前回はローカルでWordPressのテスト環境を作るためにXAMPPをインストールしてセキュリティの設定をするまでの記事を紹介しました!
XAMPPについて詳しくはこちらで解説しています。
関連記事 : 「XAMPP」をインストール!MySQLのrootパスワードをコマンドで設定する
今回は簡単にそのテスト環境を構築するためにBitNami for XAMPPを利用します。
▼目次
photo by SaimonTX
「BitNami for XAMPP」インストール
Bitnamiとはパソコンのローカル環境でWordPressやRedmineを簡単に動作させるための環境を構築できるというソフトウェアの事です。
今回テスト環境だけで利用するのが目的なのでこだわりがないですし簡単というならそちらの方がいいでしょう。それでは、「BitNami for XAMPP」をインストール・設定してみましょう!
ダウンロード
まず「BitNami for XAMPP」にアクセスしてみましょう。Windowsの場合、こちらの「Recommended」(推奨) からダウンロードします。
「BitNami for XAMPP」をダウンロードする前にWordPressのバージョンアップあればしておいた方がいいでしょう。
何やらこのような画面になりました。これはアカウントでログインしてもよいですし、下の「No thanks..」を選択してもいいみたいです。
利用規約への同意ですね。英語ですが確認、「OK」とします。
インストール
続いてダウンロードしたファイルを実行します。日本語はないようなので英語にしておきましょう。
▼「Next」を選択
▼インストールするディレクトリの選択画面です。そのまま「Next」を選択
【ポイント】
この選択画面になる前に事前にXAMPPをインストールしておく必要があります。MySQLのrootパスワードの設定も済ませておきます。
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Create Admin accountという画面になるので、内容を書いて「Next」
- 「Login」… WordPress/ログインID
- 「Your real name」… 本名 (適当でOK)
- 「Email Address」… Eメールアドレス
- 「Please enter the existing MySQL password for XAMPP Password」… MySQLのrootパスワード
- 「Enter the application password」… WordPress/パスワード
- 「Retype password」… WordPress/パスワード (再入力)
この時点でApacheやMySQLを動作させていないとこのように表示されます。
XAMPPのコントロールパネルを開きApache、MySQLを動作させましょう。
ここでテスト環境のブログ名を入力します。これは後でもダッシュボードより変更できます!
▼「訳… あなたはメールサポートを設定したいですか?」とくに必要なければそのまま「Next」、必要ならチェックを入れます。
多分Bitnami Cloud Hostingというサービス他にあって、それについての説明がいるかどうかって感じでしょうか。とりあえずチェックは外しておきました。
▼次も「Next」。するとインストールが始まります!
起動します!
すると・・
はい、このように。ローカルにテスト用のWordPressを作る事ができました!この画面を”WordPressテスト環境”としてブックマークしておきます。
確かにXAMPPのインストール・設定だけ済ませてしまえば、Bitnami for XAMPPを使用したテスト環境作りは簡単みたいです。
「WordPressダッシュボード」ログインできない時の対処法
続いて設定ですね。テスト環境のページURLはわかりました。あとはWordPressダッシュボードへのログイン画面の確認と、FTPサーバを使った時のディレクトリ場所を把握しておきます。
ログイン画面にはローカルで作ったテスト環境、右下から入ります。
管理画面英語なんですね。日本語化はできるんですかね。
おやおや、ログインできませんね。メールを飛ばしてもエラーで返ってきてしまいます。
これは困りました・・。
この場合phpMyAdminからIDとパスワードの操作をします。
XAMPPのコントロールパネルから「Admin」で入ります。管理画面からbitnamiが入っているデータベースを選択。次に「_users」→「編集」と選択します。
「user_pass」という所の関数を「MD5」にしてパスワードを入力します。「MD5」はよくわかりませんが暗号する技術みたいな感じでしょうか。
完了です!これでパスワードの問題は一件落着です。
IDも変更する事が可能です。ただし、IDを変更する場合もMD5を設定するとログインできなくなってしまうのでIDにはMD5を設定しません。
テンプレートファイルの追加・編集
テーマのテンプレートファイルを追加したり編集する場所はここになります。
\xampp\apps\wordpress\htdocs\wp-content\themes\
この記事のまとめ
これでローカス上にテスト環境が構築できました!WordPressをカスタマイズする時はホワイトアウトをしないためにも、テスト環境を作る事をお勧めします。
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