Androidのスマホで『問題が発生したため、プロセス「com.google.process.gapps」を終了します。』というエラーが頻繁に表示されるようになりました。色々いじったら余計にひどくなっていき終いには2秒ごとにエラー表示されるといったありさまです。
また、アプリの「Google Play開発者サービス」の更新を促されますがしばらく待っていても更新が進まず他にもちょっとした不具合が起きてしまいます。
再起動してもダメですし、このままではスマホを使うことができません。こうなってしまった場合どうすればいいのか対処法を探ってみました。
「com.google.process.gapps」って?
ネットを調べるとこれらのエラーは特別珍しいことではなく、頻繁に起こっていることがわかりました。解決した例があれば結局解決しなかったこともあるようで、やはりGoogle Play開発者サービスが「com.google.process.gapps」のエラーに少なからず関係しているだろうということがわかりました。
また、Googleアカウントの同期も今回のことに関係していることもあるようです。原因については環境によっても違いがありそうですが、考えられることを片っぱしから試してみるしかなさそうです。
Googleアカウント・同期設定
まずはGoogleアカウントの同期設定です。同期が有効になっているのであれば、スマホとパソコン間の同期も有効になっているかと思いますがこれを無効化すれば解決することもあります。
それでは見ていきましょう。「設定」→「一般」「アカウントと同期」を選択。
続いてアカウント「Google」を選択。
Googleアカウントと紐づいているGmailアドレスを選択。
「Chrome」のチェックを外します。環境によっては「ブラウザ同期」という表記になっているようです。
このブラウザ間同期の無効化で解決したという例が多くあったので、まずはこの方法で様子を見てみたらどうでしょうか。
Chromeバージョンを最新に
ブラウザ間の同期を無効化したらエラーが直るわけですから、ブラウザ間の問題があると思いChromeを最新のものにアップデートしました。その後再起動したら私の環境ではエラーがなくなりました。
このようにスマホとパソコン間のバージョンの不一致が今回のエラーになったという可能性は少なからずありそうです。
Google Play開発者サービス
ブラウザ間同期の無効化とChromeバージョンを最新のものにしてもダメなら他に考えられるのはGoogle Play開発者サービスです。
このアプリはエラーになったりバッテリーを大量消費したりスマホ本体の熱の原因にもなっているという噂もありますから、今回のエラーに何かしら関係していてもおかしい話ではありません。
まずは上記の方法を試してみてからになりますが、どうしてもダメならGoogle Play開発者サービスを無効化またはアンインストールするという方法があります。実際に今回のようなエラーがアンインストールすることで直ったという例もあるそうです。
ただしあまりお勧めはできない方法かもしれません。なぜかというとGoogle Play開発者サービスは他のGoogleサービスアプリを動かすために必須ともいえるアプリだからです。
Androidにプリインストール(工場出荷前状態からのインストール)されているアプリで、他のGoogleサービスアプリにとってこのアプリがないとアップデートできなかったりエラーといった不具合を誘発してしまう可能性があります。
そのことから、今回の「com.google.process.gapps」エラーを回避するためにGoogle Play開発者サービスをアンインストールしたとしても他のエラーを引き起こしてしまう原因ともなってしまうので出来ればこの方法はあまりしない方がいいかと思われます。
まとめ
今回のエラーはChromeを最新バージョンにすることで解決できました。これが原因でGoogleアカウントのブラウザ間同期がエラーになり、「com.google.process.gapps」エラーを引き起こしていたというのが個人的な見解です。
前述したようにGoogle Play開発者サービスの無効化またはアンインストールは、色々な方法を試してどうしてもダメというのなら最終手段として試してみるといいでしょう。
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