1つ目のサイトが軌道にのってきたら、2つ目以降のサイトも運営するという場合があるとしましょう。このとき、サイト運営者は新規のサイトにも広告を表示させたいと思うはずです。
広告の収益化もありますが、新規で運営する場合の収益化はまだ期待できないでしょう。アドセンス広告を全く貼っていないサイトに比べると貼っているサイトの方がそれなりのサイトに見えるというのもあります。
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▼目次
その証拠に、調べ事をしていると個人・企業サイトの規模にかかわらずほとんどのサイトがアドセンス広告やAmazonアソシエイトといった広告を入れています。
アドセンスはサイトの範囲だけにとどまらずYouTubeやアプリにも表示されていますし、広告主の業種・種類も豊富です。そういった意味でもコンテンツ運営者側、広告主側の両者で普及がひろがっているのがわかります。
アドセンス審査・厳格化
アドセンス広告を貼るには、1つ目のサイトは審査が必要です。しかもアドセンスの審査は年々厳格化しているといわれています。
特に2016年8月以降から一層厳格化になりました。最近では不合格の連続で苦戦している運営者もいるようです。
審査不要のASPがある中で、やはりアドセンスは一線を画す存在だといえるでしょう。
2つ目以降のサイトは
このように今では審査が厳しくなっているといわれていますが、一度審査に通っている運営者が2つ目以降のサイトでアドセンスを設置するために再度審査をする必要はありません。
追加するサイトを登録
デスクトップ版のアドセンスに「ログイン」します。右上の「風車マーク」→「設定」を選択。
左側メニューから「自分のサイト」→「サイトを管理」を選択。
審査が通ったサイトのドメインが1つ表示されているはずです。ここに追加したいサイトも登録します。「+」を選択。
追加したいサイトのドメインを入力し「サイトを追加」を選択。
これで追加が完了しました。
他に運営しているサイトがあればさらに追加することもできます。
これで2つ目以降の運営サイトも認証されました。
1つ目の運営サイトで使用していた広告ユニットをそのまま使えることもできるようですが、そのまま使いたくないという場合は新規に作成するといいでしょう。
スマートプライジング
「これで、複数のサイトでアドセンスが貼れるようになった!バンザイ、バンザイ」というわけにもいかないのです。
考えなければならないのがスマートプライジングです。
スマートプライジングとは、クリック単価を引き下げるように調整されている機能です。広告主のための用意されている機能といえます。
同じクリックなのに1クリックあたりの単価が違うのはこのスマートプライジングによるものです。
単価が下がらないようにするためには、ユーザーが広告と認識した上でクリックしてもらう必要があります。つまり誤クリックの防止で、この機能は広告主を守るための機能といえます。
また、コンテンツの質もスマートプライジングに関係しているといいます。アドセンスはアカウント単位の評価になるので運営したてのサイトにアドセンスを貼るとこの機能により評価が下がってしまう可能性があるのです。
まとめ
アドセンスは一度審査に通ってしまえば複数のサイトで広告を貼れるということがわかりました。ただし、スマートプライジングの問題を考えておかなければならないでしょう。