- Canvaの登録方法(使い方)を知りたい
- 無料で高機能な画像加工ツールを使いたい
- 「商用利用の範囲」「許可されてない商用利用」をしっかり把握したい
- デザイン知識ないけどCanvaで画像を作成してビジネスに活かしたい
この記事ではこのような悩みを解決します。

アイキャッチ画像をつくる時は毎回Canvaを使うジョン齊藤です。
今回、ブラウザやアプリで使える画像加工ツール「Canva」を紹介します!



Canvaは無料で使える高機能ツールだ、ワン!
Canvaは月間アクティブユーザー数1億人以上、190カ国で利用されている画像加工ツールです。(2022年末頃公式発表)
同じ画像編集ツールやソフトにPhotoshopがありますが、費用が高いのと習得までに時間や労力がかかり初心者からはじめても挫折してしまう人もいます。
Canvaは直感的な操作で初心者からでも使いこなすことができますし、豊富なテンプレートや素材で誰でも簡単にプロ並みの画像を作ることができます。
しかもそれが無料で使えるという、マウスを手から離して思わず万歳してしまいそうになるほど嬉しい画像加工ツールなんです。
有料版もありますが、個人なら無料版でも広範囲で利用することができます。



Canvaはこんな人におすすめです。
- 初心者でも簡単にプロ並みの画像を作りたい
- SNSのフォロワーを増やしたい
- 画像検索からの流入を増やしたい
- Pinterest集客に力を入れたい
こちらがCanvaを使って作った画像です。
アイキャッチ画像から図解まで、デザイン素人でもたった10~20分程でできてしまいます。











思い通りの画像をしっかり作り込めるので、本当におすすめのツールです。実際筆者もかなり利用しています!
今回記事ではCanvaの使い方からアイキャッチ画像の作成方法まで
以下の順序で初心者でもわかりやすくしっかりと解説していきます。
- 「無料版」「有料版」それぞれできる範囲を把握する
- どこまでが商用利用可能なのかしっかり把握する
- Canvaのデメリット・メリットを知る
- Canvaアカウントに登録する方法
- Canva Proに登録する
- アイキャッチ画像を作成する
- 作った画像をダウンロードする
それでは見ていきましょう。
「Canva(キャンバ)」とは?
Canvaは、2012年オーストラリア創業の画像加工ツールです。
世界190か国で月間1億人以上のユーザーが利用。(2022年末頃時点)
2017年5月に日本版がリリース。日本でもグングン利用者が増えています。
CanvaはWebブラウザ上で動作します。アプリ版(iPhone・Android対応)もあるので、外出時も画像加工が可能です。
Canvaのポイント
- 豊富なテンプレートと素材が使える
- 誰でもプロ並みのデザインを作成することができる
- 「無料版」と「有料版」があるが「無料版」でも充分な機能を使うことができる
- PCのブラウザ上・スマホアプリの両方に対応
テンプレートというのは加工する元となる画像です。素材は「アイコン」「ボタン」や「矢印」などテンプレートにのせる小さい素材画像。
実際使うと、無料版だけでもかなり高機能なツールだということがわかります。
\ 無料で使い放題! 今すぐCanvaに登録 /
「Canva」無料で利用できる範囲


「Canvaはどこまでが無料で使える範囲なのでしょうか?」
例えば、SNSの投稿画像を簡単につくりたいというのであれば無料版でも充分といえます。
あなたが知りたいのは「無料版と有料版の違い」だと思います。
以下のように無料版と有料版、2つを比較すれば一目瞭然でわかります。使う機会があると思われる機能を選んで比較しました。
Canva(無料版) | Canva Pro(有料版) | |
---|---|---|
使用料 | 無料 | 1500円(月額) 12000円(年間) |
テンプレート | 25万超え | 61万超え(プレミアムテンプレート36万ほど) |
プレミアム画像素材 | × | 〇 |
カスタムサイズのデザイン を作成 | 〇 | 〇 |
PDF・JPG・PNGで画像を出力 | 〇 | 〇 |
ソーシャル共有と プレゼンテーションモード | 〇 | 〇 |
Canvaアプリの利用 | 〇 | 〇 |
マジックリサイズ機能で好きなサイズに変更 | × | 〇 |
背景リムーバで写真背景を瞬時に削除 | × | 〇 |
カスタムテンプレートを作成してロゴやフォントをアップロード | × | 〇 |
透過背景画像をダウンロードしてダウンロード種類をカスタマイズ | × | 〇 |
アニメーションGIFまたはMP4で出力 | 〇 | 〇 |
直接SNS用画像を作成し7つのプラットフォームに公開できる機能 | × | 〇 |
ブランドキット | × | 100組のブランドキット |
クラウドストレージ | 5GB | 1TB |
フォルダ | 2つ | 無制限 |
サポート | セルフサービス | 24時間365日サポート |
無料版、有料版見比べるとこのような違いがあります。
続いて主要な機能を見てみましょう。
無料版「テンプレート/素材」と有料版「プレミアムテンプレート/プレミアム素材」
実際に利用していく上で気になるかと思われるのは、画像の材料となるところですからやはり「プレミアムテンプレート」と「プレミアム素材」の違いでしょうか。
この「プレミアムテンプレート」「プレミアム素材」を使いたいがためにCanva Proに登録する人が多いと言えるでしょう。
マジックリサイズ機能
画像サイズをワンクリックで「縦長」「横長」「正方形」などに変形できる機能です。有料版のCanva Proのみ対応しています。
背景リムーバ
「背景リムーバ」というのは、その名の通り背景だけを消すという機能です。背景を消して人物や動物・モノだけを画像に残したいという場合に使えます。
クラウドストレージ
このクラウドストレージというのは、CanvaのWeb内に保管できるデータ置き場です。
自ら削除しない限りPC内のデータやUSBメモリと違って、うっかり紛失してしまうということはありません。
このクラウドストレージを使えるデータ量上限が、無料だと5GBなのです。
扱うデータが画像だけなら5GBでもわりと余裕ありますが、仕事で使うとなるともう少し余裕が必要です。
これが有料版だと1TBという大容量のデータを保管することができます。
ちなみに2022年の途中までは、このクラウドストレージの上限が有料でも100GBでした。それがそこから10倍増えて1TB(1000GB)になったという経緯があります。
これだけあれば、もうCanva上のデータ量で悩む心配はありません。
どこまでが商用利用なのか把握する



どこまでが商用利用なのかしっかり把握しておきたい
- Canvaで作成した画像の商用利用は可能ですか?
テンプレートや素材をそのまま使用するのは不可と書いてるのですが。 -
はい可能です。Canva公式にもしっかり商用利用可能だと書いてあります。クレジット表記の記載もなしでOKなので安心してください。
ただし「テンプレートや素材をそのまま使用するのは不可」と公式に書いてあるように、許可されていない商用利用もあるので気をつけましょう!
- ブログのロゴ、アイキャッチ画像や記事内の画像で使用する
- Pinterest集客用の画像として使用する
- SNSのプロフィール画像や投稿画像
- 広告やビジネス用の資料として使用する
- 名刺で使用する
- Tシャツやタオルといった販売用のグッズとして使用する
- 無料版で利用できる範囲内の「テンプレート」や「素材」(有料版のCanva Proなら全て利用可能)
このように商用利用可能ですから、ありとあらゆる用途で使用することができます。クラウドソーシングのデザインの受注としてももちろん使えますから、ネットで活動できる幅が相当ひろがりますね。
ブログ内の画像はもちろんのことPinterest集客やSNSのプロフィール画像まで使えます。
続いてその逆を見てみましょう。Canvaで許可されていない範囲です。
許可されてない利用範囲
参考 : Canvaは商用利用可能!Canvaで許可されている商用利用と禁止事項について分かりやすく解説します | Canva
・Canvaの素材(写真・音楽・動画など)を無加工の状態で、販売、再配布、クレジットの取得を行う
・Canvaで作成したデザインをつかって商標登録をする
・Canvaの素材をストックフォトサービスなどのサイトで販売する
上記の通り、Canvaのテンプレートや素材は第三者に販売または配布することは禁じられています。これは、Canvaのテンプレートや素材の作成者が著作権を所有しているため、著作権侵害に相当するからです。
許可されていないと言われると身構えてしまいますが、常識内範囲の使用であれば気にすることはないことがわかります。
ルールを守って普通にビジネスとして使うのであれば使える幅は広いですし問題ないと言えるでしょう。
許可されていない商用利用について詳しくまとめた記事があります。
気になる方は関連記事「許可されていない商用利用3つ」も合わせてご覧ください。


「Canva」を使うデメリット・メリット
使うものなら良い面だけではなく悪い面も知っておきたい。
ということでCanvaを使う上でのデメリットも隠すことなく紹介していきたいと思います。
メリットもいくつかあげますので悪い面、良い面を比較して使うときの参考にしてください。
「Canva」4つのデメリット
実際にCanvaを普段使いしてデメリットと感じたこと。ここが改善できれば評価高いと感じたところを見ていきましょう。
Canvaのデメリットはこちらの4つです。
- ①ネット回線がないと使えない
- ②素材の「縦x横」の比率が変えられない
- ③海外のテンプレートが多い
- ④数が多すぎて思い通りのテンプレートや素材が見つからない時がある
まず1つ目。
当たり前とも言えますがブラウザ上で機能するので、ネット回線がないと使えないということ。
もちろん作業はオフラインでもできますが、テンプレートや素材を読み込むときはネットにつなげる必要があります。
こればっかりはしょうがしょうがありません。ネットにつなげてCanvaを利用しましょう。
そして2つ目に素材「縦x横」の比率が変えられないという点が使って気になったところです。
その点はCanva Proを使うことでプレミアム素材が使えるので素材のバリエーションが増えて改善できると言えますが、Canvaは全体的に使いやすいのでそれが改善できればかなり評価高いと感じました。
3つ目。
元々オーストラリア発の海外で誕生したサービスなので海外の素材が多いです。
一般的な日本のデザイン感覚と違う素材もなかにはあります。
しかし、視点で見れば他ではなかなか使えない海外デザインならではの個性的なデザインでライバルに差をつけることができるとも言えます。デザインが豊富なのはマイナスではなくプラスです。
このことから海外の素材が多いというデメリットは、視点を変えればメリットとここでは考えます。
また最近日本の利用者が増えてきているのか、日本の感覚にマッチした素材も多くなってきました。今後益々増えていくと予想できるのでこの点については今後に期待と言えるでしょう。
4つ目に、テンプレートが多すぎて思い通りの素材が見つかりづらい時があるというデメリットです。
テンプレートや素材の選択肢が多く、初心者は何を検索すればいいかわからないので迷子になってしまう可能性がおおいにあります。
これはデメリットと言えますが、素材が多いのはメリットという方が勝ってます。そういったことからCanvaを使って慣れていく中で自然と解決できる問題と言えます。
「こんな人におすすめ」&「Canva」5つのメリット
先ほど4つのデメリットをあげましたが、Canvaにはそれを上回るほどのメリットがあります。
ここでは「こんな人におすすめ」&「Canva」5つのメリットを解説します。
メリットを見る前にまずは「こんな人に是非おすすめしたい」というポイント5つです。
- 初心者でも簡単にプロ並みの画像を作りたい
- 目を引くプロフィール画像を作ってSNSのフォロワーを増やしたい
- 目を引くアイキャッチ画像を作って画像検索からの流入を増やしたい
- Pinterest集客に力を入れたい(Canvaで画像を作る)
- 自作のグッズを作りたい(Tシャツなど)
「こんな人に是非おすすめしたい」の5つを一言にまとめると【Canvaでプロ並みの画像を作ってWebや実店舗の集客に使える】ということです。そしてそれが無料で使えます。
SNSやるにも、ブログやるにも、Pinterest経由でブログ集客するにもまずは人の目を引く画像を作ること。これが大事だと言えますし、Canvaのようなプロ並みの画像加工ツールを使うのにはそのような目的を持っている方が多いのではと思います。
また、ネット上で活動していてある程度のファンがいる場合はグッズを作りたいと思われてる方もいるかと思います。Canvaは商用利用可能なので、そういった方にも是非おすすめしたい画像加工ツールと言えるでしょう。
続いてCanvaのメリットです。見てみましょう。
「Canva」5つのメリット
- 直感的な操作だけで画像が作れる
- スマホアプリで外出先でも使える
- 無料で数え切れないくらい豊富な種類のテンプレートや素材が使える
- ブラウザ上で使える(インストール不要)・複数タブで作業できる(効率的)
こちらのメリットも一言にまとめると、とにかく使いやすく便利な画像加工ツールになります。
実際Canvaはネット上の評判が大変良く、コスパがいいツールと言えるでしょう。
まず1つ目の直感的な操作だけで画像が作れるこれは大事です。
例えばほかの画像編集ツールでは、わりと簡単そうなテキストの装飾や画像を組み合わせたりするだけでも直感的な操作でだけでは思い通りにいかないこともあります。
この直感的な操作がCanvaの評価を上げている原因のうちの1つかもしれません。
そしてスマホアプリにも対応している。
こちらはなかなか家に帰れなくてパソコンで作業できないという方からしたら結構なメリットと言えます。
外出先の開いた時間でパッと直感的に画像加工をしたいというシチュエーションで便利に使うことができるでしょう。
豊富な種類のテンプレートや素材が使えるというのもCanvaのメリットです。
これを無料で使えるというのですから、コスパがいいという声も納得でしょう。
そして、続いてのメリットが「ブラウザ上で使える」というのと「複数タブで作業できる」という点。ブラウザ上ならインストール不要ですし、手軽に利用することができます。
「複数タブで作業できる」というのも作業効率化という面で結構なメリットになります。
作った画像は忘れずにフォルダに保存しておきましょう。
Canvaの口コミ・評判
気になるのがCanvaの口コミ・評判です。利用ユーザーの本音から、Canvaは本当に使いやすいWebツールなのか探っていきます。
Canvaにはそれぞれ3つの良い評判、悪い評判があります。
3つの良い評判
- 「初心者でも安心」直感的な簡単操作
- Canvaがデザインの敷居を下げた
- 自動のクラウド保存だから「場所」「端末」「時間」を選ばない
3つの悪い評判
- 動作が重い
- 4つの使いづらい
- 細かな調整に対応してないことも
まずは悪い評判の1つ目から見ていきましょう。
一番多くて、筆者自身もやはりそうだろうと感じるのが「動作が重い」です。
具体的にテンプレートや素材を読み込むとき、また画像を保存するときなどに若干の重さを感じます。
画像を多く扱うWebツールなので、こればっかりは仕方のないことかもしれません。
特にスマホ版の重さが気になったので、できるだけサクサクな環境で作業をしたい方はパソコンのWeb版の利用をおすすめします。またパソコンのインストール版もありますので気になる方はそちらも要チェックです。
そして2つ目「4つの使いづらい」です。
- スマホ版が使いづらい
- 直感的な操作が使いづらい
- 検索機能が使いづらい
- 他の画像加工ツールに慣れているため使いづらい



Canva Proを使う僕はスマホ版が使いづらい。「若干重い」という点と「スマホの画面で編集しづらい」ということだけ共感できました!
それでも普通に画像加工アプリとして使えるレベルです。
スマホ版については今後のアップデートに期待ですね!
他のつかいづらい点はさほど気にならないレベルでした。
僕自身Canvaを日常的に使ってますし、正直Canvaを使いづらいと感じたことはありません。感覚は人によるでしょうが、トータルで見てCanvaはけっして使いづらくはないと言えます。
そして3つ目の「細かな調整に対応していない」。
具体的には文字単位のカーニング調整(テキスト文字間の調整)に対応していないがあります。
これについてはテキスト全体の見出し単位でカーニングすることはできるので、デザインのプロでなければさほど気にする問題ではないと言えるでしょう。
納得の使いやすさ
そしてCanvaの良い評判についてです。
- 「初心者でも安心」直感的な簡単操作
- Canvaがデザインの敷居を下げた
- 自動のクラウド保存だから「場所」「端末」「時間」を選ばない
まずは1つ目、初心者でも安心の「直感的な簡単操作」で全てが完結してしまうという点です。
簡単操作でプロ並みのデザインが作れるのはCanvaの特徴でもありますし、やはり「直感的な簡単操作」の評判が多い印象です。
2つ目に「Canvaがデザインの敷居を下げた」です。
今までPhotoshopやillustratorの難易度が高い高機能ツールが敷居を上げていましたが、Canvaがその立ち位置に食い込んできたということです。



Canvaは僕のようなデザインのプロじゃなくても簡単に扱えます
!
Photoshopやillustratorを扱えなかった、デザイン初心者から中級者までいかない人たちがCanvaを使うことでユーザーの幅がひろがりました。
そして3つ目に、自動のクラウド保存だから「場所」「端末」「時間」を選ばないということ。
これは嬉しい機能で、クラウド機能があることで外出先でもパソコン作業の続きを編集することができます。
また「便利だな」と思ったのが、過去に加工した画像も「プロジェクト」履歴から編集作業することができるという使い方です。すでにアップロードした画像を修正して再度アップしたいというときにわりと使えます。
口コミ・評判まとめ
Canvaの「良い/悪い」口コミ・評判をまとめます。
たしかに動作が重いという悪い評判は認めざるを得ないです。ですが、Canvaには「直感的な簡単」の使いやすさ「デザインの敷居を下げた」「場所や端末を選ばないクラウド機能」といった、それを上回る良い評判があります。
それらを一言でまとめると結局【Canvaは使いやすい】という意見に収まります。
口コミ・評判の検証が参考になれば幸いです。
Canvaの口コミ・評判について詳しくは関連記事で徹底解説しています。
「Canva」アカウントの登録方法
一通りCanvaの「デメリット・メリット」や「口コミ・評判」を見てきたところで、Canvaの登録方法から使い方まで見ていきます。
まずは登録方法からいきましょう。この解説は2022年5月時点の最新情報。
Canvaを使うにはCanvaアカウントの会員登録が必要です。
まずは右上の「登録」をクリック。


すると3つの登録(続行)方法が出てきますので、お好きな登録方法を選択しましょう。「別の方法で続ける」という選択肢もありますが登録は簡単なので、3つのうちどれかでいいでしょう。


- 「Googleで続行」
- 「Facebookで続行」
- 「メールアドレスで続行」
「Googleで続行」「Facebookで続行」の場合は認証だけで登録完了。
今回は「メールアドレスで続行」で進めていきます。
クリック後、次の画面は普段使いのメールアドレスを入力します。
続いて「名前」「パスワード」を入力します。「名前」は本名ではなくニックネームも可能です。
入力したら「開始する!」をクリック。


先ほど入力したアドレス宛にメールがすぐ届きます。届いた数字を入力して「完了」させましょう。


認証が完了したらこのような画面に切り替わります。Canvaの利用目的、アンケートです。


あなたの立場に合う利用目的を選びましょう。
- 「教師」… 学校の教師関係者でCanvaを教材として使う場合
⇒「Canva for Education」の申請画面に移る ※学校教材向けのCanva - 「個人」… フリーランスとして使う場合
⇒ 「Canva Pro(有料版)」の登録画面、続いて「メールマガジン登録画面」に移る - 「小規模ビジネス」… 個人や法人がデザイン関連のビジネスとして使う場合
⇒「チーム名」や「ロゴ」を設定する画面に移る - 「生徒」… 学生が授業や学習で使う場合
⇒ 「学年を選択する画面に移る - 「非営利目的または慈善活動」… 非営利団体が使う場合
⇒ 「Canvaのメールマガジン」登録画面に移る - 「大企業」… 大企業が使う場合
⇒「チーム名」や「ロゴ」を設定する画面に移る
ここでは「個人」を選びました。
「個人」はCanva Pro(有料版)の登録画面になりますが、スキップして「後で」登録することもできます。
次にCanvaのメールマガジン登録画面です。任意なのでどちらでもかまいません。
メールマガジンの有無を選んだら、これで無料版の登録が完了です。
複数アカウントは認められている
Canva公式は複数のアカウントを持つことを認めています。
複数のCanvaアカウントをお持ちで、アカウントを切り替える場合は、現在のアカウントからログアウトし、再度ログインしてください。
引用 : 複数のチーム間での切り替え | Canva
Canvaアカウントは登録済みのメールアドレスに関連付けられています。Canvaへのログインに異なるメールアドレスを使用しているということは、複数のCanvaアカウントを保有していることを意味します。
引用 : アカウントやチームの統合 | Canva
「1人で使う」「複数人で使いたい」その用途は様々ですが、Canvaはこのように複数のアカウントが作れるので使い分けるといいでしょう。
「複数アカウント」気を付けるべき3つのポイント
複数アカウントには気を付けるべきポイントがあります。
「同じアドレスで登録できない」「アカウントを統合できない」「有料版を二重登録してしまう可能性もある」
という3つです。
- 同じアドレスで登録できない
- アカウントを統合できない
- 有料版を二重登録してしまう可能性も
これら気を付けるべき3つのポイントをまとめた関連記事があります。
「Canvaで複数アカウントを使い分けたい」「複数人でアカウントを使いたい」
という方は、そちらの記事も合わせてお読みください。


「Canva Pro」の登録方法
登録がすんだところで早速Canvaを使ってみましょう。
今回、Canva Proを使ってブログのアイキャッチ画像を作っていきます。もちろんこの作成方法はSNSのプロフィール画像などにも応用できるので、目を引く画像を作って集客につなげたいと思った方はそのままご覧ください。
それではいきましょう。
そのまま無料版でも充分な機能を利用することができますが、それだと「素材」や「テンプレート」の利用範囲が限られてきます。しっかりとプロ並みの画像を作りこみたいのであればやはりCanva Proと言えるでしょう。
実際作成すればわかりますが、画像を彩る「テンプレート」や「素材」はCanva Proの方が断然オシャレで使えるものがそろっています。
解約はいつでもできますので、まずは30日間無料でお試ししてみて「Canva Proを続ける」か「無料版に戻す」か選択するといいでしょう。
Canva Proは30日の無料トライアル体験後、以下の料金がかかります。


月ごと | 年でまとめて |
1500円 | 12000円 |
CanvaをPinterestを使ったプログ集客やデザインといったビジネスとして使い続けていくのであれば、年単位でまとめての方が月あたり1000円で済むので断然お得です。
もちろん、使ってみて違ったと感じたらいつでも解約は可能になります。
\ いつでも解約OK! 30日間無料体験実施中 /
まずは先ほど登録したCanvaに「ログイン」。または先ほどの登録後画面から続けます。
左上の「ハンバーガーメニュー(3本線)」→「Canva Pro 無料トライアル」をクリックします。


画面が切りかわります。「無料トライアルを開始」をクリック。


Canva Proの年単位・月単位選択画面に切りかわります。
デフォルトが年単位です。選んだら「次へ」をクリック。


ポイント
- 30日以内の解約であれば無料
- 無料トライアル期間終了3日前に通知がくる
- 30日以内にキャンセルしないと使用料が発生する
【無料トライアル期間の30日だけ利用したい】
というのももちろん可能です。気をつけなければならないのは登録から30日経過すると、使用料が発生してしまうという点。
無料トライアルだけ利用したいという方は、3日前の通知がきたら忘れずに解約手続きを済ませておきたいところです。
続いて支払い方法の選択画面です。
30日間の無料トライアルに登録する場合は以下3つ選択肢があります。
- クレジットカード
- デビットカード
- PayPal
支払い方法を選んだら情報を入力します。最後にもう1度、無料トライアル期間の終了日をご確認ください。
よければ、そのまま「無料トライアルを開始する」をクリックしましょう。


画面が切り替わるので、任意の「チーム名」を決めてください。自分の名前やニックネーム何でもいいでしょう。
他に管理する人がいる場合は追加しておきます。通常使用のひとりで使うのであれば「後で」をクリック。
続いて画面が切りかわります。Canva Proの利用目的です。
任意の目的を3つまで選べます。選んだら「次へ」をクリック。


ここでは以下3つを選びました。
- 「ブランドを管理するため」
- 「個人的なプロジェクト」
- 「SNSコンテンツのため」
次にブランドキットの設定する画面です。
あなたの商品やサービスのロゴや色のパターンを設定しておくと便利という機能ですが、後からもできるのでここは「今はしない」をクリックします。


管理メニュー左上「個人」の下に「Pro」と表示されていればこれでCanva Pro登録は完了です。


「初心者でも簡単」アイキャッチ画像の作り方
では、本題の初心者でも簡単にできるアイキャッチ画像の作り方です。
右上①「デザインを作成」→続いて②「+ カスタムサイズ」をクリックします。


アイキャッチ画像のサイズを「1280×720」にする理由
カスタムサイズで作り画像の大きさを指定するわけですが、ここでは「1280×720」で作ります。
「1280×720」はアイキャッチ画像でよく使われるサイズですが、そのサイズにするのには理由があります。
いわゆるGoogle砲といわれているもので、Google Discoverの掲載です。
Google Discoverの表示条件として「1200px」以上のアイキャッチ画像という決まりがあります。
また、Google Discoverに表示されるのは何も大手サイトやニュースサイトだけではありません。個人ブログでもユーザーの興味がある内容と合致すれば表示されることもあります。
ということで「1200px」以上で作っていきます。
サイズを入力したら「新しいデザインを作成」をクリック。


こちらがCanva Proで画像を加工する作業画面です。
簡潔に説明すると①左側メニューで「テンプレート」や「素材」」「テキスト」が選べます。
選んだ「テンプレート」や「素材」」「テキスト」を画像の作業場となる②右側のキャンバスで加工作業をします。


加工する画像をアップロード
まずは画像加工の元となる画像をアップロードします。
アップロードする画像がない場合はテンプレートを使います。
今回は過去に投稿した記事のアイキャッチ画像を加工する手順、ということで見ていきましょう。
過去に投稿したアイキャッチ画像(フリー素材)を左側メニューの「アップロード」に上げます。
すると右側キャンバスに表示されるので大きさを調整してキャンバスに合わせます。


フリー素材のサイズ調整はマウスで直感的にできるので簡単です。
テキストを入れる
続いて左側メニューから「テキスト」→「見出しを追加」でテキストを入れていきます。
アイキャッチ画像の場合、この見出しが記事タイトルになります。


例えば人物や動物に吹き出しの素材を入れる場合は、「小見出しを追加」でOKです。見出しのテキストはキャンバスの上から設定できます。
Canvaで作業するための主な設定をわかりやすく左から簡潔に説明します。


- 「フォント」
- 「テキストサイズ」
- 「テキストの色」
- 「テキストの太さ」
- 「箇条書き(数字も対応)」
- 「縦書き・横書きの切替」
- 「エフェクト効果」
これら以外の項目は「配置」や「行間」です。
⑦の「エフェクト効果」を使う機会が多いので見てみましょう。
エフェクトでは「影付き」「浮出し」「中抜き」「ネオン」といった様々な効果を利用することができます。上の画像では「背景」を選択しました。
「背景」だけでも以下のような調整が直感的な操作でできるので簡単です。
- 丸み
- スプレット
- 透明度
- カラー
- 図形
GIMPやPhotoshopだとこのようにテキストに効果を持たせるだけでも、わりと手間と時間がかかります。
素材を入れる
続いて「素材」を入れて仕上げていきます。Canva Proは「プレミアム素材」と「テキスト」の組み合わせだけでクオリティが高い画像を誰でも簡単に仕上げることができます。
使えそうな素材が多くて、迷ってしまいますがあまり入れすぎるとゴチャゴチャした印象になってしまうというある意味デメリットも。
ここは画像をしっかり仕上げながら、できる限りシンプルな感じにするのがコツと言えるでしょう。
アイキャッチ画像を加工する場合このような素材が使えます。
- 吹き出し
- 写真
- 矢印
- クリック
- グラフ
- 協調
このような「素材/プレミアム素材」と「テキスト」の組み合わせで作った画像がこちらです。全ての作業が直感的な操作でできますから、この位の加工画像であれば初心者でも気軽に作ることができます。
【初心者でもできる】アイキャッチ画像 – 1枚目


今回記事のアイキャッチ画像もCanva Proで作りました。
【初心者でもできる】アイキャッチ画像 – 2枚目


使用した「素材/プレミアム素材」
- 吹き出し
- 電球(色を変更)
- ボタン+テキスト
「Canva」作った画像を「ダウンロード」する
加工した画像はCanva内の「プロジェクト」に自動的に保存されます。
Canvaを閉じてさっきと同じ画像やそれ以前の画像を編集したいときはその「プロジェクト」から編集すればいいわけです。
フォルダに保存する場合は、画面左上の「ファイル」→「フォルダに保存」→「新規作成」の手順でフォルダ名をつけます。
このように画像はCanvaの内部で保管できるので心配ありませんが、作った画像をJPGやPNGの画像ファイル形式に書き出さないと画像を使えません。
画像はダウンロードしないと使えませんので、今から「ダウンロード」する方法の説明をします。
右上の①「共有」→②「ダウンロード」をクリック。
公式はPNGを推奨しているのでそのままPNGにするのであればもう1度③「ダウンロード」をクリックします。


これで「アイキャッチ画像の作成方法」から「作成した画像をダウンロード」するまで全ての手順が完了しました。
ですが最後に1つ。
推奨のPNGでダウンロードするとデータ量がかなり重くなります。今回は「1280px」で作ったのでなおさらです。
3つのダウンロード方法のデータ量を比較してみましょう。
- 「PNG」… 818KB
- 「PNG(低画質)」… 372KB
- 「JPG」… 109KB
実際、アイキャッチ画像として投稿記事にアップロードする場合は推奨PNGだと重すぎるという問題があります。用途にもよりますが投稿記事用であればJPGがいいと言えるでしょう。
まとめ
最後にまとめです。
今回の記事では「初心者でも簡単にプロ並みの画像が作れる」ということで、Canvaの基礎知識からCanvaに登録。
そして「アイキャッチ画像の作り方」まで徹底解説でお送りしました。
- 「無料版」「有料版」それぞれできる範囲を把握する
- どこまでが商用利用可能なのかしっかり把握する
- Canvaのデメリット・メリットを知る
- Canvaアカウントに登録する方法
- Canva Proに登録する
- アイキャッチ画像を作成する
- 作った画像をダウンロードする
Canvaは誰でも簡単に画像を作成することができます。



Canvaはこんな人におすすめです!特に以下5つはCanvaを使うと得られる体験や効果とも言えます。
- 初心者でも簡単にプロ並みの画像を作りたい
- 目を引くプロフィール画像を作ってSNSのフォロワーを増やしたい
- 目を引くアイキャッチ画像を作って画像検索からの流入を増やしたい
- 自作のグッズを作りたい(Tシャツなど)
- Pinterest集客に力を入れたい(Canvaで画像を作る)
集客はSEOだけではありません。Pinterest集客に関連する記事はこちら。



誰でも簡単にできる、ワン!
Photoshopは年間数万円と高いうえに操作がむずかしく格式が高いです。使いこなすには専門知識を学習する必要があります。
Canvaは無料で利用できて高機能な画像加工ツールです。
気になった方は是非、無料版だけでもお試しで使ってみてはどうでしょうか。
今回の記事が何か1つでも参考になれば幸いです。最後までありがとうございました。
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