フォント選びはデザインにおいて重要です。
フォント1つでデザイン全体がガラリと変わると言われます。
例えば女性向けのデザインなのに力強い極太フォントや毛筆フォントじゃ、なんだかちぐはぐな印象になってしまいます。
そのようにデザインにおいて大事な役割を占めるのがフォントですから、Canvaはデフォルトで多くのフォントが入っています。
それでも「これだ」というお目当てのフォントがCanvaに入ってなければ、こだわったデザインを作り上げることができません。
そんな時に使いたいのが有料版Canva(Canva Pro)で使えるブランドフォント。
自らダウンロードしてきたお気に入りフォントをCanvaのデザインに追加することができます。
月間ユーザー数1億人以上、190カ国で利用されている画像加工ツール「Canva」。登録方法は簡単!無料で手間なくすぐにアカウントを作ることができます。
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Canvaに入っているフォント

Canvaはフォントに力を入れています。
2021年8月時点で309種類もの日本語があり、その後もユーザーの意見を取り入れながら少しずつ増やしています。
参考 : デザインプラットフォームのCanva、ユーザーのニーズに応え、日本語フォントを新たに174種類追加、計309種類が利用可能に。 | PRTIMES
このように普通に使うならデフォルトのフォントでも充分使えるレベルだと言えます。
ですが、デザインにこだわりたいなら「このデザインにはこのフォントを使いたい」という場面があるかもしれません。そんな時に使いたいのがフォントの追加機能になります。
フォントの選び方
Canvaにフォントを追加する前に、まずはフォント選びについての解説です。
Canvaにフォントを追加する方法をすぐ見たいという方はこちらからどうぞ
フォント選びには3つのポイントがあります。
- どんなデザインに使用するか
- 有料か無料か
- フォントの種類
どんなデザインに使用するか
まずはどこで使用するデザインなのか、ということです。使用する場面によってフォントの選び方が変わってきます。
例えばロゴやタイトルに使いたいなら「デラゴシック」や「はらませにゃんこ」などのとにかくド派手でインパクトがある極太フォント。
YouTube動画に使いたいのであれば「ルイカ」や「けいふぉんと」などのやや丸文字でPOPな印象のフォントという使い分けです。
ブログのアイキャッチ画像であれば、ジャンルによりけりですが「Noto Sans CJK」や「自家製Rounded M+」などの硬すぎず、丸文字過ぎない綺麗なフォントがいいかもしれません。
女の子向けのデザインなら「mini-わくわくフォント」や「ふんわりラウンド」といったように、まずはどんな場面に使用するかどんな雰囲気のコンテンツなのかでそれに合ったフォントを決めましょう。
無料か有料か
Webフォントには無料と有料があります。
無料でも沢山の種類がありますから、大抵は無料のフリーフォントで探せばお目当てのフォントが見つかるかと思います。

有料フォントは数千円~数万円ほどでありますが、フリーランスであれば無料で充分かなといった感じです。



テレビ番組や一部の有名YouTuberは有料フォントを使っているみたいだね!
ちなみに有料ならモリサワフォントやフォントワークス。毛筆フォントは白舟書体が有名なWebフォントメーカーです。
フォントの種類
日本語フォントにはゴシック体と明朝体(みんちょうたい)という種類があります。
ゴシック体は文字の縦横の太さが均一のわりとメジャーな書体。
明朝体は、文字の縦横の太さに違いがある書体です。
一般的にゴシック体が視認性が高く、明朝体が可読性が高いとされています。
- 視認性…パッと見の認識のしやすさ
- 可読性…文章の読みやすさ
ロゴや看板といったとにかくインパクト重視のデザインでは視認性が高いゴシック体。
長い文章を読んでも疲れづらい可読性重視の文章には明朝体と使い分ければいいでしょう。
Canvaに追加するフォントを用意する
まずはフォントをダウンロードして用意しましょう。
Canvaにフォントを追加する方法をすぐに見たいという方はこちらからどうぞ
フォントのジャンル別にダウンロードページをまとめた記事をご紹介します。
もちろん全て完全無料の商用利用可能なフリーフォントです。
※サイトによっては利用規約が変更される可能性もあります。ダウンロード前に各サイトの利用規約をしっかりご確認ください。
これでCanvaに追加するフォントが用意できたと思います。



これで準備OKだね!
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Canvaにフォントを追加する方法
それではCanvaに自分で用意したフォントを追加していこうと思います。
通常、フリーフォントはPCにインストールすればそれで使えることができますが、Canvaの場合はアカウント画面からインストールしないと追加できません。なのでまずはCanvaにログインしておきましょう。
自分で用意したフォントを追加するには、有料版のCanva Proにアップグレードする必要があります。
有料版Canvaの登録がまだの方はこちらから登録してください。
わからない方はCanvaの登録方法をわかりやすくまとめましたので、こちらの記事を参考に合わせてお読みください。


有料版Canvaにログインしたら「ホーム」→「プロジェクト」から、もしくは「デザインを作成」から画像編集の画面にいきます。
左メニュー「テキスト」→「ブランドフォントを追加」を選択します。


ブランドキットのポップアップが立ち上がるので、フォントから「+ 新しく追加」→「フォントをアップロード」を選択します。


ブランドキットとは「フォント」「カラー」「ロゴ」といった普段使いするお決まりのパターンを登録して再利用するための機能です。
今後はアップロード済みのフォント一覧画面のポップアップが立ち上がるので、ここでも「+ 新しく追加」を押します。


あとはさきほどダウンロードして用意したフォントをアップロードするだけです。
「はい、すぐにアップロードし…」を選択。


これで完了です。これですぐに追加したフォントを使うことができます。


まとめ
まとめです。
今回は有料版Canvaの機能「ブランドフォント」を使った、Canvaにフォントを追加する方法を紹介しました。
フォント選びはコンテンツのデザインにおいて重要です。
ブランドフォントはデザインをより良いものにするために、こだわりたいユーザーのために用意されている機能になります。
有料版Canvaにはこれ以外にも使える機能が沢山あります。
- プレミアム素材
- マジックリサイズ
- 背景リムーバー
- Magic Erase
- Magic Edit
- バージョン履歴など
無料版でも使えますが、有料版Canvaを最大限に使いこなすためにCanvaのことをもっと知っておきましょう。
Canvaについての関連記事がいくつかあります。
今回の記事が「ためになったよ」という方、Canvaについて「もっと知りたい」という方は今すぐ、関連記事をご覧ください。
今回の記事は以上です。



いつもありがとうございます!
またお会いしましょう





