何やら面白そうなアプリを発見しました。Chromeアプリの「Vysor」です。
photo by MIKI Yoshihito
▼目次
- Chromeウェブアプリ「Vysor」
- 「Android操作」USBデバッグモード
- 「パソコン操作」Vysorインストール方法
- 「Vysor」がAndroid端末を読み込まない
- 「Android操作」Androidを読み込んだ?!
- まとめ
Chromeウェブアプリ「Vysor」
Vysor – Koushik Dutta | YouTube
「Vysor」はChromeウェブアプリでChromeウェブストアで入手する事ができます。何ができるアプリなのかというと、AndroidとパソコンをUSBで接続してスマホ端末の操作画面の動作をパソコン上で表示させるというものです。
また、パソコンのデスクトップ上からの操作でAndroidを操作する事もできるという機能が備わっています。
「Android操作」USBデバッグモード
USBデバッグモードを有効にする
まずはAndroidの操作です。「開発者向けオプション」から「USBデバッグ」を有効にします。
Android4.2からデフォルトでは「開発者向けオプション」が表示されないのですが、ある操作をする事で表示されます。
『「ビルド番号」を7回連続でタップする』
▼「設定」→「一般」→「端末情報」→「ビルド番号」です。これで「開発者向けオプション」が表示されました!
表示された「開発者向けオプション」をタップ →「開発の設定を許可しますか?」→「OK」とします。
▼「USBデバッグ」にタップしてチェックを入れる。
これでUSBデバッグモードは有効になりました!
「パソコン操作」Vysorインストール方法
Chromeウェブストアで「Vysor」を検索・インストールします。
追加されたようです。
みてみましょう。USBでAndroid端末と接続しても開始されないですね。
「ADB Drivers」をインストールする
見ると「ADB Drivers」なるものが必要みたいです。
使用しているWindowsのバージョンによってそれぞれを選択します。
- 「WindowsXP~8.1ユーザー」… ADB Drivers
- 「Windows10ユーザー」… Universal ADB Drivers
筆者の環境ではWindows10なので「Universal ADB Drivers」です。選択するとブラウザ画面に切り替わるのでその画面から「here」を選択・ダウンロードします。
ダウンロードしたら起動→「Next」を選択。
上はインストール先です。下は自分だけで使用するのか誰もが使用できるのかという設定です。とりあえず「Just me」 (私だけ) にしておきました。
▼「Next」を選択するとインストールされます!
「Vysor」がAndroid端末を読み込まない
ここまで紹介してきてなんだかアレですが、VysorがAndroid端末を読み込みません!
▼「No devices found」という文字のままうんともすんとも言わないというこの状況・・
「どこか間違えているのか」
マイクロソフトのUSB接続サポートみたいなのはUSBを差し込む度に接続されるという状況です。
Windowsのデバイスマネージャーから確認しても問題ないようですし・・。色々試したけれど、表示されるのは「No devices found」の文字です。WEB GLというのも有効になっているようですし。
諦めようと思っていましたが、一度ADBをアンインストールしてもう一度インストールしてみる事に。
原因として考えられるのはADBのインストール画面で「Just me」にしたという所だけなんですよね。今度は「Everyone」(誰もが) にしてインストールしてみます。
「Android操作」Androidを読み込んだ?!
Android端末を読み込んだみたいです。とりあえず「OK」を選択。
▼PTPを選択
無事動作しました!想像していたより動作が遅かったですがちゃんと動いたので感動です!
パソコンからの操作でもスマホを操作する事ができます。
まとめ
うんともすんとも言わず途中諦めようかと思いましたが… 最終的に動作できたので結果良ければ全て良しです。
Vysorを使用後、特にこの機能を使う事がなければUSBデバッグモードをOFFに戻しておいた方がいいかもしれません。
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