アドセンスの広告で結構な頻度で表示されるのがテキスト広告。実はこの文字色って変えることができるんです。
この色による効果って思っているより大事で、色によって人が受ける印象が異なります。一般的によく知られているのが赤色が購買意欲を高める効果があるとか。
食欲を抑えるという色もあるようです。そのうちの1つが青色。
ちょっと思い切った例えですが、青い色したチャーハンが出てきたら腹ペコであっても一気に食欲がさめてしまいそうです。このように色によってそれを見た人に与える印象は大きく違います。
アドセンスのテキスト広告の文字色を変えるとしたら何色が適切なのでしょうか?つまり何色が一番クリックされやすいのかということです。
クリックされやすい色
これについて色々調べてみるとよくあげられるのが緑、オレンジ、赤、青の4色です。緑が一番良いって言っている人がいれば、オレンジが一番良いと言っている人もいます。
結果的にこのいずれかの色であればそれなりの効果が期待できるということです。確かにネット上のボタンやリンクの色でこの4色以外の色をあまり見ることはありません。例えば紫色のボタンがあったとしてもクリックするのを躊躇してしまいそうですからね。
どの色がいいとは一概には言えませんが、サイトの色と全体のバランスに合わせておけばいいのではないかと思われます。
AdSenseヘルプを確認
次にAdSenseヘルプの「効果的な広告スタイル」ページを確認してみましょう。このようにすれば効果的な広告効果を見込めることができますよ。というGoogleからのアドバイスが書いてあります。
ポイントはサイトの色に融合させるという方法があり、この方法が一番ベストのようです。例えば白色の背景だったらそれに馴染ませるように広告背景も白、枠線も白といった感じでしょうか。サイトのリンク色とも合わせたほうがより効果が高いとのこと。
またサイト色に融合させるという方法だけでなく、サイトを引き立たせる、コントラストを付けるというテクニックもあるようですよ。

テキスト広告の色を変える
どちらにしろサイト全体の色のバランスに合わせるというのがポイントとなってきます。これはサイトによって違うと思うので、当サイトを例にして見てみましょう。
サイトのテーマカラーとしてメニューバーや見出しを緑色。サイト内検索のボタンを薄い赤色。

リンク色はちょっと調節して薄い青系の色にしています。あとはシンプルに白色です。

この色に合わせてテキスト広告の色を変えようと思います。
アドセンスにアクセス。上メニューから「広告の設定」→ テキスト広告の色を変更したい広告をクリック →「テキスト広告のスタイル」をクリックします。
広告スタイルはいくつかありますが、「デフォルト」はこのようになっています。

背景・枠線
ほとんどのサイトが白色背景だとおもいますので、その場合はデフォルトのまま両方白色でいいでしょう。
サイト色が付いているのならその色に合わせます。
広告見出し
次にパッと目につく「広告見出し」を変更してみましょう。おそらく訪問ユーザーはこの青色の「広告見出し」の色を見慣れているので、これで「広告見出し」を赤色や緑色にするとちょっとした違和感があるかもしれません。
なのでここは青色のリンク色と合わせます。
テキスト
パッと目につく「広告見出し」と比べるとインパクトで劣るので、ここは「広告見出し」を引き立つように色を変更しましょう。
デフォルトでは真っ黒なので、これを薄めの黒色に変更します。こうすることでよりお互いが引き立つ効果がありそうです。
当サイトの場合薄い青色をリンク色に使っているのでそれに合わせるというのもあります。
URL
ネット上を拝見すると以前はデフォルトで緑色の設定だったようですが、今では灰色に変わったようです。緑色だとサイトのバランス的に合わないとかでしょうか。
当サイトのテーマカラーは緑色なのでそれを元に薄い緑色をURLの色にしておきました。
最終的にこのような色設定になりました。
まとめ
ちょっとシンプルというかあまり変わっていない気もしますが、訪問ユーザーは他のサイトも見てデフォルトのテキスト広告の色に見慣れているので自分のサイトの色だけでなくデフォルトの色にもある程度合わせないと違和感を感じてしまいますからね。
さっきも同じことを言ったような気がしますが、色を変えたことで逆効果になっては意味がありませんからね。たかが色でもされど色。慎重に設定しておきたいところです。
この設定を戻したいという場合は「テキスト広告のスタイル」でいつでも戻すことができますよ。