2年半ほど使用していたプリンタが故障してしまいました。メーカーが発表しているプリンタの寿命が3年~5年ほどと言われていますので、想定よりも早く故障してしまったことになります。
故障の原因ははっきりとはわかりませんが、格安の相互インクを使用していたというのもあるかもしれません。
メーカーはエプソンのプリンター。調べると保証期間が1年で、それ以降に修理を頼むと持ち込みで7000円かかるとのこと。
それなら同等の価格の新しいプリンターを購入した方がいいと思い、購入したのがブラザーの「プリビオ DCP-J567N」です。
ブラザー工業
ブラザーは、1908年創業の愛知県名古屋市に本社をかまえる老舗のグローバル企業です。
旧社名は安井ミシン兄弟商会。そうです、最初はミシンの修理業を行っている会社でした。1962年に現在の社名、ブラザー工業株式会社に変更されることとなります。
ブラザーは日本の企業ですが、売り上げのほとんどは海外にあります。その割合は8割を超え、40以上の国や地域に拠点をもちます。
プリビオ DCP-J567N
今回購入したプリビオ DCP-J567N。なぜブラザーのこの機種を選んだのか、それはAmazonで7000円台(参考価格 17820円)で購入できるという価格の安さもありますが、それ以上に多彩な機能を兼ね備えコストパフォーマンスに優れた商品だからこそこのDCP-J567Nを選びました。
また、ブラザーのプリンターは故障が少ないという評判も聞いていたのでそれも決め手となります。
スペック
では、DCP-J567Nのスペックをざっと見てみましょう。
消費電力 | スリープモード:0.8W 待機:0.2W コピー時:18W |
電源 | AC100V 50/60Hz |
サイズ | 横40cm × 縦15.1cm × 奥34.1cm |
無線LAN | 有り IEEE802.11b/g/n |
質量 | 約7.1kg |
発売日 | 2016年9月下旬 |
気になるのは「自動両面プリント」「無線LAN対応」という2つの機能です。この2つの実用的な機能を求めているという人もいることでしょう。
本体サイズは、横幅40cm・縦幅15.1cm・奥34.1cmと2014年モデルと比べコンパクトサイズとなっています。

さらに「インク節約モード」という機能もついています。プリンターを多く使用する場合ネックとなるインク代を節約できるのは嬉しい限りですね。

DCP-J567N 購入
では購入したプリンタが届いたので、箱の中身を空けてみましょう。
プリンタ本体とインクカートリッジ、写真光沢紙L判とドライバソフト内蔵のCD-ROMが付属されています。

こちらが本体。大きすぎず小さすぎず、収納用のラックの上に置くとちょうど良いサイズです。コンパクトながらも適度な重量感があります。


用紙は下の用紙トレイに予めセットしておくタイプです。少なめだとその都度セットしなければならないので、一度に50枚など多めにセットしておくといいでしょう。

セット方法は、用紙トレイに絵入りでわかりやすく書いてあるのでそれを見ればわかると思います。(詳しくは後述)

こちらが裏面

インクカートリッジをセット
購入したままの状態ではインクがセットされていません。付属されているインクカートリッジをセットする必要があります。
セットする手順を見てみましょう。

まずはプリンター本体を電源コンセントにつなげ電源を付けます。するとインクカバーを開けるように画面上に表示されますので、右下のインクカバーを開けましょう。
手動で簡単に開くようになっています。開けると、インクカートリッジ位置にオレンジ色の容器が入ってますが、特に必要ないものなのでこれは捨ててしまっても問題ありません。
続いて付属されているインクカートリッジを取り出します。右側のオレンジ部分をカートリッジ本体から外すわけですが、緑色のピンを手前に引けば本体から外すことができるので外します。

オレンジ部分を外したら、インクカバー部分からインクカートリッジを本体にセットします。カチッと音がするまでしっかりはめ込みましょう。

4種類のインク色があるので、間違えずにしっかり色を揃えてセットします。4色全てセットしたらインクカートリッジのセットが完了です。
インクの残量がなくなったらこの手順でインクを交換しましょう。
インクにはメーカー製の純正インクと格安の相互インクがありますが、プリンターの故障や不具合を考えたら少し価格は高くなりますが純正インクを使った方がいいのかもしれません。
インク選び以外にも「インク節約ソフト」を使い、インクを節約する方法があります。そちらの詳細については関連記事にて紹介しています。
関連記事 : プリンタのインクを節約する方法
セットアップ
続いてセットアップです。用紙トレイに用紙をセットするように促されるので、セットしていきましょう。
まずはこのように、プリンター本体下から用紙トレイを取り出します。

トレイの中身を開けるとこのようになっています。例えば、使用する用紙がA4であれば緑色の調節をA4の位置に合わせればOKです。

緑色の位置を合わせたら、用紙を用紙トレイの中にセットします。今回50枚ほどの用紙をセットしました。

その後、内部クリーニングが自動的に開始されます。

10分ほどでこれが完了、続いて「印刷品質チェック」が開始されます。これで問題なければ全てのセットアップはほぼ完了ですが、問題があるようであればそれを解決する必要があります。

最後に日付や時刻をセットすれば全てのセットアップは完了です。
まとめ
今回は、ブラザーのプレビオ DCP-J567Nを購入したのでそちらを紹介しました。購入したてなので、故障率が低いというのは実証できませんが低価格でコスパが良いのでお買い得な製品といえるでしょう。