私が今パソコンで使用しているのはChromeブラウザです。ちなみにキャッシュはChrome拡張を使い定期的にキャッシュしています。
Androidにもキャッシュはありますが、ずっと放置していたためか動きがだいぶ遅いように感じます。今回Androidのキャッシュ削除方法を確認したのでそちらを紹介したいと思います。
photo by Scott Akerman
▼この記事の目次
キャッシュとは?
何度も通信するようなアプリは2回目以降からは通信の読み込みが簡略化されできるだけ高速に読み込めるようにデータの一部はキャッシュとして保管されます。
Chromeブラウザだってアプリケーションソフトなので一度見たWEBサイトの画像などは次回からの通信は読み込みが早くなるようにキャッシュとして自動的に保管されます。ブラウザではじめて起動させるページよりも2回目以降の読み込みが早いのはこのためです。もちろんパソコンのChromeやEdge (IE)、Firefoxなどのブラウザにも同じくこのキャッシュ機能があります。
キャッシュは蓄積されていくと負担となる
キャッシュの機能は2回目以降の読み込みを高速化できるという効果がありますが、データなのでやはり蓄積されていきます。蓄積されてキャッシュがたまると今度はスマホに負担がかかり動作が遅くなってしまいます。
キャッシュの削除方法
Android4.2からAndroidアプリのキャッシュ削除機能が搭載されているようです。それ以前のAndroid OSバージョンではキャッシュを削除するためにアプリが必要だったそうなのでアプリ不要になった事でだいぶ楽で使いやすくなりました。
ちなみにアプリのキャッシュを削除する事によってアプリのデータには影響を与えないようなのでキャッシュは削除しても問題はありません。
アプリのキャッシュを削除するための操作方法はとても簡単で、携帯端末の「設定」からわかりやすい操作でキャッシュを削除する事が出来ます。動作が重いと感じた時は削除すると動きが良くなるので定期的に実行すると良いでしょう。
Androidアプリのキャッシュ一括削除
▼「設定・サポート」→「設定」から入ります。
▼「一般」タブを選択、「ストレージ」を選択します。
▼「キャッシュされたデータ」を選択します。
▼ダイアログが表示されるので「はい」をクリックすれば完了です。
画像は2回目に実行したものですが、一回目の削除はずっと放置していたためかキャッシュ削除が完了されるまで1分ちょっとかかりました。その後少しブラウザを利用してキャッシュを削除してみるとすぐに削除は完了されたので、キャッシュがたまっている程時間は少しかかると思います。
アプリごとのキャッシュを削除する
指定してアプリごとそれぞれキャッシュを削除するには先ほどの「設定」→「一般」→「ストレージ」から「アプリを」選択。
▼するとアプリが一覧表示されるので、アプリを任意で選択します。「キャッシュのクリア」をクリックすればOKです。
Chrome for Android
こちらの手順はAndroidのChromeブラウザ個別のキャッシュの削除方法です。ちなみに確認したら「Androidアプリのキャッシュ削除」でアプリキャッシュが一括削除できるようなので、前述の手順でもCromeブラウザのキャッシュが削除されます。
この手順はChromeブラウザのキャッシュのみの削除方法になります。
▼Chromeブラウザ右上の「3つの点マーク」をクリック、「設定」を選択します。
▼「プライバシー」を選択します。
▼一番下の「閲覧履歴データを削除する」を選択します。
▼「キャッシュ」にチェックが入っているのを確認して「クリア」をクリックすれば完了です。デフォルトで「キャッシュ」にチェックは入っています。
この記事のまとめ
以上スマホのキャッシュの削除方法についてでした。一括削除したら確かに動作が軽くなったような気がします。
Androidの動作が重いと感じた時はもちろんですが、定期的にキャッシュは削除すると良いでしょう。