しやすく、障害物を回り込むので、つながりやすく、遠くまで届くという性質を持つ事から価値の高い帯域として、携帯電話での利用に適していると言われています。さらに空気中の水分の影響を受けにくいといいます。

携帯電話大手キャリアの取り組み

2004年8月6日に総務省が800MHzの割り当てをNTTドコモとauにするという方針を発表。総務省は、2005年2月8日に去年8月に発表した方針でNTTドコモとauに割り当てる事を決定しました。

ソフトバンクも以前から800MHzを希望していましたが、結果決まったのはNTTドコモとauの2社のみという結果でした。

その他700MHzはNTTドコモ、au、イー・アクセスに決まり。900MHzはソフトバンクに割り当てられました。

ちなみにauでは2012年11月から800MHzのプラチナバンドによる4G LTEのサービスを開始し、2014年3月にはauサイト「auの4G LTE 800MHzプラチナバンド」で実人口カバー率が99%になったという事が発表されています。

携帯電話と電波法

日本には電波法という法律があります。これは電波を公平・能率的に利用するのが目的での法律です。

携帯も常に電波を使う端末なのでこの電波法に準拠する必要があります。
スマホを日常で使う時に、電波法違反に該当してしまう場合があります。該当の可能性があるパターンを見てみましょう。

「スマホ端末が故障・・」機械に詳しいからといって自己修理するのは×!

2015年4月1日から「登録修理業者制度」が施工されました。これは技適マークが付いているPC・タブレット・スマホ端末を、総務省に申請・登録すればメーカーでない業者でも電波法の基準に沿った修理が可能になったというものです。

という事で、携帯が壊れたからといって技適マークのついた携帯端末を自分で修理すると電波法に引っかかり改造したとみなされてしまう恐れがあります。50万円以下の罰金となる可能性も。
ちなみにネット上を検索してみると壊れた携帯を自分で修理したいという事例や、ブログ・動画を挙げている事例がありました。電波法違反だと知っている場合は自己修理はしない方がいいと思われます。

「技適マークについて」海外で購入したSIMフリーの注意点

日本国内で通信端末を使用する場合は「技術基準適合認定」された技適マーク (ぎてきまーく) というものが付いているものでないと電波法違反になってしまいます。

電波法を管轄している総務省のHP「ギテキマーク、無線機の購入・使用に関すること | 総務省」にはこのような事が書いてあります。

「技適マークが付いていない無線端末は電波法違反になる恐れがあるので注意して下さい。」

国内大手キャリアで販売されている携帯電話、またタブレット端末にはこの技適マークはついています。電池パックの裏を確認してみて下さい。

ちなみにお使いの端末によっては電池パックの裏に技適マークが書いていない場合もあります。この場合は設定から確認出来ます。

▼こんな感じのやつです。ちなみに私のauスマホ「isai LGV31」の場合は「設定」→「一般」→「端末情報」→「規制と安全に関する情報」で確認出来ました。

技適マーク

問題なので海外から輸入してSIMフリーにして使用する場合です。海外製の端末だと技適マークが付いてない場合もあるのです。しかも、日本のと同じ型の端末であっても海外製だと技適マークがついていない可能性があります。

この場合電波法違反となり、罰則を科される恐れがあります。しかし、実際に罰則を科した前例がないためグレーゾーンの部分になると思われます。

となると、日本へ来る外国人観光客はどうなるのかって話になりますよね?この事については結構議論になったようで、2015年4月3日に「電気通信事業法等の一部を改正する法案」が通りました。

これにより技適マークが付いていない携帯端末を持っている外国人観光客に対して入国から90日以内であれば技適マークがついている端末と同等とみなす。というような内容に緩和されました。

ただ、これは日本を訪れる外国人観光客のみの適用となるので、従来通り輸入した携帯端末に技適マークがついてない場合は適用外になります。

この記事のまとめ

このようにインターネットや携帯、テレビ・ラジオが当たり前のように使えるのも電波のおかげなんですね。

携帯電話は「電波法」に関係していて、今後なんらかの改正される可能性がゼロではないので、「こんな法律があるんだ」という程度でも覚えておいた方がいいかもしれません。

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