Chrome Betaというブラウザについて調べていたらChrome Canaryなるブラウザがあることを知りました。
眩しいほどの金色ロゴが印象的なChromeブラウザです。どんなものかと試しに使ってみることにしました。
Chrome Canary / グーグル クローム カナリア
Chromeには4つの種類がある
実はChromeには4つの種類があるのです。ChromiumといったChromeから派生したブラウザはいくつかありますが、正式なChromeは以下の4種類のようです。
通常のChrome以外は全て開発版となります。
- Google Chrome
- Google Chrome Beta (通常版+1バージョン)
- Google Chrome Dev (通常版+2バージョン)
- Google Chrome Canary (通常版+2バージョン)
BetaとDevは通常のChromeと同じロゴ (青、赤、黄、緑の組み合わせ) で同じアプリとして上書きしてインストールされます。それに対しCanaryは、以下のように通常のChromeと別のアプリとしてインストールされるのです。
この鮮やかな色目は鳥のカナリアが元になっているようです。通常版+2バージョンなので最新のChrome技術を一足先に利用することができます。
Androidアプリでは
スマホで確認してみましょう。Androidで確認したところBetaとDevはあるようですがCanaryはありません。
スマホアプリ版のChromeは3種類あるということになります。
また、スマホアプリでは通常Chrome、Beta、Devとそれぞれ別のアプリとして認識されるようです。
Chrome Canaryの特徴
Canaryは開発版なので当然のことながら動作の保証はありません。その代わりChromeの最先端の開発版を一般ユーザーとして使うことができます。
通常のChromeとは別々のアプリとして利用できるので万が一の不具合が起きた場合、通常Chromeに切り替えれば問題ありません。毎日アップデートがあるのでしばらくしてから利用すると不具合が解消する可能性があります。
- Bate・Dev版と通常Chromeは別々のアプリとして認識される
- 毎日アップデートがある
Chrome Canaryをインストール
何はともあれCanaryをインストールしてみてどんなものなのか確認してみましょう。
通常のChromeと比べやや速くなったような気がしますが、それほど大きな違いはありません。
ブラウザが違うとキャッシュは別になるのでGoogleアカウントでChromeにログインする場合、また新たにGoogleアカウントでログインする必要があります。
まとめ
通常版に比べてブラウジングが速いのなら使ってみる価値はありそうです。しばらくはChrome Canaryを使ってみようと思います。
といっても開発者でもない限り普通に使う分には通常のChromeで充分な気もしますが、TwitterなどのWEBサービスで複数アカウント・ログインをする場合は使い分けるためのブラウザを持っていると何かと使えるので便利です。
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