動画におけるビットレートとは1秒間に送受信できるデータ量のことです。
データ量が多くなるわけですから映像・音声のデータとして使われビットレートが大きくなればなる程動画の質が良くなります。逆にビットレートが小さくなる程質が劣化していきます。
単位はbps。これはbits per secondの略。1bpsだと1秒間に1ビットのデータが送受信できるということです。
もっとわかりやすくかみ砕いて言うと1秒間の動画にどれほどのデータ量が詰め込まれているかということになります。
目次
「Windows」ビットレート確認方法
確認したい動画ファイルを右クリック→「プロパティ」→「詳細」とクリックします。ここの「総ビットレート」が動画に含まれる全ビットレートになります。
- 「データ速度」… 映像のビットレート
- 「総ビットレート」… 全てのビットレート
- 「フレーム率」… フレームレート (fps)
- 「ビットレート」… 音声のビットレート
ちなみに「フレーム率」がフレームレートです。60fpsだと映像がぬるぬるになるというあれです。
動画に最適なビットレート数は?
動画の画質はこのビットレートと比例します。ならこの数値を上げればいいのかというとそうでもないのです。数値を上げれば上げる程ファイル容量は大きくなってしまします。
YouTubeにあげるのが目的であれば推奨のビットレートが公開されているので参考にするといいでしょう。(2016年8月現在)
参考: アップロードする動画の推奨エンコード設定 | YouTubeヘルプ
KbpsとMbps
両単位ともに1秒間にどれほどのデータ量を送れるかということですが、Kbpsはキロ・ビーピーエスMbpsはメガ・ビーピーエスという単位になります。
- 1Kbps = 1000bps
- 1Mbps = 1000Kbps
です。エンコードする際の参考にしてみて下さい。それでは今回はここまでです。