Amazonアソシエイトのブログパーツといえばカエレバが有名です。当ブログmechalogでもカエレバを使っています。
先日対応させたAMPページを確認したところ、カエレバで作成した商品リンクがエラー表示をおこしていました。
▼エラー表示されてしまった

AMPページは最初はおまけのようなものだと思い高を括っていましたが、当サイトの場合多いときで1日全体PVの2割ほどを占めています。もしかしたらそのうち3割を超えるのではという勢いです。
AMPに対応化させると通常のモバイルページとAMPページと2つできるわけですが、AMPページの方が優先され表示されるようなのでただ単に通常のモバイルページがAMPページへと移行している割合が多くなっているのもあるでしょう。まだよくわからないことだらけですが、AMPページはそれだけ多くのユーザーに見られる機会が多いのでエラーをそのままに放置しておかなすに早めに対処した方がいいかもしれません。
ということで、今回はAmazonアソシエイト公式の商品リンクを設置してできればカスタマイズをしたいという方向で話を持っていこうと思っています。
なお、カエレバのAMPによるエラーについては調べても情報があまりなかったので、環境によるものもあるかもしれません。ちなみに私の環境はこのような感じです。
AMP対応化 | AMPプラグイン(ver.0.4.2) ※ 不具合のため0.5→0.4.2に戻す |
キャッシュ系プラグイン | Autoptimize |
テーマ | Simplicity2 |
レンタルサーバー | wpXクラウド |
Amazonアソシエイトの商品リンク
Amazon対応だけならと今回選んだのが、Amazonアソシエイト公式で公開されている商品リンクです。記事内に設置するとこのような感じになるパーツです。
[※]こちらは画像です。このように左端に表示されます。

シンプルでいいですが、画像やボタンといったレイアウトが全体的に小さくお世辞にも見栄えがいいとはいえません。それだけなら許容範囲で個人的にはなんら問題ありませんが、カエレバから切り替えて様子を見ましたがなんとなくクリック数も落ちたような気がします。
噂によるとこの商品リンク、英文サイトの仕様に合わせているようでそれによりコンパクトサイズになっているのだとか。しかしこれだと我々日本語のサイトからしたら全体のレイアウトと比べてかなり小さな印象になってしまいます。
確かに日本語と比べると英文は細々として文字のフォントが小さいイメージがありますね。
商品リンクとカスタマイズ
ところで、この商品リンクをカスタマイズすることはできるのでしょうか?画像や「amazon.co.jpで買う」ボタンだけでも大きくすることができるのであればユーザーに与えるイメージはだいぶ変わるかと思います。
Amazonアソシエイトはユーザーにできるだけインパクトを与えてクリック数を上げることが売り上げにつながる最善の策だと私は思っていますし実際そうなのでしょう。
商品リンクのカスタマイズについて色々リサーチして調べた結果、その見解は人によってまちまちだということがわかりました。
カスタマイズしても問題ないけど自己責任でお願いしますといった内容や、貼り付け用コードは改変NGだけどCSSだけならいじってもいいという内容。例えば私のAmazonアカウントがバンするとしたら、大変困りますしより確実な土台で導入しないとなんだか落ち着かないですよね。
商品リンクのカスタマイズについて質問してみた
いくらネットで調べても確実な答えが見つからないというのなら、聞けばいいんです。Amazonアソシエイトのお問い合わせフォームから直接質問してみることにしました。
まずはAmazonアソシエイトの管理パネルにログイン。上メニュー内「ヘルプ」のプルダウンから「お問い合わせ」を選択します。

この画面でわからないことについて質問します。件名はプルダウンから選択できますが、この場合「リンク作成」でいいでしょう。

今回商品リンクについてサポートに質問した内容はこんな感じです。
- 設置したコードを改変することはできるのか?
- CSSでカスタイズすることができるのか?
シンプルにこの2点ですが、サポートに質問すればどこまでがダメなのかはっきりするので思い切って聞いてみました。
質問についての答えは?
答えは思っていたより早く24時間以内に対応してくれました。気になる答えの内容がこちら。

モザイクばかりでわからないやんけ! という感じですが、お問い合わせについての返信メールといえど本来は公開するべきではない情報と思われるので非公開です。
同じニュアンスでお伝えすると…
『Amazonアソシエイトのリンクはそのままご利用いただくようにお願いしています。また、リンクの加工はお断りしております。
リンクの加工により紹介料が計上されない場合、Amazonアソシエイトでは一切責任を負いませんのでご了承下さい。』
といった内容です。
Amazonアソシエイトからしたらできれば提供している商品リンクのまま使用して欲しいということが読み取れます。また、駄目といっていますがはっきりと「禁止ですから」というニュアンスではなくあくまでもグレーといった感じだと私は判断しました。改変による不具合は自己責任ということですね。
まとめ
ということはカエレバやAmazon JSといったブログパーツは建前上は本来はグレーですが、エラーといった不具合は開発者が自己責任で修正して公開しているということでしょうか。おそらくそんなところでしょう。
ということで、自分で全てできるのであれば自己責任で商品リンクをカスタマイズしてもいいということがわかりました。ただし、Amazonアソシエイトに質問した結果『商品リンクの加工はお断りしております。』としっかり明言していますから、あくまでもグレーといったニュアンスになるのかと。
やはり商品リンクはカスタマイズせずそのまま利用するか、カエレバやAmazon JSといったブログパーツを使うのが一番いいかと私は思いました。
今回は以上になります。ありがとうございました。