「コーヒーの歴史」コーヒーにまつわる2つの伝説と日本への伝来

コーヒー豆

普段私たちが何げなく飲んでいるコーヒー。朝のコーヒー、ほっと一息つきたいときのコーヒーといったように、毎日1杯以上のコーヒーが欠かせないという人もいるでしょう。

自宅で飲むこともできますし、喫茶店や最近ではコンビニで安価で提供されているコーヒーもあります。

そんなコーヒーには古い歴史があるのをご存じですか?

コーヒーのことをもっと知ると、普段とはひと味違ったコーヒーライフがはじまるのかもしれません。

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▼目次

  1. コーヒーの伝説
  2. エチオピア起源説
  3. アラビア起源説
  4. コーヒー歴史年表

コーヒーの伝説

コーヒーの起源はいくつかの伝説として存在しています。あまりにも古い歴史のため伝説として現代に伝えられているのです。

代表的なのは2つのお話しですが、最も古いと思われるお話し2つ見てみましょう。

コーヒーの実
photo by Larry Jacobsen

エチオピア起源説

カルディの伝説 (「眠りを知らない修道院」 | ファウスト・ナイロニ /1671年)

6世紀頃、アビシニア(現在のエチオピア)にカルディという少年のヤギ飼いがいました。ある日、カルディはヤギの群れが「赤い実」を食べ、昼・夜関係なく元気になって興奮している所を目の当たりにしました。

すぐに近くの修道院の僧侶に相談、カルディもこの「赤い実」を食べてみることにしました。するとどうでしょう、たちまち気分爽快になり眠気もキレイさっぱり吹き飛んだのです。

その後、僧侶の間でもこの「赤い実」の効果の噂は広がり使われはじめました。その後夜のお祈りの宗教行事でも使用され、それを境に睡眠不足に悩まされる僧侶はいなくなったというお話しです。

アラビア起源説

僧侶オマールの伝説 (「コーヒー由来所」/1587年)

こちらは、13世紀頃のイエメンのお話しです。僧侶のオマールは無実の罪をきせられモカの街からアラビアのオーサバへと追放されてしまいました。オマールは、食べるものがなく空腹に耐えながら山道を歩いていると、鳥が「赤い実」をついばんでいる所を発見しました。

その鳥は「赤い実」をついばみながら陽気にさえずっていました。オマールは空腹感に耐えられず、その「赤い実」を持ち帰りスープを作りました。するとどうでしょう、疲れ切っていたオマールの身体からみるみる疲労感が消え、気分も爽快になったのです。

その後、オマールはその実でスープを作り沢山の病人にわけ与え救いったといわれます。その「赤い実」の正体がコーヒーだったのです。その後、コーヒーを発見した聖者として崇拝されました。

コーヒー歴史年表

日本におけるコーヒー発祥の地は、江戸時代初期の頃の長崎です。鎖国時代に西洋の国で唯一貿易関係にあったオランダによって伝わりました。

一番古くて1609年に日本にコーヒーが伝わったとされていますが、当時は海賊のイメージがある大航海時代真っただ中。新興国として影響力が大きかったオランダですが、当時の日本はまだ鎖国になっていなく、ポルトガルやスペイン船の入港がまだ禁止になっていない状態でした。

そういったこともあり1609年にはまだ伝わったいなかったという説もあり、正確な話ではないようです。1690年には確実に日本にコーヒーが伝わったとされています。

コーヒーの歴史年表をわかりやすくまとめてみました。

日本コーヒーの歴史

・1690年(元禄3年) … 長崎出島、オランダ人によって日本にコーヒーが伝わる。
・1804年(文化1年) … 大田南畝 (おおた なんぼ)により、瓊浦又綴/けいほゆうてつ (日本初の珈琲飲用記) が書き残された。その内容は「焦げ臭くて 味ふるに堪えず」というように、口には合いませんでした。
大田南畝は下級武士でありながら、当時有名な文化人でした。
・1877年(明治10年) … コーヒーが初めて正式に輸入される。(輸入量/18トン)
明治時代におけるコーヒーは文明開化を象徴するハイカラな飲み物としてもてはやされました。しかし、当時は贅沢品だったので限られた一部の特権階級しか口にすることはできなかったといいます。
・1888年(明治21年) … 東京上野の下谷黒門町に当時の実業家、鄭永慶(ていえいけい)が日本初の本格的な喫茶店「可否茶館 (かひさかん)」を開店させる。鄭永慶はその名から中国人だと思われがちで「英語、フランス語、中国語」と語学も堪能だったが、れっきとした日本人だといいます。

ちなみに日本の「コーヒー」とは、オランダ語の「Koffie /コーフィー」から来ていて「珈琲」はそれを漢字の当て字にしたものです。
世界的にはやはり「Coffee /コーヒー」「Cafe /カフェ」が一般的であるが、その語源はアラビア語の「カフワ /Qahwah」にあります。

江戸時代では一部の人しか口にすることができなかったためか、日本で本格的に普及するのはそれより後の明治時代から大正時代にかけてとなります。

世界コーヒーの歴史

1554年  トルコ・イスタンブールに世界最古のコーヒーショップ開店
1602年  ローマにコーヒーが伝わる
1615年  ベネチアにコーヒーが伝わる
1640年  アムステルダムにコーヒーが伝わる
1644年  フランスにコーヒーが伝わる
1645年  ヨーロッパ初のコーヒーショップ開店(ベネチア)
1650年  イギリス発のコーヒーショップ開店
1668年  北アメリカにコーヒーが伝わる
1670年  ドイツにコーヒーが伝わる
1685年  フランスの医師が健康に良いとカフェオレを推奨する
1695年  インドにコーヒーが伝わる

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